[レンジブログ 前回のあらすじ]

パンパシフィックの朝食ビュッフェを紹介します。多国籍料理が並び、どれもとても美味しく、お腹一杯に食べることができます。

[前回の記事]
【レンジブログ12】パンパシフィックホテルの朝食。食べ過ぎ必至、絶対おすすめ!

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

[レンジブログの第一話はこちらから]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

 

【レンジブログ13】50代男性とフィリピーナの夜。焼肉牛門Gyumonについて。

 

「プルルルル、プルルルル」 「プルルルル、プルルルル」

 

内線だ!

 

私は飛び起きて電話に出る。田原さんだ。まだ曇った視界で時刻を確認すると、もうすぐでちょうど正午だった。

 


[宿泊したパンパシフィックホテルの室内写真。部屋の中は広く、デスクスペースもありベッドの質感も大変良い。]

 

田原「ごめーん。遅くなった、今起きたところ。レンジさん起きてる?」

 

私「あっ、はい。起きてます。」

 

田原「ごめんねー!30分後にロビーでも大丈夫?」

 

私「はい、大丈夫です!」

 

外はすっかり陽が昇っており、すでに気温は最高に上がっているようだった。私は身支度と外出準備を改めて整え、時間に間に合うようにロビーへ向かった。

 


[パンパシフィック エントランス チェックアウト時間の頃はかなり混み合う]

 

ロビーは昨夜の様子とは変わり、たくさんのチェックアウト待ちのお客さんで賑やかだった。

 

しばらくすると、田原さんとパーリーもロビーに現れた。あー、いいな、パーリーは今日も美しい。この辺りでは珍しい女性のスーツ姿、ヒールがまた素敵だ。

 

二人とも元気そうではあるが、特に田原さんはげっそりしているようである。

 

田原「レンジさん、朝食食べた?」

 

私「はい、しっかりと頂きました。」

 

田原「そっか。俺たちまだ何も食べてたいんだよね。」

 

パーリー「お腹空いたよ」

 

田原「どうしようか。パーリー、お肉でも食べるか?」

 

パーリー「Yes、焼き肉が良いー!」

 

田原さんとパーリーは少し相談して、ホテルの一階にある牛門(Gyumon)という焼肉屋に行くことにした。私はお腹がほとんど空いてなかったが、とにかくついて行く。

 


[パンパシフィックホテル1Fにある焼肉牛門]

 

牛門はこの界隈では、私も一番美味しいと思う焼肉屋である。牛肉のクオリティは高く、日本の平均的なお店と比べても遜色ない。何よりここの米が美味い。おそらく日本米で日本人好みのもちもちとした食感と食味である。価格帯は、三人で普通に食事して計5,000ペソくらいだろうか。日本円で考えると、日本の焼肉屋とそれほど変わらない。しかし、現地での食事のクオリティと価格を考えれば十分納得できるものである。

 

店内には我々と他に二組の客がいた。内一組は、中年韓国人男性二人と現地美人女性一人、私は終始この三人が気になった。その二人の男性は昨夜エントランスで見かけた覚えがあったからだ。

 

田原さんとパーリーは次々に注文をして、美味しそうに食べている。私はほとんど眺めるだけで、たまに焼け過ぎて二人が見放した肉を少し頂いた。

 

田原「はー、食った。ホテルの朝食食べたかったけどね。」

 

二人はすっかり満腹、満足したようだった。会計は田原さんが済ませ、お店を出た。

 


[パーリーは牛門の向かいにあるホテル内のカフェの写真]

 

パーリーは牛門の向かいにあるホテル内のカフェで、一人コーヒーを注文しているようである。

私と田原さんはホテル外のスモーキングエリアへ向かい、タバコに日を付ける。

 


[パンパシフィックホテル 外のスモーキングエリアの写真]

疲れを隠せない田原さんに声を掛ける。

 

私「大丈夫ですか?」

 

田原さんはため息を付き、指を四本突き上げ手のひらを私に向ける。

 

田原「計四回よ!あの後、三回(怒)。風呂行く前、寝る前、起きた後のさっき」

 

私「ええっ」




田原「パーリーはさ、基本的に椅子に座りたがるのよ。なんでだろうね、こちらは腰が痛くてさ。あと、変な癖もあるから大変!」

 

私「ええっ」

 

田原「パーリーは、”イスノプレイ”って言ってるんだけど、それがまた彼女なりのルールがあって…」

 

田原さんが辛そうにパーリーとの夜のことを話していたが、私は鼻血が噴き出る思いだった。

 


[レンジの想像の絵]

 

私は、出来る限りの苦笑いで返し、男として強く同情していることを田原さんに伝えた。

 

田原さんは10年前くらいにパイプカットしたらしい。それ以来、男の力が倍増したとのこと。しかし、年齢による体力低下にはなかなか勝てず、今回のようなことは渡比ごとにあるらしい。

パーリーは日本での田原さんのことはほとんど知らない。もちろん手術のこと、日本に家庭があること、お子さんがもうすぐ大学卒業すること。田原さんの日本での出来事は何も知らない。

彼女はただ田原さんのことを愛し、彼と過ごす時間を愛しているとのこと。

 

彼女には、ここで出会った運命の人。外国人のおっさんであることは全く問題ない。

 

田原さんは日本でのことがバレたらパーリーに殺されるといつも笑って言っている。

 

大変だな。私も男としてそのような状況を楽しみたいものだが。やめておこう。

 

パーリーにもお子さんが居るのは知っている。十代で産んだという例のフィリピンスタイルである。パーリーも例外ではなく、子どもの父親、当時のボーイフレンドは行方不明という。

はぁっ、私含めどの登場人物もヒドい。

 

[次回タイトル] フィリピンでのビジネス、取引先の銀行について。

[次回あらすじ]
田原さんの現地会社の取引先銀行の一つに向かう。場所はマラテからマカティへ。おすすめの銀行についても紹介。

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