[レンジブログ 前回のあらすじ]

マニラの出会いの場所は、KTVやゴーゴーバーなどいろいろなところがある。しかし、そのようなところよりも断然おすすめだというところがあるらしい。

[前回の記事]
【レンジブログ26】ラカフェ LaCafe やゴーゴーバー GoGoBar より面白いところがあるらしい

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

[レンジブログの第一話はこちらから]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

【レンジブログ27】女性と出会う場所、通称アパート。現地ガイドが必要な危険地帯へ

 

田原「マークね。レンジさんがあのアパート見たいって。女の子のアパートね、あの辺いくつかあるでしょ、見せてあげたいのだけど。見るだけね。」

 

マーク「女の子、アパート、OKOK! そう、見るだけダイジョウブ!」

 

よし、行ってみればわかる。何事も勉強、行ってみましょう!

 

マークは渋滞とクラクションの中、強引に白いタクシーを捕まえ、ドライバーと何やらタガログ語で話している。ドライバーは高齢の男性、マークは知り合いなのだろうか、二人はいきなり楽しそうだ。

 


[アデリアティコ通りは深夜でも賑やか]

 

話がまとまり、田原さんと私が後部座席、マークは助手席に座った。向かう先はどうやらマカティの方面らしい。

 

マラテを出発、タクシーを走らせる。周囲の様子は、未だ交通量は多い。どこも渋滞でやはり時間はかかりそうだった。

 

それでも徐々に渋滞を抜けて、車はスムーズに走り出した。

 


[主要な道路を抜けると車の流れはスムーズになった]

 

それにしても、乗り心地が悪い、いや、所々舗装されていない道路を走っているためだ。

幹線道路を抜け、次第に周囲はローカルな雰囲気に。

 

マークとドライバーが時々、タガログ語で話をしている。田原さんは理解しているが、私には全くわからない。どこへ向かうのかも。

 

街灯が少ないエリアに入ると、いつも少し不安になる。タクシーの中であれば大丈夫だろうが。

 

まるで内戦が終わったかのような傷んだ道路、周囲はボロい平屋の建物、壊れかけている民家と商店、人通りはほとんどない。ネオンなどが光っているはずもない、暗闇に潜む貧しい住宅地を進む。

 

それも観光の一つとして楽しい。良い勉強だ。

 

と、この瞬間までは暢気に思っていた。

 

 

マーク「ツイタ」

私「えっ!?」

 

まだ道の途中ではないのか。何だか見覚えある場所も通ったような気がしたが、まさかここで降りるの!?

 

危険地帯だという雰囲気満々過ぎる。私は一般の日本人観光客。もちろんまだ死にたくなくて、これはいくら観光と言っても、ハードル高すぎるでしょ。

 

街灯は少なく、とにかく暗い。止まってはいけない、恐怖を覚えるローカルな場所だった。外国人の姿は皆無。タクシーから降りようものなら、一瞬で襲われそうだ。殺気が出過ぎている、ここはヤバすぎる。

 

まさか。

 

私はこういう新しいパターンで誘拐されたのか?田原さんとマークと運転手はグルだったのか?最悪をさらに斜め上行く被害妄想が背中から脳を走り、緊張感と恐怖に襲われる。

 

今まで自分でも感じたことのない野生の感が急に出てくる。殺されるならここだ、ここは危な過ぎる。

 

私(心の中)「人生ミスったー。私はマニラ初心者なんだから、マカティかマラテで大人しくKTV巡りしておけば良かった…。ダバオとか行ってみたかったな…。」

 

田原「レンジさん…ここヤバいでしょう。俺も最初はビビった。」

マーク「タクシー出たらハナレナイデ。ここアブナイ。」

 

私(心の中)「やめて、みんな小声、ガチだ…」




マークと田原さんが外に出る。私も後に続くが、怖い、怖っ!ガクブルだ。二人にぶつかりそうな近い距離でついて行く。マラテの喧噪がすでに恋しい。明らかに空気が違う。

 

タクシーを止めた場所から通りを横切り、向かいの民家へ向かう。

 

マーク「ココ」

 

 

えっ!?ここ?こんなの普通の民家の入り口でしょ。誰の家?入って良いの?本当に?

 

失礼します。

 

中に入ると小柄な中年フィリピン人男性がいた。エントランスには水槽が置いてあり、蛇の様なものを飼っていた。

 

そのおっさんに促され、奥へ入ると…。二十畳ほどのだだっ広い空間があった。部屋の四端には赤いソファーが隙間なく配置されている。その一番入り口側に私達は座った。

 

おっさん「レイディース!」

 

おっさんが大きな声を出しながら部屋の奥に消えて行った。

 

 

[次回タイトル] 女性と出会う場所、マニラのアパートは危険地帯だった

[次回あらすじ]
謎のアパートという場所にやってきたレンジ。そこでは現地女性と出会える場所だった。

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