[レンジブログ 前回のあらすじ]

Laカフェでビジネスミーティング。その後、Laカフェを出ると、ザリから「I miss you.」というメッセージが。

[前回の記事]
【レンジブログ67】フィリピーナと日本人、Laカフェでまさかのビジネスミーティング

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリー仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

レンジブログを序章から読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

レンジブログ第一章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

レンジブログ第二章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

【レンジブログ68】マラテのKTV19歳フィリピーナを口説く。夜遊びの言い訳は!?

 

三人で歩いてホテルまで戻ってきた。

 

ザリからのメッセージを受け取った私は、困惑していた。

なぜに「I miss you.」なのだ。

昨日の件は、彼女も目撃したはずなので、絶対に不快な思いを私に抱いているはず。それなのに、なぜ。

やはり、私を見限り、単にお客として営業をかけているのだろうか。

わからない。わからないから余計に彼女に会いたくなってくる。

 


[パンパシフィック前]

 

田原「さて。これからどうしようか。レンジさんはまだ何処かへ遊びに行くの?」

私「そうですね。どうしても今夜会っておきたい女性がいまして。」

田原「昨夜の二人組じゃなくて? また別の子?」

私「はい。別の子です。」

パーリー「レンジさん、あなた、ヤバイんじゃないの。」

私「いやー、私は皆友達のつもりなんですけど。ごめんなさい。」

 

パーリーの蔑んだ目が辛い。

私も悪気があって、入れ替わり女性達と一緒に過ごしている訳ではないのだが。

一応、事情を説明し、この後一人でも良いので行ってきますと伝える。田原さんとパーリーはケソン往復の疲れもあり、この日も早めに休むとのこと。

明日のロビー集合は午前11時を確認して、パンパシフィックホテルの前で、お互い「おやすみなさい」と言う。二人は通りに消えていく私を見送ってくれた。

 

さて。

向かうは、ザリが働くKTV サオリ。私は彼女のことがやはり気になっていたので、昨日も少しでも時間があれば訪れたかったが、一晩中ポニーとその親友の相手をしていたのでそれは叶わなかった。

そして、その別れ際を、ホテル前でザリに目撃されたのだ。

何と言い訳をしようか…。

 


[KTV サオリ SAORI 前]

 

私は、考えがまとまらないまま、入店。二階へ上がる。

ウェイティングスペースの女性達を見ることができない。ザリとここで目が合ったら、気まずさでブッ倒れてしまう。

 

店内ではいつものように元気な「イラッシャイマッセー!」の挨拶で迎えられる。私は奥の中ほどの席へ通された。

そして、ママがすぐに挨拶に来た。

 

ママ「こんばんはー! レンジさん元気? あのあと大丈夫だった?」

私「はい。やっぱり雨に濡れましたけど、大丈夫でした。あっ、あとボーイフレンドの方にご馳走様でしたと再度お伝えください。」

 

この日、オカマのジェーンは働いていないらしい。私は彼に対しても気まずさMAXであるので、一応ほっとした。当然、ママにはその出来事は到底言えない。

参考記事
【レンジブログ61】現地のオカマをホテルの部屋に招くと、とんでもない展開になった

 

ママ「昨日はどうしたの? ザリ、寂しがっているよ。」

 

私は、昨日の日中の事を伝え、忙しくてお店に来れませんでしたと言い訳した。ママは「わかった。良いよ良いよ」と、とりあえず今日また来店したことを喜んでいるようだった。

 

ドリンクをオーダーし、ザリを指名する。

 


[KTV サオリ店内 この時座っていた席より]

 

そして、すぐに彼女は現れた。

 

ザリ「Hi.」

私「Hi, I’m sorry to be late.」(やあ。遅れてごめんね。)

 

ザリ「I saw you this morning.」(私は今朝あなたを見ました。)

 

ザリは、さっそく本題を振ってきた。彼女の表情は普通のようだった。

私も、「あなたを見ました、だけど、あなたは通りの向こうへ行ってしまいました。」と伝える。

 

するとザリは、「ただ恥ずかしかった」と言う。

何が? と聞くと、彼女はその時一人、突然私と二人っきりになることが恥ずかしかったと言う。

 

 

 

 

 

 

ん?

 

 

もしかして…

 

 

 

見られてない?

 

私「Where and When did you see me?」(どこでいつ私を見ましたか?)

ザリ「You were alone on the street. And front your Hotel diba.」(あなたは通りで一人でした。あなたのホテルの前でしょ。)

 

 

 

見られてない!!!

いーっよっしゃああぁぁ!!!

私はブススロットルをフルに上げた。

 

ザリの話を詳しく聞くと、私が一人でホテル前をエントランスに向かって歩いている姿を見たと。そして、その気配を感じた私が振り返り、彼女を見た。しかし、「ホテル」という場所のため、例えエントランス付近でも明け方に男女が二人っきりになることが恥ずかしいと感じたため、私の視界から姿を消したのだと言う。

なるほど。つまり、

私がポニーとその親友を見送った直後に、ザリの視界に私の歩く姿が入ったということ。私がブスな笑顔でフィリピーナ二人をホテル前で見送っているところは見られていない、ということだった。

 

ザリ「Sorry, Range. And I drunk too much last night.」(ごめんね、レンジ。あと、昨夜は飲み過ぎました。)

 

ザリは、どうやら私の不都合なところは全く関知していないようだった。私はとりあえず安心した。

よかった、よかった。このまま彼女へのアプローチを再開できる。ブススロットルは全開のままだ。

 

私「I’m sorry not to come here last night. I was little busy today also.」(昨夜はここに訪れることが出来なくてごめんなさい。今日もまた少し忙しかったです。)

 

ザリ「It’s okay. I understand. You start business here diba.」(大丈夫です。理解しています。あなたはここでビジネスをスタートするでしょ。)

 

私は彼女に「これから仕事で忙しくなる。マニラに訪れる頻度も増える。」と伝えていた。その発言からも、彼女の私に対する好意は大きくなっていたのだろう。

彼女の表情は軟らかかった。

 

とりあえず、レディースドリンクをオーダーしてもらい、二人で乾杯した。一日ぶりの再会を二人で喜んだ。

 

そして、私達は日中の出来事をお互い話したり、さっきはハーバービューレストランでディナーを食べたことを話したりした。次回は、ザリと二人で一緒に行こうねと約束もした。

 

あー、ザリ、やっぱり可愛い。おっさんは彼女にメロメロだった。

 

私「And I visited LaCafe just now.」(そして、私はさっきLaカフェを訪れていました。)

 

 

ザリ「What? LaCafe?」(何? ラカフェ?)

 

私「You don’t know? LaCafe is very popular bar in Manila diba?」(知らないの? Laカフェはマニラでとても人気のバーでしょ?)

 

ザリ「I don’t know. Wait… BayCafe!? Are you sure!? Before LaCafe!?」(わかりません。待って…、ベイカフェ!? 本気で言ってるの!? 前はLaカフェのとこ!?)

 

私「Yes! I like there!」(はい! 私はそこが好きです!)

 

 

 

私「い” た” っ!! (痛” っ!!)」

 

瞬間、ザリは鬼の形相で私の肩をグーパンチで強打してきた。

 

そして、彼女はタガログ語で何か叫びながらテーブルのウィスキーボトルを手に取り、私に叩きつけようかと振りかぶる。

19歳のか弱き乙女フィリピーナが鬼神のごとき振る舞い。

ザリは一瞬で殺気に満ち、私はここで命を失うのかと思った。私たちのBox席スペースが凍りつく。

 

そう、私はザリの地雷をいとも簡単に踏んでしまったのだ。全く前を見ずにフルスロットルのままだったのだ。

 

この後は、皆さま御承知の通り、私の平謝りの時間である。

私は、Laカフェの雰囲気がただ好きなこと、女性をデートに誘ったことは一度もないこと、お酒を飲んで音楽を聞いて、色んな国籍の人と話をするだけだと、必死で伝えた。

今夜も友達夫婦と三人でお酒を飲みに行っただけ。もし後ろめたいことがあるなら、絶対にこのような場で話はしません。だから信じてくださいと、何度も伝えた。

 

しかし、彼女は全く怒りが収まらない様子だった。

店内で異常に怒っている彼女を見かねたママが、一緒に席について事情を聞き、私のフォローをしてくれる始末。

 

私はとにかく今、あなただけにアプローチしています、もし他に女性がいるならここには来ていません、あなたのことが本当に好きです、と伝え続けた。

 

ザリの怒りが収まるまで一時間近くはかかってしまった。

 

そして、ようやく怒りが収まり、私の話を聞いてくれるようになった頃。

 

 

ショータイムを挟んで、ここでチャンス!

話題をしっかり切り替えることができるネタを私は持っていた。

 

そう、あのオカマのジェーンのことだ。

 

私はこの時、ザリにジェーンとの間に起きた壮絶な経験を話した。

あのアフターの後、ホテルまで送ってくれたあと、彼が部屋に上がり込み、危うく襲われそうになったこと。しかし、何とか説得して何もなく帰って行ったこと。

 

ザリは話の途中でクスッ、クスッと笑うようになり、話の後半では爆笑していた。

 

ザリ「You should be more careful here. Okay?」(ここではもっと注意してね、わかった?)

よかった。彼女の機嫌が治ったようだ。

私の衝撃的な体験記がこのような場で役立つとは。何事も経験である。

 

ザリには一応、彼のプライベートな話なので皆には内緒にしてくださいと伝えた。

彼女は了解し、私のアプローチを再び受け入れてくれているようであった。

 

そして、閉店の時間。私は伝票を受け取り、会計を済ませる。

 

と、ここでザリが私の手を握り、聞いてきた。

 

ザリ「Are you busy later?」(後で忙しいですか?)

 

 

私「No I’ll just go back my hotel.」(いいえ。ホテルに戻るだけです。)

ザリ「I see. Take care.」(わかりました。気をつけてね。)

 

 

私は、彼女の妙な雰囲気を感じ取り、思わずブスな誘いをしてしまう。

私「If you’re okay, can I see you later? In my hotel?」(もしよかったら、後で会えますか? ホテルで?)

 

彼女が再び黙る。また、地雷を踏んでしまったか? しかし、彼女の表情は軟らかかった。

 

ザリ「Yes. Okay.」(はい。大丈夫。)

 

[次回あらすじ]
ザリは仕事後、レンジのホテルに来ると言う。彼女の返事は嘘か本当か。マニラ最終日、まだ事件は起こるのか。

 

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