[レンジブログ 前回のあらすじ]

現地で出会って恋をしたフィリピーナのマリー。彼女へのアプローチは、なんとか成功したようだが、今後の展開はマニラに再び場所を移すことに。

[前回の記事]
【レンジブログ70】フィリピンパブのフィリピーナにガチ告白、果たして返事は!?

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

レンジブログを始め(序章)から読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

レンジブログ第一章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

レンジブログ第二章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

 

[レンジブログ第三章 あらすじ]

現在から約三年前、マニラにてビジネスをスタートさせたレンジ(私)。日本に在住しながら、週末や有給休暇を利用してマニラへ頻繁に渡航するようになる。

現地には長期滞在することもあり、忙しい日々を送っていた。日本もマニラも、仕事の面はとても充実していた。

しかし、肝心の女性関係については、それはもう、それはもう…。

この三章では、フィリピーナとの恋愛にモゲまくり、散らかしまくるレンジをお見せできるかと思います。

そして、この章の後半では、皆さんお待ちかね、「あの男性」との出会いも紹介していきます。つまり、2015年~2017年ころまでの成り行きを書いていきますので、おそらく、レンジブログとしては一旦、最終章となる予定です。

 

それでは、レンジブログの第三章をスタートさせて頂きます。

 

【レンジブログ71】マニラでビジネススタート。フィリピーナのコンサルティングで法人設立。

 

ここ最近は、ほぼ月二回のペースでマニラを訪れていた。

当初の頃のようなワクワク感は薄れていたが、それでもマニラへ向かうこと自体はとても楽しかった。

日本に帰ってきてしばらく「ホッ」としていても、またすぐにマニラへ行きたくなる。

 

フィリピーナであるパーリーのコンサルティングを受けながら、日本とマニラでビジネス準備。大変忙しい日々だった。

 

マニラに滞在中、日中はほとんど彼女とミーティング。彼女も他の仕事で忙しいはずなのに、田原さんの関係上、私に付きっきりで対応してくれる。

本当にありがたかった。

私が帰国し、日本で仕事をしているときも、絶えず彼女と連絡を取り合っていた。

 

パーリー「サインの代筆なんて、絶対ダメだから! レンジさん、また来週もマニラに来られる!?」

私「はい…。行きます。行けます。行かしていただきます。」

 

初めての海外ビジネス、各種手続きとサイン文化、わからないことばかりであったが、その都度フィリピーナの彼女がサポートしてくれた。

 


[現地コンサルティング会社代表、レンジのアドバイス役のパーリー]

 

彼女は、やはり大変優秀で日本人以上に気の利く仕事ぶり。私も常に助けられたし、またよく叱られた。

マニラでは、彼女はほとんど私の母親役となっていた。彼女の存在がなければ、私のマニラビジネスは有り得なかっただろう。本当に感謝である。

 

パーリー「レンジさん、しっかりこの書類読んでおいてね! あと、あなたのサインがほしいところ、まだまだ残ってるから!」

 

用意する書類は膨大で、Notary Public(日本の公証役場のようなところ)など、公的な場所へもそれぞれ二人で出向く。

永遠に続くのかと思われる手続きと、書類提出、各種申請料金や税金の支払い。

大変だとはわかっていたが、やはり大変だった。

 

それでも、パーリーのサポート開始から2ヵ月ほどで、現地法人登記完了、それと同時に進めていた法人口座開設も無事に終わった。

その他、SEC、BIR、Business Permit、Govement Insuranceなどもそのほとんどが手続きを完了していた。

また、パーリーから紹介されたテナントは即決だった。比較的綺麗なビルの上層階の小さなオフィススペース。家賃は、月に30,000ペソ。デポジット(敷金礼金)が6か月分だった。

実はそのビルの一階スペースを狙ってはいたが、家賃の折り合いが着かず諦めた。

元々、オフィス内で出来るビジネスを想定していたので、路面かどうかの立地問題はそれ程重要ではなかった。

 

そして、その年の12月、テナントの内装工事やインテリアの整備は終わり、ようやくビジネススタートできる段階に来ていた。

 

パーリー「それじゃ、とりあえず私の役目はここまでね、これからが大変よ。頑張ってね、レンジさん!」

私「はい、本当にありがとうございます、パーリー。」

パーリー「はい、これ、ここのマスターキーと予備ね。あと、明日からは、新規のスタッフが面接に来るんでしょ? ナオミには私のコンサルティング内容を全て教えてあるし、雇用契約書の書き方とか会計処理は彼女に聞いてね。また何か困ったことがあったら、私を呼んで!」

 

ナオミはパーリーの実妹で、私のビジネスパートナー、今回の新規法人の社長の立場となる人物である。

最近も彼女とはミーティングを重ねており、私はパーリー同様、いやそれ以上に優秀な印象を持っていた。

 

ようやく、ここまで来た。小さい一歩だが、明日からようやくスタートだ。

 

思い返せば、

当初、テナントの仲介ブローカーの怪しい風貌に不安を覚え、

電気メーターは新たに設置するも規格違いかで何度も付け替え、

エアコンを新調したが業者の納期が遅れ、

また当初の設置業者は何処かへ消え新たに探す羽目に、

安い家具や照明、デスク用品を求め何度もディビソリアへ向かい、

内装工事をチェックしている時にそのビルの地下駐車場で発砲事件が起きる、

などなど、オフィス開設まで至るには様々な困難があった。

 

「文化の違い」と言えばそうなのかもしれないが、いろいろなことが「遅い」ことに苛立ちを覚え、その都度「諦め」を勉強するのであった。

ここフィリピンでは、日本のように物事は進まない。

最たる例は、スーパーマーケットの「レジ打ち」の作業に現れているだろう。なぜに、こんなに人の列が並ぶのか。日本のコンビニでレジを多少待つだけでも舌打ちするような精神状態では、このマニラでは到底持たないだろう。

 


[一般的なスーパーのレジ前。ここでも日常的な渋滞。]

 

良くも悪くも、この頃には「フィリピンタイム」は私の中にしっかりと刻まれていた。

 

私とパーリーは、またのディナーで再会を約束し、握手を交わした。

本当にありがとう、パーリー。

 

パーリーと別れ、オフィスから徒歩で、滞在先のホテルへ向かう。このとき、空はすでに更けていた。

さて、この日はホテルに戻って、とりあえず休もうか。どうしようか…。

 


[マラテのアドレアティコ通り、夜の街は次第に賑やかに]

 

この時の滞在中、私と交際中のマリーは彼女の田舎であるミンダナオ島に帰っていた。もちろん、彼女に会いたかったが、私もほとんど日中は仕事であるため、実はこちらも都合は良かった。

また、仲の良いザリは今日は仕事があり、ポニーは子どもが熱を出してしまい介抱で忙しいとのこと。

 

一件だけKTV行こうか。どうしようか…。

ノロノロと通りを歩きながらホテルへ向かう。

 

呼び込みの男性「Hi, Boss! KTV! ヤスイ! ワンセットだけ! ミルミルだけ!」

 

この通りをこの時間帯に歩けば、多くの呼び込みや物乞いに声を掛けられる。

しかしこの頃には、この付近の多くのフィリピン人は私の顔を覚えてくれたらしく、一般旅行客ではなく、在比日本人あるいは現地の友達のように「元気か?」と声を掛けてくれるようになっていた。

名前も知らないフィリピン人達。しかし、日本ではありえないその環境に、何だかとても心地よさを感じた。

 

そして、もう少し歩いて行くと、

 

居たっ! マークだ。


[マラテの心優しき案内人 マークのイメージ画]

 

私とマークは握手を交わし、片胸を付け合う。我々はお互いに「ブラザー」と呼ぶ程に仲良くなっていた。

 

マーク「元気? 今日はどうするレンジ?」

私「昨夜はザリと一緒だったんだけど…。」

マーク「デートか? 彼女になった? はは、レンジ、いいねぇ! ザリ、マジメだから。」

私「はは、どうだろう。ザリは今日は仕事だよね? 忙しい?」

マーク「うん。ザリ、今日はもう指名入った。どうする?」


[ザリの似顔絵。マラテのKTVで働く19歳フィリピーナ。]

 

マークには、「マリーと言うフィリピーナの彼女が出来た」とは伝えていなかった。

この辺りが私の不誠実なところなのだろう。しかし、マラテで一生懸命働くマークの姿を見て、「レンジはもう友達でも客でもない」と思われることが少し怖かった。

決して彼はそんなことはないだろう。私達の友情はもう商売上のものではない。彼もそこまで気にしてないだろう。しかし、彼からも「パルパロ日本人」と思われることは辛い。

こちらも悪気はない。ただ、「未だザリだけにアプローチしている」という状況であるまま、彼と接することがベストだと思っていた。

 

私「今日は止めておくよ! ザリもたぶん疲れているだろうし。マークまたね!」

マーク「そうか。またね!」

 

 

昨夜、ザリは仕事が休みとのことだったので、私は彼女をディナーに誘い、その後は二人でクラブに繰り出した。

ザリとは仲の良い男女の友人どうし、その時も健全な夜遊びデートだった。

別れ際には、ザリの私への好意は知っていたので、ホテルへ誘うこともできたようだったが、彼女には帰宅を促した。マリーの存在が私の胸の中にあったからだ。

 

もちろん私にはマリーと言う彼女がいるので、他の女性とワンチャンなどしない。少なくともマリーとワンチャンするまでは、純愛を貫きたい。フィリピーナとの初めてのワンチャンはマリーと達成したい。

正直に言えば、常にワンチャンはしたい。マリーもザリもポニーも皆魅力的だ。色々な女性とワンチャンはしたい。それは絶対にしたい。

今、こんなにも「ワンチャン」という言葉を話すことは、生まれて初めてである。母親が聞けば生んだことを後悔されるだろう。

皆さんもこんなに「ワンチャン」というフレーズを一度に目にするのは初めてのことだろう。

どうか引かないでいただきたい。

私が言っていることはとんでもなくブスなこと。それでも、ワンチャンのために私は生を全うしているのだ。

ジェントルマンなのは表面上だけで、頭の中は下心で満ちており、頭蓋骨が内側から爆発するほどの煩悩に支配されているのだ。

 

諸説によると、

「男性は、何か(ビジネスなど)を生み出そう、始めようとするエネルギーが高い時期は、性的欲求が同期して強くなる。」

 

言い訳苦しいが、今まさに私はその状態なのかもしれない。

 

昨夜、ザリとの別れ際、もちろんハグをした。

離れる際には、いつものようにこれでもかと彼女の髪の香りを嗅ぎ取った。

それはもう、ブタ鼻が鳴るレベルで嗅ぎ取った。

瞬間、血圧の上昇で鼻血が噴き出るのではと思うほど興奮した。

 

マリーのことと同じく、私はザリのことも好きなのだとわかっていた。今夜もザリの顔を見たかった。

しかし、彼女が忙しそうなことを理由に、まっすぐ一人ホテルに帰ることにした。(マリーにはこの夜遊びのこと、ザリにも好意があることは秘密だ。絶対に秘密だ。)

 

また、明日は午前中から仕事があるし、スタッフ面接の場で酒の残り香を放っては申し訳ない。

 

この日は、コンビニでフライドチキン&2ライスを3セットだけ買い、大人しくホテルに戻った。もちろん、一晩で3セットは食べない。1セットは次の朝食用である。




そして、次の日。

 

ホテル室内で外出準備が完了し、外へ出る。

この日も、午前中から強い日差しが照りつけていた。12月、日本は冬だが、マニラは暑い。通りの日向ではすぐに肌が焼ける感覚を覚える。

 

通りを歩くとすぐにジワリと汗が湧いてくる。

さっそく項垂れながらも、オフィスへ徒歩で向かう。

 

朝のウォーキング。15分ほど歩いて、オフィスビルに到着。エントランスの強烈な冷房が今はありがたい。

 

エレベーターでオフィスのある階へ。

入口の前には、すでにナオミが待っていた。

 

ナオミ「Good morning, Sir!」(おはようございます、ダンナ!)


[ナオミ似顔絵。レンジの会社のビジネスパートナー兼社長]

 

ナオミは、最近さらに”丸さ”に磨きがかかっており、この日も片手にスナックケーキの入った袋、もう片方にはビルの下で買ったと思われる剥きだしのトウモロコシを持っていた。

 

私「Hi, Naomi how are you?」(やあ、ナオミ、元気?)

ナオミ「I’m just hungry now!」(今お腹が空いています!)

 

えぇ、でしょうね。

 

[次回あらすじ]
ナオミとの仕事がスタート。しかし、マニラビジネスはあらゆることが上手くは行かず、苦労の連続に。そして、今度はポニーと急接近!?

 

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