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[レンジブログ 前回のあらすじ]

クリスマスのマニラ。レンジの本命フィリピーナのマリーからマニラに帰ると連絡が。しかし、その夜は彼女に会えないと判断したレンジはKTV巡りへ出かける。

[前回の記事]
【レンジブログ88】クリスマスの夜。本命フィリピーナ彼女から連絡が来る。

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

レンジブログを始め(序章)から読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

レンジブログ第一章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

レンジブログ第二章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

レンジブログ第三章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ71】マニラでビジネス開始。フィリピーナのコンサルティングで法人設立。

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

【レンジブログ89】クリスマスの夜に、KTV巡りからのカラオケアフター

 

外へ出ると、通りはいつになく忙しい。

クリスマスを過ぎた夜中。旅行者の姿や現地の人々、夜遊びを楽しむ人々で大変賑やかだった。

 


[夜のアドレアティコ通り]

 

私は、ザリの待つKTVへ向かう。

 

マークにもクリスマスの挨拶をしたいなと思いながら、お店に到着。

 

しかし、彼の姿はなかった。

エントランス前のスタッフに聞くと、彼は家族と一緒に、クリスマスを家で過ごしているのだろうとのこと。この日、仕事は休みのようだった。

 

時刻は午前2時前。もう一時間ほどはザリと過ごせるだろう。

 


[ザリが当時働いていたKTVサオリ前]

 

私は一人で、店内に入る。

 

店内は数組のお客さんがおり、日本語のカラオケが響いていた。

私はスタッフに促され、いつも座る一番奥の席へ。

 

ドリンクをオーダーし、ザリをリクエスト。彼女に他の指名は入っていない様子だった。

 

彼女は嬉しそうに私の膝の上に座る。

私は「こらっ」と言いながら、瞬間、彼女の乳を軽く揉む。

ザリは「キャッ!」と言いながら、膝を降りる。

よかった。彼女の機嫌は良さそうだった。

 

私「I’m sorry to be late.」(遅くなってごめんね。)

ザリ「It’s okay. I just miss you.」(大丈夫。会いたかった。)

 

この日、やはり早い時間帯は大変混雑していたらしい。

閉店時間が近づいたこの時、彼女には指名客はおらず、私の来店を待っていたと言う。

 


[店内写真]

 

私達は席でイチャついた。それはイチャついた。もう死んでもいい、そう思えるほど幸せにイチャついた。

この時、クリスマスのマニラに初めて感謝したかもしれない。

 

そして、二人でお酒を楽しみ、お酒に酔い始めた私はマイクを離さないようになり…。

 

楽しい時間は過ぎて、閉店時間は近づいていた。

 

ザリ「You go back hotel later?」(後でホテルに戻るの?)

私「Yeah, I think so.」(はい。そうだね。)

 

彼女は恥ずかしそうな様子で聞いてきた。

 

ザリ「Can I stay your hotel? tonight too?」(今夜も一緒に居ていい?)

 

おっ、おう。

 

もちろん大歓迎なのは間違いないのだが…、複雑だった。

私にはそのザリの言葉に乗り気にはなれない理由が二つあった。

 


[ザリ似顔絵]

 

一つは、この後、アケミとアフターの約束をしていること。彼女との初めてのプライベートな時間を、私は非常に楽しみにしていた。

 

二つ目の理由は、ザリのディフェンスの力だ。いや、私の抱く彼女への情熱と覚悟が問題だった。

彼女は宗教上「正式な結婚初夜まで貞操を守らなければならない」という、私にとってはとんでもないディフェンス力を持った女性だ。

[参考記事]
【レンジブログ86】クリスマスイブにフィリピーナとホテルで過ごす。初ゴールなるか。

 

「彼女と本気で結婚したい」と思っているかは自分でもわからない。

彼女のことを好きなのは間違いないが、私が持つ恋愛文化とはかけ離れているため、正直なところ「諦め」のような気持ちが芽生えつつあった。

要は、私は公式戦で「試合」がしたいのである。ただのボール回し、練習では嫌なのだ。

プレイヤーであれば、皆「公式戦」に出たいはず。

「男=FWもしくは攻撃的MF」と考えれば、もちろん私は男であり、「ゴール」を決めたい。

それはもう、色々な対戦相手にたくさんのゴールを決めたい。

 

本能的に、夜のバロンドールを夢見ているのだ。

 

ザリ。私は、あなたが好きだ。あなたと公式な試合をして、ゴールを決めさせてくれ。

しかし、あなたのゴールマウスは強靭に閉ざされているのを知っている。あなたは練習試合ですら、鉄壁の守備なのだ。

私にとって結婚という大きな決断までは、今すぐには出来ない。

 


[KTV内、テーブル上の写真]

 

私も一緒にあなたと過ごしたい。しかし、今夜もどうせゴールは叶わないことは目に見えている。

再び、私だけ汁まみれになって、朝を迎えるだけであろう。

 

ザリ、ごめんなさい。

私「I’m so sorry. I’m tired today. So I wanna take rest soon.」(本当にごめんなさい。今日は疲れています。すぐに休みたいです。)

ザリ「Ah talaga… I’m sorry. Please take rest soon.」(あー、本当に…ごめんなさい。早く休んでください。)

 

彼女は本当に残念そうな表情で、私に抱きついてくる。

私は彼女の頭を撫でながら、「ごめんね。」と慰める。その瞬間、彼女の髪の香りをブタ鼻が鳴るレベルで強靭に嗅ぎ取るブス行為はもちろん忘れない。

 




 

私はその後、会計を済ませ、店を出た。

 

店の前ではもう一度、ザリと惜別のハグをする。

「本当に残念だけど、また明日以降ね!」と、お互いに約束する。

 

そして、私は一旦、ホテルに戻ることにした。

 


[リヴィエラマンションホテル室内]

 

さて、時刻は午前3時を過ぎた頃。

ちょうどマラテ中のKTVで勤務を終えた女性達が、一斉に通りへ出て行く時間帯だ。

これから約一時間は、私にとって街全体がサイレントヒル化する。

どこに女性達の目があるかわからない。迂闊に外には出れないのだ。

私は、タバコを吸いながら部屋で、アケミからの連絡を待った。

 

待った。

 

待った。

 

それは待った。

 

そして、半分寝落ちそうになっていた午前4時半、ようやくアケミから電話が。

 

アケミ「I’m sorry late! Where are you now?」(遅れてごめん! 今どこ?)

私「I’m in my room now. Where do we have dinner?」(今、部屋だよ。何処で食べる?)

アケミ「Can you come here?」(ここに来ることはできる?)

私「Your KTV? Okay, I’ll go now.」(あなたのお店? いいよ、今から行きます。)

 

私は少しだけ髪形を整え、再び外出した。

 


[明け方のアドレアティコ通り]

 

この時間帯でも、人通りは多い。

私はフィリピーナの集団とすれ違う度に、寿命が縮む思いをする。

未だ、サイレンは鳴り響いているのだ。

 

背を丸め、ブタ猫のように、建物に肩を付けながら、視界をフルに広げ、ひっそりと歩く。逆に怪しまれるレベルであっただろう。

 

…よっし、到着。

おそらく知っているフィリピーナには見られていないはず。

私は未だ警戒しながら、ビルの奥へ入っていく。

 

いた。アケミだ。

 


[アケミ似顔絵]

 

彼女は一人で、薄暗い廊下の奥、KTVの入口付近に立っていた。

服装はホットパンツにグリーンのノースリーブ。たまらん。彼女はオフでも、ルックス、スタイル、完璧だ。

 

私「How are you? Are you okay?」(元気? 大丈夫?)

アケミ「I’m okay!」(大丈夫!)

 

どうやら、閉店後のミーティングが長く、今さっき皆が解散したとのことだった。

 

そして、今は二人っきり。噴き出そうになる鼻血を我慢する。

 

何処へ行こうかと相談すると、彼女は「食事も、カラオケも!」と言う。

えっ、これから??

 

彼女はこのビルの3階に、カラオケ店があり、そこは食事も美味しいと言う。

私は、次のお店への移動経路のみが気になっていたので、同建物であるということなら安心だ。すぐに「そこへ行こう!」と返事をした。

 

二人で階段を登る。

このとき、アケミが嬉しそうに腕組みをしてきた。私のテンションは再びMAXになる。

これはもしかして、気があるのか? 今宵、クリスマスは過ぎたが、奇跡の試合開催はあるのか?

 

そして、すぐにカラオケ店に到着。二人で店内に入る。

 


[カラオケ店、部屋内の写真]

 

個室に通される。

アケミと二人っきり。彼女の距離は私に近かった。彼女への興奮がさらに高まる。

 

ただし、私の体はたった3階への階段も辛かったようで、ソファに腰を下ろしたときには、私の呼吸音は、ジプニーマフラー音レベルだった。

 

私の呼吸が落ち着いたところで、料理とドリンクをオーダー。

彼女はさっそく、歌本を開き、リモコンを手にしていた。

 

彼女の歌声は、それはもう惚れ惚れするほど上手く、永遠に聞いていたいと思うほどだった。

 

そして、曲ごとに私の膝を持ち、「今度はあなたの番。」と言ってくる。

 

私たちは、運ばれてきた料理と共に、カラオケを楽しんだ。

 

 

この後、カラオケが終わったら、お互い帰路に着く。勝負はその時だ。

 

それはもう、熱唱した。心から音楽を楽しんだ。

 

 

 

しかし、楽しんだのは初めの40分ほど。

 

しばらくすると、アケミの電話が鳴った。

 

私は、嫌な予感がした。

 

アケミ「Range, my friends join now? Okay?」(レンジ、私の友達が今から来ても良い? 大丈夫?)

 

彼女は、「あなたも知ってる人だから」という。当然私は、彼女の提案を断ることができない。

 

私「Sure, sure.」(もちろん、いいよ。)

彼女は嬉しそうに私の返事を電話の相手に伝える。

 

 

そして、ものの5分もせずに、「彼ら」はやってきた。

 

ティティ「Fuuuhh!!」(フー!!)

 


[オカマのティティ似顔絵]

 

[参考記事]
【レンジブログ78】KTVのトイレでオカマに襲われそうになる。下ネタには注意!

 

 

ティティとその後ろには、禿げあがった見た目が完全におっさんのオカマさんとなかなか男前のオカマさんの二人。

私に残された手段はもうアホになるしかなかった。

 

私「Fuuuhh!!」(フー!!)

 

他のオカマ「Fuuuhh!!」(フー!!)

 

 

私、アケミ、ティティ、ティティの仲間2人。計5人でのカラオケパーティーが始まった。

 

カオス過ぎるこの空間。私はもう飲んで歌うしかなかった。

 

この後の展開、アケミのことを考える余力は完全に尽きていた。

 

おそらく午前6時を過ぎたころから、私は瞑想に入っていた。

 

アケミに声を掛けられる度に目を覚ましたが、オカマさん達に私のティテを弄られることに関しては、もう拒否する元気はなかった。

 


[飲み喰い散らかしたテーブルの上]

 

そして、カラオケパーティーが終わり、ビルを出ると、完全に陽は昇っていた。

 

時刻は午前7時を回っていた。

 

アケミがハグをしてきて、彼女のキスを頬に受けたが、私のもう目はほとんど開いていなかったと思う。

 

その直後に、オカマさん3人からも同様の挨拶をされる。トドメを刺されたと思う。

 

 

私はようやくここで解放された。彼らとは逆方向、一人でフラフラと通りへ出る。

 

気付けばホテルの部屋に辿りつき、息絶えた。

私にとっては初めての、マニラでのクリスマスイブ、クリスマスが終わった。

 

[次回あらすじ]

クリスマスから年末年始へ。マニラでの仕事、恋愛はまだ始まったばかり。そして、気になるマリーの動向は。

 

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