マカティ ブルゴス通り ゴーゴーバーエリア マニラ夜遊び

ハナとの濃密かつ激しい試合展開を期待してマッサージを少し長めにしてもらい、コンディションを整えた。

 

夜はまずファーストラインでの時間を過ごし、マヤには

 

“今日はこれから仕事仲間と飲みに行って、それからすぐに寝る”

 

とだけ伝えた。

そうでも言っていないと、“ハナと時間を過ごしている時に、マヤがホテルに強襲してくる&鉢合わせ”なんて事態が起こったら、完全に死ぬ。

 

ファーストラインを出た後は、ブルゴスに調査に向かった。

いつもであれば、低い可能性ではあるものの、お持ち帰りの期待を胸に抱きながら行くものだが、今日はハナが部屋に来るため、今回は完全なる調査だ。

 

お持ち帰りなどは絶対にできないのである。

 

もしも万が一、ハナ以上のボディをお持ちの嬢がいれば話は別だ。

しかし、その可能性はほんのわずかだ。

 

今までそれなりの回数ブルゴスに足を運び、色んな店に入り、フィリピーナ達の体を吟味したものだ。

ハナを超えるフィリピーナは、以前指名しそびれたあの爆弾乳を持つ子くらいだった。

その確率や、1%をゆうに割り込むことは明白だ。

 

案の定ともいうべきか、スタイルの良い子はXOXOには多くいたものの、ハナには遠く及ばない子ばかりであった。

本日のブルゴス調査は、ハナの希少価値の高さを確認するだけの機会であった。

 

その後は、レンジさんの希望でプレミア順子でまったりと飲んだ後にマカティを後にした。

マラテに戻ってきた私たちは、LAでの時間を過ごした後、今日は早めに解散した。

私は風呂に入ったり、携帯ゲームをして時間を潰した。

 

そして3時が訪れた。

そろそろ連絡が来てもいいころだ。

 

しかし、3時15分...まだ来ない。

 

3時半...来ない。

 

3時45分...来ないし、眠い。

もしかして空振りだろうか。

 

なにやら懐かしいこの感じ。

いけるだろうと思っていて幾度となく空振りしまくっていた過去を思い出す。

 

4時...来ない...そろそろ寝ようかな。

 

諦めて、布団に入り就寝しようとしていたその時、メッセージを受信した。

 

“Hi。今家に帰ってきました”

 

ん?

おかしいな。仕事終わったら私のホテルに来る予定だったのに、なぜ家に帰っているのか...

 

私「家?なぜ?なんで帰ったの?こっちに来るんじゃなかったの?」

ハナ「スマホの充電がなくなってしまったので、一回家に充電しに帰ってきた。あなたのホテルの部屋番号もわからなかったし」

 

私「そうなんだ。じゃあ部屋番号言っておけばよかったねごめん。部屋は○○○号室ね。待ってるよ」

ハナ「酔っぱらっていて、もう動きたくない。部屋に戻るのもやっとだったの」

 

私「そうなんだ。今日は来られそうにない?」

ハナ「私は酔っぱらいすぎてもう動くことができない。でもあなたに会いたい。部屋に来てくれませんか?」

 

私「えぇ?嫌だよ。まだ外は暗いし、ハナのコンドの周辺は人通りが少なくて外国人の俺は一人で行くのは危ないでしょ」

ハナ「危険ではないです」

 

そりゃあなたにとってはね...

 

私「それになにより疲れたの。もう眠りたいし」

ハナ「私の部屋で一緒に寝ようよ。エアコンも効いているし」

 

私「ごめん。そこまで行くのめんどくさい...」

ハナ「お願い。部屋に来て。あなたに会いたい。お願い」

 

私「ごめん。明日以降にしよう」

ハナ「お願い。本当にお願い。タクシーなら私が手配するから」

 

私「いや、そこまでしなくていいよ。また明日でもいいんじゃない?」

ハナ「いや、今日会いたい。あなたが欲しい。あなたも私を欲しいでしょ?」

 




 

ハナはどちらかといえば、控えで大人しい性格だ。

短い間だが、付き合っていた頃は、自己主張をほとんどしない子だった。

酔っぱらっていることもあるのだろうが、ここまで自分の要望をグイグイ言ってくる子ではない。

 

私の中でわずかな疑念が生まれた。

ただ、それはまだ小さなものだ。

疑念よりも“そんなに俺に会いたいのか”という嬉しい気持ちの方が圧倒的に強かった。

 

ここまで言ってくれる女性の要望に応えないと男が廃る。

そこで私は、ハナには内緒で彼女の家まで行くことにした。

 

ハナとしては、私がくる可能性は低いと感じ始めていることだろう。

断り続けていた男(私)が

 

“実はもう家の前に来ているよ”

 

なんて展開は、それはもう気持ちが高まる・濡れ散らかすこと間違いなしだ。

 

・・・ニヤリ

 

そうと決まれば、すぐに出発だ。

私はホテル前で白タクシーをつかまえ、ハナの家前に向かう。

 

この行動が、幸も不幸も両方招く結果となることを知らずに、根限りのスケベフェイスでハナの部屋に向かう。

 

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

5 コメント

  1. いや~~。

    久しぶりで懐かしい~~。
    飛行機から降りた時のあの臭いが感じられますな~~。
    もうウズウズしています。
    行きたい!!
    クレマニツアーで!!!

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