【ポットブログ86】フィリピーナにアプローチするなら、○○だけじゃだめ！

【ポットブログ86】フィリピーナにアプローチするなら、○○だけじゃだめ！

 

大きな勘違いをしていました。

誕生日まで我慢すれば良いと勝手に考えていたので、

誕生日に返事を貰えるものだと思い込んでいました。

 

１８歳になったら・・・ムフフ

 

これが　ここ２カ月半の合言葉でした。

 

しかし、フィリピンのリーガウはそんなに甘くなかったのです。

 

気を失いそうなくらい頭が真っ白になりましたが、

そんな簡単に諦められません。

 

私は、ジルと共にジョアンに会いに行きました。

ジョアンは何故私に、休みを取る事を隠していたのでしょうか？

 

気になって仕方ありません。

 

 

【ポットブログ86】フィリピーナにアプローチするなら、○○だけじゃだめ！

 

 

通訳をジルに頼み、私とジルはタクシーに乗りマカティに向かった。

 

ジョアンとは毎日LINEをしているのでコミュニケーションは取れているはず。

しかし今回のような込み入った話になると、二人っきりでは正直不安だ。

 

幸いジルは社員からの信頼も厚く、私の事も熟知している。

そんなジルを通訳にする事で、コミュニケーションエラーは防げると考えた。

 

マカティに到着し、ジョアンと合流して居酒屋に移動した。

各々が好きなものを注文し、乾杯をする。

 

私がジョアンに、なんで休みの事を黙っているの？と聞こうと思っていたのに

ジルが口火を切って質問を始める。

 

ジル「ジョアン、なんでボスに実家に帰るのを内緒にしているの？」

ジョアン「シャチョー、聞かれなかっただけ。ポットは私に興味がないだけ」

 

ちょ・・・・

ジョアンよ。私は興味の塊だ。なぜそんな事を言う・・・・

 

ジル「本当の事を言いなさい」

 

ジル・・・まさか、何か知っているのか？

 

タガログ語で話していても、表情や雰囲気で何となく察知出来る事がある。

私はジョアンが凄く言い辛そうにしているのが分かった為、席を外そうか？と気を利かせてみた。

 

ジョアンは悲しい顔をして、「お願いします。」と言った。

 

私はタバコを吸いに外に出た。

１００円ライターで火をつけようとしても、二人の会話、内容が気になりすぎて手が震え、火がついても、その振動で火を消してしまうほどだ。

 

結構な時間２人で話した後、ジョアンは自宅へ帰った。

そして、ジルと私の深刻な話が始まった。

 

以下、ジルから連携されたジョアンの話

 

 

ジョアンは少々複雑な家庭環境で育っている。

 

生まれてすぐに両親が別居してジョアンは母方の祖父母に預けられた。

その時から母は海外に新しい恋人を作りフィリピンに居ない。

父はジョアンが生まれてすぐというか、生まれる前から浮気をしていて、

その浮気相手と新しい家庭を作っていて、子供もいる。

 

ジョアンは生まれてから両親の両方と会った事が一度もなく、祖父母が親代わりだった。

父方の親戚はまったく付き合いがないが、母方の兄弟とは交流があり、

母の兄、母の妹、ジョアンからすると叔父と叔母にあたるのだが、

それぞれが結婚して家庭を作っている。

 

叔母方の家族は対応が良く、仲良くしているのだが

どうやら叔父方の家族に大きな問題があるそうである。

 

というのも、ジョアンの叔父はお酒とドラッグが酷く

家族に暴力を振るうだけでなく、ジョアンの祖父母にもお金の無心をするようである。

誕生日などで親戚が集まる時に顔を出すと酒を大量に飲んで酔っ払い

物を壊したり、大声を出したりして、ジョアンはそれを凄く嫌っているそうなのだ。

 

自分の誕生日に実家に戻って家族や親戚がお祝いしてくれる時に

その叔父がポットに何か嫌な事をする可能性がるのが本当に怖いのと、

祖父と祖母が何度もお金を貸しているのを見ているし、

ジョアンが仕事を始めたのを知ったら、ジョアンにもサポートをお願いしてくると思う。

自分がサポートするのは構わないが、その事をポットに知られたくない。

心配させたくない。ポットから嫌われたくない。

 

という内容だったそうだ。

 

これを聞いた私は、胸が躍った。

 

嬉しい・・・・

 

めちゃめちゃ嬉しい。

 

正直、そんなの全く気にしない。

私は鴨キングなので、どんどんサポート依頼してくれればいいじゃないか！

 

ただ、今まで私からお金を分捕る事しか考えてないような女性ばかりだっただけに、

このジョアンの考え方は私の中で革命的な考え方だった。

 

しかし、ジルから伝えられた事は、これだけでは無かった。

 

 

ジルは、ジョアンから聞いたんですが正気ですか？といった感じで

私の事が信じられない？といったトーンで指摘をしてきた。

 

 

ボス、もっと積極的にデートに誘ってください。

 

なぜジョアンをデートに誘わないんですか？

 

遊園地に行ったり、水族館に行ったり、ボーリングやカラオケでもいい

全くデートに誘わないなんて信じられない。

 

メッセージのやり取りだけで、どうやって人を好きになるの？

 

と・・・

 

 

・・・・・

 

 

(ガーーーーンという音が頭の中に響く・・・)

 

 

 

確かに・・・。

 

 

衝撃の指摘だが、全くもってその通りである。

 

ぐうの音も出ない。

 

私は今まで色々なＫＴＶの子とやり取りしていたが、

同伴とアフターでご飯に行くくらいでデートなんて買い物以外した事がない。

その他はメッセージのやり取りしかしていなかった。

 

日本でも同じだ。アフターでダーツやカラオケは行ったりしたが、

デートなんてした事は一度もない。

 

常にワンチャンを狙っていたが、こんな方法では枕営業ＯＫのプロにしか相手にされない。

 

それに常にワンチャンしたいだけの男なんて好きにならないだろう・・・

 

では私はどんな時に好きになるのだろうか？

 

 

・・・・・・

 

 

いや、

 

これは自分に置き換えてはいけない。

 

 

私は顔が可愛いとか、ワンチャンしたいとか

そんな時に好きになる。

 

 

ジョアンがこれと同じワケがない。

 

きっと相談に乗ってくれるとか、話してて心が安らぐとか

一緒にいて楽しいとか、そういう事が必要なハズだ・・。

 

私はアプローチというものを、ただプレゼントを渡してご機嫌を取る期間と思っていたが

根本的に考え方を改める必要があると感じた。

 

 

ジルよ・・・

 

ありがとう！！！！

 

 

そしてジョアンよ。

 

そういった家族の事情を全然聞いてあげなくて申し訳ない。

そりゃポットは私に興味がないと言われても仕方ない。

 

会話も常に受け身だったし、私からアクションを起こす事はほぼ無かった。

私はただただ挨拶を送るだけの水商売の女のようだった。

 

もっと相談されるように、コミュニケーション強化を図らなければ・・・・。

 

私はプロやセミプロばかりを相手にしていたので、プレゼントとか

金銭契約は得意分野だったが、心と心の契約は全くの不得手だと気付いた。

 

今思えば、何故LINEするだけで人が人を好きになると思ったのだろうか？

 

キャバ嬢や風俗嬢ばかりを相手にしていたツケがこんな所で一気に回ってきたようだ。

本気で自分の思考を改める必要がある。と反省したのだった。。

 

 

 

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[ポットブログ86あとがき]

 

ジョアンの家族に問題があるのは実はジョアンの祖父母に挨拶に行く時に本人から聞いていました。私もＴＪも涙を流しながらジョアンの悲しい生い立ちに同情しました。

 

にも拘わらず、私はその彼女の悲しさを癒す事も出来ず、

ただ毎日同じようなLINEを送るだけでした。

 

思い返してみれば、家族や親族について悩んでいそうな感じはあったのですが、

私自身が家族の悩みイコールお金の相談だと思い込んでいて、

あまり家族の話に触れないようにしてました。

 

痛恨のミスです。

 

私はこんな事では全然ダメだ！と反省し、心を入れ替えるのでした。

 

人間って、こうやって成長していくんですね・・・。

 

純愛からのガールフレンドGETへの道はそんなに簡単ではありませんでした。

 

でも、光が差したは言い過ぎですが、道が見えた気がしました。

やるべき事が明確になると、モチベーションも上がるんですね！！