【ポットブログ90】ヴィクトリーシーズン到来。デートの後はまさかの…

 

ジョアンと初めての口づけを交わしました。

3カ月に及ぶリーガウの末、ここまで辿り着きました。

 

ポット!おせーよ!と突っ込まれるかもしれませんが、

こういった普通の恋愛というか、契約なしの女性関係が全く無かった私には、

これでも結構頑張った方だと思います。

 

この時、私は幸せの絶頂にいるという感じでした。

 

あれだけワンチャンのために生まれ、ワンチャンのために生きる男とイキってましたが、この頃の私は全くワンチャンに興味がない男になってました。

 

本当に青春モードといった感じです。

 

初めての二人っきりのデート、そして初めてキス。

プロやセミプロ以外のガールフレンドを作るという目標に向かって、

一歩一歩着実に進んでいました。

 

それでは男ポットの生き様を引き続き応援お願いします。

 

 

【ポットブログ90】ヴィクトリーシーズン到来。デートの後はまさかの…

 

ジョアンを家まで送り、帰っているタクシーの中でLINEが鳴る。

 

会ったばかりなのに、もう会いたいという嬉しいメッセージ。

私は間髪いれずにアコディン(私もです)と返答をいれる。

 

そして、明日は仕事ですか?と聞かれたので

明日はフリーです!と速攻で返信する。

 

すると動物園に行きたい!というので、ぜひ行こう!という話になった。

初デートの翌日に、もう2回目のデートの約束が出来たのである。

 

マニラ動物園はマカティにある会社の寮から近いので、私が寮まで迎えにいって、

そしてタクシーで一緒に行こう!という話になった。

 

普段ならKTVにでも飲みに行くのだが、大好きなジョアンとデートなので寝坊する訳にはいかない。

私は真っ直ぐ家に帰り、翌日の服を選びすぐに寝た。非常に健康的である。

 

ベットの中でもウキウキとワクワクが止まらない。

まだキスの余韻が残っている。

 

大好きな子とファーストキス。こんなにも嬉しいものなのだと噛みしめつつ寝た。

 

そして翌朝。ベーコンエッグといった簡単な朝食を食べ、いよいよ出発だ。

 

天然水を2本ショルダーバッグに詰め込み、歩きやすい靴を履き準備万端。

ジョアンとマカティで合流し、マニラ動物園に行った。

 

入園料は日本円で100円ちょい。めちゃめちゃ安い。

 

ただ、安いだけあってショボイ動物園だった。

マキ達と行った遊園地はなかなかだったが、動物園は少し小さいなと感じた。

 

しかし、臨場感というか日本よりも動物が近くで見れる。

その点はポイント高いが、特筆すべき点という程ではない。

 

ただ、ジョアンは両親に育てられたのではなく、祖父母に育てられたので、

こういった子供たちが遊ぶような所はあまり連れて行って貰えなかったようだ。

 

私から見るとショボイ動物園でも、大はしゃぎしている。

そうだ。この子はまだ18歳。

 

もっと色々な所へ連れて行ってあげたいと思った。

 

今まで2カ月半、デートも全くせずに過ごしていたので、

こうやって手を繋いで歩くのも初めてである。

 

ワンチャンワンチャンばかり言ってたクズ人間が、

手を繋いで歩いているだけで幸せを感じる。人間って変われるもんなんだなと感じた。

 

ショボイ動物園といっても、全部歩いて回るとそれなりの時間が掛かる。

特に運動不足のアラフォーのおっさんにはオールウォーキングはなかなか堪える。

 

私が疲れているのを察したのか、ジョアンが休憩しようか?と気を利かせてくれる。

私はスタバでも飲みたくなってきた!と答えると、いいよ。マラテに行こう!と言う。

 

ロビンソン周辺は私の庭のようなものなので、あの辺にいればどこでも分かるが、

知り合いも多いので、少し危険だな?と感じたが、ま、この時間は流石にないか!と思い、ロビンソンのスターバックスへ移動した。

 

そしてスタバでコーヒーを飲んでいると、ジョアンがとんでもない事を言う。

 

ジョアン「ポットの家はこの近くだよね?」

ポット「あぁ。すぐ隣だよ。ここから見える。」

ジョアン「部屋見てみたい。」

ポット「シゲナガ(しょ〜がないなぁ〜)」

 

余裕っぽく答えたが、内心バクバクだ・・・。

 

こんな急展開は予想してなかった。完全に想定外である。

 

クレアの時は部屋に呼ぼうとあれやこれやの手を使ったが全然ダメで、

部屋にきた瞬間に破局したという思い出したくない経験をしている。

 

しかしジョアンは天使のようなニコニコの笑顔で部屋に行きたい!と自分から言うのだ。

 

断る理由などひとつもないが、展開が早過ぎて思考が追い付かない。

ドキドキが止まらないまま、スタバのコーヒーを片手に自分の部屋に向かう。

 




 

ジョアンはタワーマンションというか、そういった高い建物に入った事もないらしく

無邪気にはしゃいでいる。ドキドキで心臓が口から出てきそうな私の横で

キャッキャ キャッキャと子供のように飛び跳ねているのである。

 

部屋は毎週ジルが掃除してくれているので綺麗に整っている。

評価を落とす事はないハズだが、初めてなのでめちゃめちゃ気になる。

 

さて。緊張の瞬間。

 

人生で一番好きになった女性が私の部屋に入る。

 

部屋に入るなり、ジョアンは部屋中を歩き周り ワオワオ言っている。

広い!広い!と行って歩き周り、窓から外を見下ろして興奮している。

 

その姿のかわいい事かわいい事・・・・。

 

一緒に住みたいとか言ってくれないかな〜 なんて妄想が頭をよぎる。

 

いや、焦るなポット。

 

2カ月半の我慢が無になるぞ!

 

私の心が私の暴走を止めようとする。

 

・・・・が、しかし・・・・

 

あまりにジョアンが可愛すぎるので、止めきれない。

 

窓の外を見ているジョアンを後ろから抱きしめてしまった。

 

 

ジョアンの身体が一瞬にしてこわばる。

 

私はしまった!と反省したが、時既に遅しだ。

 

1分だろうか、2分だろうか? 無言の時間が過ぎ

ジョアンが口を開く。

 

ジョアン「マハルモバァコ?」

 

私の事を愛してますか?と聞いてきた

当たり前じゃないか!!!世界で一番だよ!!!

 

私は力強く

 

ポット「マハルキタ! ソーブラ!!」(めちゃめちゃ愛してます!)

 

と答えた。

 

そして、ここが勝負だと思ったので、思い切って聞いてみた。

 

ポット「イカウ?」 (あなたはどうですか?の意)

ジョアン「マハル ディン キタ」 (私もあなたを愛してますの意)

 

 

うおおおおおおおおおおおお

 

 

きたあああああああ!!!!!

 

 

ジョアンが私もあなたを愛してますと言ったのである。

 

織田裕二を超える キター! を心の中で叫ぶ。

 

これはもう告白の答えと思っていいのか?どうなんだろう?

 

 

いや、事を急いではいけない。まだ18歳になって4日目だ。

なりたてホヤホヤだ。

 

私は幸せです。 マサヤアコサヨ とそっと呟き、

そっと口づけをした。

 

 

今までのワンチャン狙いのポットならば、このまま押し倒していただろうが

今の私は純愛モード。そんなに事を急がない。

 

優しくそしてスマートに晩御飯何が食べたい?と聞き、

あなたに任せる!という言うので、パンパシフィックの牛門へ移動した。

 

今までは向き合って座っていたのに、ここでは隣に座る。

完全なるカップルモードである。

 

私は自慢ではないが、お肉を焼くのには定評がある。

 

これは完全にマフィアの受け売りなのだが、

その昔、中国の皇帝料理では肉を焼く専門のシェフがいたそうだ。

 

西洋の料理、中国の料理など様々な料理人と肩を並べ、

肉を焼くだけの料理人がいたそうである。

 

そのくらい肉というのは焼き加減が重要なのである。

 

そして、私は尋常ではない回数、焼肉を食べている為、

どの部位をどのくらいの火加減にすると一番美味しいかを知っているのである。

 

私の自分の知識をフル活用し、最高の焼き加減でジョアンに焼肉を提供した。

 

全部お肉を焼いてくれる私の事を、優しくて素敵な人間と思ったハズである。

きっとそうだ。間違いない。

 

・・・・

 

・・・そうであって欲しい。

 

 

私達は楽しく食事をし、その後、ジョアンをタクシーで家まで送る。

 

タクシーの中でもジョアンは今日は凄く楽しかった。また行きたい!

次はいつ会える?と超ハイテンションだった。

 

こういう普通のデートを15年以上していなかった私にとっても

凄く新鮮で本当に楽しい1日になった。

 

本当に心が若返ったような気持ちである。

 

 

別れ際にもキスをして、同じタクシーでマラテに戻る。

 

こんな幸せが一生続けばいいのにな〜なんて考えたのだった。

 

素人のフィリピン彼女を作る!という私の目標に向かって

着実に、そして確実にゴールに向かっているのを感じた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[ポットブログ90あとがき]

 

東京では子供と一緒に何度も動物園に行っている私ですが

大人の女性とデートで動物園に行ったのは初めてでした。

 

これはこれでなかなか良いものですね。凄く健全なデートです。

私はデート慣れしていないので、こういう練習が大事です。

 

しかしまだ分からないのがリーガウの返事の貰い方です。

 

どの時点でオッケーになるのでしょうか?

この辺のフィリピンスタイルが分からないので、

私は結局ジルに聞いてみる事にするのですが、

ジルから驚愕の事実を知らされます。

 

フィリピンという国は本当に衝撃だらけですね・・・・

ブログランキングリンク-ボトム
ブログランキングのトップを目指しています。
応援よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

スピンオフ小説『クレイジーマニラ』電子書籍、単行本出版決定!Amazonで販売中↓ フィリピン 小説 マニラ

 

ポット第二章前の記事
ポット第二章次の記事

 

ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

8 コメント

  1. ポットさん更新お疲れ様です!!
    見るブログ間違えたのかと思いました笑
    心のときめきはいつでも良いものですね(´∀`)
    リーガウのスタートは知っていても終わり方をよく知らないので明日の更新が楽しみです(*´-`)

    • かなかなさん、コメントありがとうございます。
      大丈夫です!これぞポットです!

      ちょっとレスが遅くなってしまい、タイムリーなレスではないので
      明日の更新に関しては・・・今更感が出ちゃうのでスイマセンw

      今後とも宜しくお願い致します。

  2. あらあら完全にビクトリーロードですね。
    波瀾万丈を期待している僕からすると拍子抜けです笑
    たまには息抜きで仕事関連もお願いしますよー

    • こっしーさん、一応仕事も触れました。
      次のコメントも既に見てしまっているので、ここに書き辛いですが
      もろもろ了解です。

  3. ロビンソン界隈が庭?

    タワーマンション??

    パンパシから近い?

    ポットさんのご自宅は、もしかして、バーチタワーですか?? (;^ω^)

    なんか、ストーカーみたいですいません(;’∀’)

  4. ポットさん、恋愛小説でしばらく冷静に読めていましたが・・・

    「私は自慢ではないが、お肉を焼くのには定評がある。」

    これで大爆笑してしまいました(笑笑

    も〜、どんだけ自称があるんでしょ、ポットさん。

    やはり最高です。いつもありがとうございます。m(_ _)m

※コメントアイコンが欲しい読者様、DMでお知らせください。

 

かなかな へ返信する 返事をキャンセル

Please enter your comment!
Please enter your name here