[オノケンブログ前回のあらすじ]

普段おとなしい人ほどきれたら手が付けられないことありますよね。今回は、そんな男性のパターンを２つご紹介します。

普段大人しい人ほどキレると怖い!?私が経験した陰湿ないやがらせ

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ１】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

[まぶし過ぎるフィリピーナに会いにマカティへ。いろいろありすぎた初日]

ファーストラインでの騒ぎを経て、完全に酔いが醒めてしまった。

次はマカティである。

そろそろ渋滞が緩和してきてもいい時間帯である。

Grab料金も200ペソ程度なので良いお値段だ。

“マカティ”という目的地が良いというのもあってか、すぐに運転手は見つかった。

現在の時間を考えると、20分くらいで到着すると思っていた。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、かかった時間は1時間15分であった。

道中、片側一車線道路で事故があったのだ。

一車線道路とはいえ、事故を起こした車を一時的に逃がすような場所はあった。

車の破損具合を考えると、十分に車は動かせただろうに、なぜかいつまでも車をそこに置いたまま話し合いをしている事故の当事者たち。

“どけや！！くそが！！”

みたいなことをタガログで言っているのだろうか、カスタマー評価星５に近い人物とは思えないほどの口調で前方に大声をあげる運転手。

―――こえぇよ．．．めんどくさいからお前降りろとか言われないよね．．．

もし降りろって言われたら、Grabを利用した時は毎回押したくて仕方がなかった“Emergency”ボタンを押すとしよう。

しかし、さすがに降りろと言われることはなく、突如として現れた交通整備をするおっさんフィリピーノに導かれて迂回したのであった。

迂回完了後に、運転手からチップが渡されているのを見る限り、善意というよりは、それもお金になるからであろう。

店に到着した頃には、私の貯水率は限界に近づいていた。

そのため、入店後はライラの名前だけ告げてトイレに走り込んだ。

３リットル半くらいの放水作業を終え、恍惚の表情と共にトイレから出てくると、席に招かれた。

残念ながら、VIPルームの客とライラ指名がかぶってしまっていたようだが、“会いに来た”ということが重要なのである。

まだまだ時間はあるので、ゆっくりといけばいいのだ。

自分がただ単に運が良いだけなのかもしれないが、この店はヘルプの子もなかなか教育が行き届いている子が多い印象だ。

会話もそれなりに上手な子が多いし、退屈はあまりしない。

客も日本人がほとんどと言うこともあってか、マナーが良い人が多い。

陽気にステージで踊っている常連らしきおじさまや、お触りなどなくまったり飲んでいる人ばかりだ。

個人的には、ここは本当に落ち着ける雰囲気をしたKTVだ。

さて、入店してから15分ほど経ってライラが登場。

VIPルームからでてきた彼女は、まるでスポットライトでも当てられているのかと思うほどに光り輝いている。

隣に座ると、あまりの眩しさに目が開けていられないほどだ。

そして、魅力がありすぎて彼女の後ろから吹きこんでくる風で、スーパーハードで固めた髪が一気にオールバックになってしまうほどだ。

VIPの指名客との間を行ったり来たりしながらであったため、ライラとはあまり長い時間を共有できなかったが、感触は上々だ。かなり好感触といっていいだろう

この旅のどこかのタイミングで、デートをする約束まで取りつけることができた。

それなりに私のことを気に入っているような仕草を見せながらも、警戒心を常に持っている様子から、彼女は決してイージーなタイプな女性ではないだろう。

今後うまくいくとしても、それなりの時間がかかることが予想されるが、それもまたいい。

そういう雰囲気を持っているからこそ、私もアプローチしたいと思ったのである。

結局、閉店までこの店には滞在し、2時過ぎにマラテに向けて出発した。

今日は朝から長時間移動と久しぶりの英語にかなり疲れた。

ライラと会え、マヤと会え、ファーストラインではルリ騒動もあり、盛り沢山な初日となった

初日に色んな収穫があった満足できる1日であったため、私は大人しくホテルに戻り就寝することにした。

明日（日付的には今日）はレンジさんがスケベな顔で、ダースベイダーのテーマ曲とともにフィリピン入りする。

彼と2人で行動すると、また面白いことも起こることだろう。

明日からはまた違った展開が起きることを期待しよう。

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