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[オノケンブログ前回のあらすじ]

フィリピーナ彼女が住むというパサイにあるローカルエリアに潜入します。しかし、思った以上のスラム感に訪れたことをすぐに後悔することになるのでした。

スラム地帯!?パサイのローカルエリアに潜入。行ったことをすぐに後悔

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

[死ぬかもしれない水。パサイのスラムで提供された死ぬリスクのある水]

進んでいけばいくほどにローカル感...というよりスラム感が増してきた。

 

不衛生だ。

雨は少なくとも丸1日は降っていないのに、なぜか今も残る水たまり。

 

局地的に降った可能性はない。

なぜなら地面がぬかるんで、水たまりがあちこちにあるのはこの辺りだけだからである。

 

水たまりの色もなんともいえない色をしている。茶色と灰色を混ぜたような腐った色だ。

加えて、なにやら異臭がする。

 

そして、まだ夕方だと言うのに、奥の方に入っていくにしたがって、どんどん暗くなっていっていた。

光が届いていない。

 

“そろそろ到着する”とグレースは言っていたが、私はもう先には進みたくない気持ちでいっぱいだった。

予想以上のスラム感に気おされていたのもあるが、その道中で通り過ぎる住民たちの奇異の目が怖かったのである。

 

ただ、住民たちからすれば、当然の反応だろう。

ほとんど見かけることのない外国人が自分たちの居住スペースに侵入してきているのだから。

 

スラムと言えば、フィリピン最強はスモーキーマウンテンだ。

あの場所に行った時は大層怯えたものだが、ネット上には

 

“スモーキーマウンテンを巡る旅”

 

と銘打ったツアーなどもあり、スモーキーマウンテンの住民たちは外国人に接し慣れているのか、ほとんどの人が非常にフレンドリーであった。

スモーキーマウンテンを巡り終わった時には、そこの住民に対するイメージは180°と言っていいほどに変わった。

 

しかし、今私たちがいるのは、環境で言えばスラムで間違いないのだろうが、そこを訪れている外国人なんて皆無に等しい場所だ。

そういった人種に接し慣れていない住民たちは、こぞって私たちのことを見ていた。

そして警戒心からか、振り返れば数名が後ろをついてきていた。(ただ目的地の方向が一緒なだけかもしれないが)

 

私たちに土地勘はない。

もしグレースが私たちのお金目当てであったのなら、閉鎖的なこの空間は、人を襲うのには最適な環境である。

周囲に何人の人がいるかもわからないため、襲われたらひとたまりもない。

そんな考えが頭をよぎっていた私にとって、ただ見ているだけかもしれない住民の目は、なにかよからぬことを企てているかのように見えた。

こんな怖い空間なら来なければよかった。

 

同じようにレンジさんは感じているのかどうかはわからないが、グレースに導かれるままにガンガン道を進んでいく。

 

グレース「ここ」

彼女がここだと指差したところは、アパートやコンドミニアムなどとは程遠い倉庫のようなところだ。

まず入り口が低く狭くボロい。
身長が高めの私はもちろん、低身長のグレースですら少し頭を下げないと通れないほど低いドアである。

 

そのドアとあまり変わらないくらいの高さしかない室内。

部屋に入っても私にとっては十分な高さがなかったため、宇多田ヒカルの“automatic”のPVのような体勢でないと頭が天井にあたるのだ。

[1:46~グレース部屋での私の体勢]

 

一番の衝撃だったのが、その天井だ。

部屋の中心部が沈んできている。

上の重さに耐えきれていないのか、単に天井が腐りでもしてきているのか...

 

どちらにしても、ちょっとした地震やこれ以上の上からの荷重で、天井が抜けてしまいそうだ。

というより、何もなくとも急に上のものが落ちてきそうで怖い。

部屋は完全なるワンルーム。

トイレや浴室などもちろんない。

 

私が想像した“女の子の部屋”とはかけ離れすぎた生活感丸出しの室内。

飾り気などまるでない。

 

ダブルサイズのベッドを置いてしまうと、部屋の半分以上は占領してしまうほどの広さに女性2人が過ごしている状況だ。

 

“いつか今よりましな生活が待っているという保障などなく、ここでただただ毎日を過ごしている”

 

そう考えるだけで胸が痛かった。

フィリピンの貧困に触れ、改めて考えさせられる思いだった。

 

グレース「何もないけど...」

 

グレースなりに気を使ってくれたのか、水をだしてくれた。

水だ。ただの水だ。ミネラル的なやつでもなんでもない。

 

日本人的には出されたものは飲みきることが礼儀だ。

グレースも私たちに気を使ってだしてくれたのだ。

 

飲まなければ...大和魂を見せなければ...

しかし…だがしかし…

 

俺の手にあるのは、ただの水ではない。

いわばパワーアップを全くすることがない超神水みたいなものだ。

 

“死ぬかもしれないけど、その見返りは達成感くらい”

 

なんというローリターン、ウルトラハイリスクなんだ。

コップを持つ手が震える。

その震えだけでコップの中身が全部でてしまうほどの激震具合だ。

 

この水を飲むことが安心なのか非常に疑わしい。

フィリピンでお腹を下した経験がフラッシュバックする。

 




 

 

悩んでいる私をよそに、レンジさんはその水をグイッと一気に飲んだ。

 

レンジ「ありがとー!ちょうど喉が渇いていたところ!!」

 

レンジさんもフィリピンの水はお腹を下す可能性があることは十分に承知しているはずだ。

しかし、なんとも爽やかな男気だろうか。

弾けるような笑顔で飲み干した。

 

私も呼吸を止めて一気にその水を飲み干した。

後に後悔することも知らずに。

 

その後、少しの時間3人で部屋の中で話しをしていたが、なんとなく感じた私の邪魔者感。

もしここにグレースの友達でもいればそうは感じなかったのだろうが、今私はきっとレンジさん、グレースからすれば邪魔者だろう。

 

そこで私は少し空気を読むことにした。

 

私「2人の時間を邪魔してもあれなので、僕は少し外にいますね」

レンジ「え?いいのにそんな気を使わなくても」

 

私「はい、気を使っていますよ。一人で外にいるなんて怖いですし。気を使わなくていいなら、部屋にいても構いませんか?」

レンジ「まぁそこは出ていこうか」

 

こうして私は部屋の外に会った幼児用ほどの大きさしかない椅子に腰かけて携帯をいじっていた。

その時はまだ部屋のドアは少し空いている状態だった。

 

5分ほど経った頃だろうか。

目の前を通り過ぎる住民たちの視線が痛くなってきたので、10センチほど開いたドアの隙間から室内の様子を伺い見た。

 

すると、ちょうどレンジさんとグレースが接吻しているところだった。

その接吻の激しさに、あまり見たい光景ではないこともあり、そっとドアを完全に閉めた。

 

ほどなくして室内からは、壊れかけのボロボロの部屋を破壊に至らしめんほどの音が軽快に鳴りだした。

きっと室内ではレンジさんとグレースが...

 

待っている間にも辺りはどんどん暗くなっていく。

 

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Ken Ono
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。
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6 コメント

  1. ご愁傷様です。

    お腹の音が聞こえてきそうです!!

    ぴぃぴぃぴぃ~~ピィピィピィ~~~”””
    ろくな水じゃね~~~~!!(長渕風に)

    失礼しました!!

  2. バラック小屋なんかいくとね、もう、本当に汚くてトイレなんか???しか浮かんでこなくて。でも、もし地球がおかしくなり生き残るのは、こんな環境で暮らしてる奴なんだろうなといつも思う。

  3. 俺も2週間づつ1年に2回行く
    前回雑食人間になろうと
    屋台で飯食った。見事、、、下痢、下痢、、、👩( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)

   

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