[オノケンブログ前回のあらすじ]

一人のフィリピーナが指名をめぐって激昂しています。暇で酔っていた私はそんなフィリピーナの横乳めがけて勝負を挑むことにしました。勝者は?

激昂するフィリピーナ。そのフィリピーナの胸めがけて決闘開始!!

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

[フィリピーナ同士の修羅場の開幕。元凶の人物はきつい一撃をくらう]

現指名子を背にして、前指名子に“部屋に来ないか”と誘うレンジさん。

当然、現指名子はその話は聞こえていたようだ。

 

非常にふてくされた現指名子に気が付いたレンジさんは、彼女(以下、“現”表記)に話しかけた。

レンジ「ごめん待たせて。怒ってる?」

現「いえ、全然」

 

レンジ「うそぉ、怒っているでしょ?」

現「怒ってない」

 

レンジ「そうか。でも安心して。私は彼女の内面が好きなだけ。外見はあなたの方が全然上だよ」

現「内面は?」

 

レンジ「それはまだわからない。だって会ったばかりだから。でもあなたはすばらしい内面を持っている気がしてる。君の内面を僕はもっと知りたい。よければ今夜俺と一緒にいてくれない?」

 

私「・・・・!!!!」

 

この人はなにを言っているんだろうか。

つい数分前に前指名子を部屋に誘っておきながら、現も部屋に誘っている。

 

質問の意図が全くわからない。

この人は何をしたいんだろうか。

 

私からは彼の顔を確認できないが、雰囲気や口ぶりからはそんなに酔っているようには思えないが...もしかしてとんでもなく酔っているのだろうか。

正面から見たら、目だけ逝っているのかもしれない。

 

現「はぁ!?さっきあなた前指名子をホテルに誘っていたじゃない。私たち2人であなたの部屋に来いと言うの?」

レンジ「あなたが断れば、彼女(前指名子)だけ来るでしょ?あなたがもし私と今晩一緒にいてくれるなら、彼女には断りを入れるよ」

 

酔っている。

完全に泥酔状態だ。

話が無茶苦茶だ。

こんな誘いに乗るわけが

 

 

 

現「行くわ」

 

 

うそん。

 

なぜそうなる。

なぜ引っかかる。

なぜ“これに食いつくと、痛い目見るよ”と書かれているルアーに食いつく?

 

レンジ「ありがとう。じゃあ前指名子には断りを入れるね」

現「うん。あなたは私をこれからも指名してくれるよね?」

 

レンジ「もちろん」

現「うれしい♡」

 

今後の指名を見据えての行動なのだろうが、今目の前で起こったことがにわかには信じられない。

さすがにイージーすぎる気が...

ほどなくして前指名子が部屋に戻ってきた。

 

レンジ「前指名子よ。ちょっと今日は疲れちゃったから、さっきの話はなしね。もう少ししたらホテルに戻って早めに寝ようと思う」

前「そうなの?わかった」

 

レンジ「また今度ね」

前「うん。ところでレンジ。今度来た時は私のことをちゃんと指名してくれるんだよね?」

レンジ「う、うん。そうだね」

 

それを聞いた現指名子は即座に反応する。

 

現「はぁ?今度から指名するのは私でしょ?」

前「何言ってんのあんた!!レンジ、私でしょ?」

 

その後、現指名子が前指名子に対してタガログ語で何かを強い口調で伝えた。

何を伝えたかはわからないが、きっと伝えたらいけないやつだ。

 

前「あなたさっき、疲れたからホテルに戻って早めに寝るって言っておきながら、現指名子のことをホテルに誘ったの!!??」

 

店内に響き渡る怒号。

 




 

 

レンジ「いや、ほら、あなたの内面は好きです。でも現指名子の方が外見がタイプで...」

 

言い訳になっていない。

むしろそれでは火にガソリンをぶちまけるようなものだ。

案の定、前指名子がヒートアップする。

 

前「あなたさっきは私のことかわいいって言ってたじゃない!!」

現「#$&‘|!#$!!!」

 

現指名子がタガログ語で何かを前指名子に伝えた。

言った内容はさっぱりわからなかったものの、口調からすると今回もよくないことを伝えたことは明白だ。

 

それがゴングとなり、2人のフィリピーナによる激しいタガログ語での口論が始まった。

かなり大きな声を出していたため、周りのお客さんも異変に気が付きこちらのことを見ている。

 

口論はさらにヒートアップし、体の押し合いが始まった

 

私は白目でその場に座っていた。

この事態を収拾できるのは、激ギレしている2人の間におり、そもそもの元凶のレンジさんしかいない。

 

酔いが一気に醒める光景に、あわてて二人を止めようとする。

しかし、気性荒め科、すぐに手が出るコース所属の前指名子によるフルスイングビンタをお見舞いされていた。

 

それからほどなくして、オカマのママが仲裁に入ったことで事態は収拾した。

その後、私たちは逃げるようにチェックをして店を出たのであった。

 

そしてこの夜、レンジさんの部屋には誰も来なかった。

 

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

15 コメント

  1. やめてくれ~~~~!!
    面白すぎる!!
    会社でこっそり拝読していたら、事務員に・・・。
    「にやつくな!!」と一喝!!

    仕事に戻ります・・・・。

  2. うーん
    そらそうなるわな…
    そしてなにも残らなかったってパターン
    ペソもどんどん逃げていくし…

    • まぁ、なんだかんだうまくいかなかったけど、あのころは楽しかったなぁという思い出が残ればそれでいいではないですか(*^_^*)行動を起こして後悔した方が絶対にいいです!

  3. 行くんかぁ〜いっ!!!とツッコンでしまう展開に笑いが止まりません。w
    私もレンジさんのようなメンタルが欲しい。w

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