[夜の街で出会った老○。夜遊びに慣れている人は対処の仕方も一流!?]
ラウンジ店内で大きな声をあげ、暴力的な行為をしていた爺をみてレンジさんは警察に連絡した。
それを聞いていたのだろう爺が、店外でレンジさんに怒鳴ってきた。
爺「おいまてや兄さん!!」
完全にオロオロしている私と対照的に、レンジさんは落ち着いた様子で
レンジ「はいはい。もうちょっとで警察くるから店にいてよ爺さん」
か…かっこいい。
さすが夜に街で遊び慣れているレンジさん。
対応が堂々としすぎ…
普段のだらだらした様子から忘れがちになるが、彼は柔道の黒帯だ。
動物的に強いということは、襲われてもなんとかできるからと考えることができるのだろうか。
私もボクシングか何か始めようかしら。
爺「何警察に通報してんだ!!お前関係ないだろうが!!逃げるな!!」
レンジ「はいはい、わかったわかった。後はおまわりさんに話してね」
すげーなレンジさん
…ん?
スタスタスタ…
はやっ。歩くのはやっ。
私「ちょ、ちょっとレンジさん」
スタスタスタ…
はっやっ。
競歩の大会中か。
走ってはいない。走ってはいないものの、レンジさんは急激に歩くスピードを上げた。
私では小走りじゃないと並走できない程だ。
そうこうしていると、後ろで怒鳴っている爺の声は少しずつ遠ざかってきた。
そして完全に巻いた。
私「酔っぱらった時に走るのはしんどい。どんだけ早歩き慣れてんねん」
レンジ「何のこと?普通に歩いていただけだけど?」
私「虚勢張らないでいいです。あんなくそのように早く歩くんなら、潔く走って逃げたほうがいいです。競歩の選手レベルに速く歩いておきながら、何のこと?ってしらばっくれるほどかっこ悪いことはないです」
レンジ「夜の街で会得した技だわ」
私「かっこよくねーわ。それはそうとご馳走様でした」
レンジ「うむ。さて、そろそろこの出張のラストのピンパブいくか」
私「やっぱり行くんですね」
楽しかったこの旅の最後の遊びだ。
スタスタスタスタ・・・・・。
スタバに行くんですか??
フィリピンのスタバは味が薄くて微妙ですが、今はそれさえ愛おしい…
オノケンさん、
歩くレンジさんに振りきられて迷子になっては他のトラブルに巻き込まれてしまいますね😅
私はビビリなので、いざとなったら凄い勢いで走ることが可能です!