[オノケンブログ前回のあらすじ]

最近の若いこと言うのは初体験が早いですよね。もちろんこれはいろんな意味が含まれています。今回のケースは、フィリピンに足しげく通われる方ならだれもが通る道ですね。もちろん全く行わない方も多くいらっしゃるとは思いますが…

衝撃のメッセージが届く。最近の若者は何でも初体験が早い!?

 

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

[フィリピーナ元彼女の妊娠。フィリピンが抱える大きな問題に直面]

ハナからの突然の連絡、

 

“私、妊娠しています”

 

―――うそだろおい。俺の子か?いやいや、まてまて。きちんと避妊はした。しかも安心安全メイドインジャパンのオカモトさんだ。でもコンドーさんでは100%防げるわけではないと学校の先生が言ってた。まずはきちんと誰の子かはっきりしなければ。

 

“誰との子ども?俺?”

 

画面を見たまま、メッセージに既読が付くのをずっと待っていた。

一秒一秒が長く感じる。

 

“あなたとの子ではありません”

 

喜怒哀楽が複雑に入り混じっている。私の子じゃないという言葉を聞いた私の心情は、非常に言い表し難いものであった。

 

私「俺の子ではないの?」

ハナ「あなたと最後にしてから生理はあったから」

 

私「そうなんだ。例の韓国人との子?」

ハナ「うん…」

 

私「俺という彼氏がありながら、彼にいくほど好きだったんでしょ?それほど好きな彼氏の子なら、おめでとうと言えばいいの?」

ハナ「それが、彼にそのことを伝えてから10日ほど連絡がない」

 

私「は?子どもができたことを伝えた瞬間から?」

ハナ「うん…」

 

私「彼はハナからのメッセージを読んでいるの?」

ハナ「うん…」

 

私「逃げたってこと?」

ハナ「わからない…」

 

私「くそ韓国人だな。なぜ避妊具使わなかったの?」

ハナ「あなたのこと愛しているからって…」

 

私「くそでくずだな。で、結局逃げたんでしょ」

ハナ「たぶん…」

 

私「ハナのことは気の毒に思うよ。でも、あなたは俺を捨てて避妊もせず、責任もとらないような無情な口だけ男を選んだ。その男がほとんど大部分悪いことは確か。でも少なくとも俺だけをきちんと見ていればそんなことも起こらなかったことも確か。避妊もきちんとするように言えばよかった」

ハナ「うん…」

 

私「少なくともハナは俺のことを不幸にしてその男の所に行った。それで行った先で不幸になっても俺は何もしてあげられないよ」

ハナ「はい…」

 

私「これからどうするの?」

ハナ「わからない」

 

ーーー・・・一番混乱しているのは間違いなくハナだ。部外者の自分がこれ以上言えないか…

 

私「・・・子どもは大切にしてあげてください。少なくとも子どもには罪がない」

ハナ「うん…」

 

日本では、父親となるべき男が逃げた場合、中絶の選択をとる人も少なからずいるだろう。

しかし、フィリピンの大部分を占めるカトリックでは中絶は禁止されていることである。

妊娠してしまった以上、流産にでもならない以上は“産む”という選択肢しかない。

 

逃げた韓国人に対しての怒りは、吐き気を催すほどである。

また、これからのハナと将来生まれてくる子どものことを考えると、不憫で胸が痛い思いである。

こういった人たちが少しでも減ることで、フィリピンという国は今よりもっとよくなっていくとこの時改めて強く感じた。

 




 

 

○ ハナ、妊娠に関する話のあとがき

 

本来であれば、あとがきというものは、このような中途半端なタイミングでは入れません。

しかし、今回の私の体験したハナの妊娠、そして夫が逃亡という、フィリピンが抱えるあまりにも大きな問題に触れることで、少し“あとがき”と言う名の私個人の意見や、それに対する問題提起を書かせていただきたいと思います。

 

今回の件は、文章にしようか否かで私の中で葛藤がありました。

 

今回のケースというものは、残念ながらフィリピンでは非常によく起きていることです。

全くの関わりのないフィリピーナがそのような状況になっていると、言葉では“大変だね。ひどい男だね”と言いながら、あまりにも多く聞きすぎたことで、まったく同情しないようなことも今までに幾度となく経験があります。

 

しかし、今回は私も深くかかわった相手の事例だったので、かなり感じ方が違いました。

私の感情として、この出来事はあまりにも腹立たしく、胸が痛い経験でした。

このことが起きてから、もう7か月ほどの月日が流れたのにもかかわらず、文章を書きながら怒り・苛立ち・吐き気を感じながら打っていました。

 

にもかかわらず、なぜ今回文章にしたかと言いますと、このクレマニをお読みいただいている読者の皆さんに今一度、このフィリピンの抱える問題の一つを考えていただきたかったのです。

 

フィリピンに渡ると、行為を存分に楽しんでおられる方も大勢いらっしゃることでしょう。

そのこと自体は、否定する気など、そして否定する権利などありません。

それもフィリピンの楽しみ方の一つであり、存分に楽しんでいただきたいところであります。

 

しかし、今では日に最低でも1500人は訪れていただけるようになったこのクレマニの読者の方の中には、まったく避妊をしないという方もいらっしゃることでしょう。

もし、行為を行った相手が妊娠をした場合、きちんと“金銭的な援助などを始めとする責任が取れる”のであれば問題は少ないことと思います。

 

しかし、もし行為を行った相手に妊娠が発覚した時に責任が取れないのであれば、きちんと避妊はすべきであると思います。

 

“責任が取れないなら、きちんと避妊はすべき”

 

文章にしてしまうと、“今更、私のような者が改めて申し上げることではない”ということは存じ上げておりますが、KTV内にそういった嬢が多いこと、また、今回私の身近な人間にそういったことが起こった今回のことをきっかけとして、みなさんに今一度考えていただきたく思い、あとがきを書かせていただきました。

 

もちろん、新たな命を授かることは非常にすばらしいことです。

大事なのは、生まれてくる子、そしてその母親に不自由な思いをさせるようなことは、大人の男であれば当然避けるべきということです。。

これはフィリピンのみならず、日本でも頻繁に起こっていることでしょう。

 

また、相手に対することだけではありません。

検査については日本に比べたら頻繁に行われているフィリピンであるからと言って、様々な病気にも気をつけなくてはいけません。

百歩譲って、病院ですぐに治療ができるようなものであればまだいいですが、死に直結する様な病気にかからないとも限りません。

 

自分のためだけではなく、家庭をお持ちの方はご家族に対して、お持ちじゃなくても友人同僚ご両親など、病気になることで心配や迷惑をかけることもあるかと思います。

自分の“面倒くささを省きたいから”“気持ちがいいから”という一時の感情に流されることなく、きちんと避妊をして、各々での性生活を楽しんでいただけたらと思います。

 

参考に

 

 

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

12 コメント

  1. あとがきに対しては世界共通と言ってもいいでしょう。
    逃げることは簡単な事です。

    ハナさんの件に関しては非常に残念です。
    オノケンさんがあとがきを書く事、非常に悩んだのは解ります。
    このブログでこのような話は実際拝読したくありませんでした。
    オノケンさんも多少のパニックだったと思います。

    最低限のルールを守って遊びたいですね!
    また、楽しみにしています!!
    オノケンさんの武勇伝!!

  2. K国人はひどいですね。結婚しようといってバージン奪って妊娠したら逃亡とか,5万ペソでバージン買ってあげると言って5万ウオン(5000円位?)しかあげなかったり。チャットで話した女の子に聞きました。

  3. まさにコピノが溢れかえってます…
    彼らはちょっと前には、誰が妊娠させるのかを競ってたりもしてました…
    今、世界一買春をする国でもありますし、私達はほんとに限りある関係を持った娘たちには気をつけるように言えますが…
    彼らはタイでもカンボジアでもベトナムでも同じ行為をしています。
    他国に遊びにいったのなら、まずはリスペクトするべきだし、責任を持つべき

  4. 自分の元彼女二人も同じ運命をたどりました。ただ、男のほうも本当に自分の子なのかわからないことが多々あるというのも現実です。

  5. 皆さん、避妊をしましょう!
    外国へ行っても何処でも女性に優しさを!
    今回の記事、大変ショックを受けましたが、あとがき部分はオノケンさんに強く同意します。

  6. 日本人も変わったものでは、ありませんよ。少し前までは、同じ様なものです。最近では、日本人にくらべ若くてハンサムなk人が増えたからそう思うだけです。少しお金にゆとりがある人達が発展途上国の貧しい部分を馬鹿にした振る舞いをしているだけです。ただそれだけの事なんですよ。みんな同じ様なものです。違いますか?

  7. フィリピンの女性はとにかく愛を求めていると感じます。
    愛があれば既婚者も厭わない…まあ、これはある程度の年齢を重ねた子持ちの女性だけかもしれませんが…
    愛してくれていると信じた男には、100%以上の愛と優しさを捧げてくれると思っています。少なくともビサヤ地方ではそう感じました。マニラはまだまだ初心者なので分かりません。
    お金が愛の基準にもなるだろうし、純粋に心を求めることもあるでしょう。
    今はお金の力に任せて愛を買っている身なので、説得力は皆無ですけれど(笑)

  8. 例えば、カッコいい西洋人が日本で日本女性を口説いて妊娠させる。
    日本女性も何処かで望んでるのかも?
    優秀な遺伝子は血が混ざるほど良いと人類は感じています。ハーフの方に魅力を感じるのは生物的な反応。
    ただし、ケンさんのおっしゃる通り、きちんと責任が取れる事が重要で、女性を困らせないこと。国を問わず全ての男に当てはまる事でしょう。
    最後の動画で噴きましたが、大変大切な事です。
    ゴムをしないやつは国を問わず相手を問わず、精子からやり直した方が良いでしょう。

  9. 逃げたK国人はもちろん最悪ですが、我々も紙一重ですよね。
    逃げた男、逃げられた女(ハナ)、そんな女と関係持っていた男(オノケンさん)
    悪い順(ダメな順)に並べるとこんな感じでしょうか?
    オノケンさんにとって救いだったのは「あなたの子です」と言われなかったことですね。
    もしオノケンさんの子だと言われたら信じて責任とったのでしょうか?(ゴムつけてても100%ではないのでありえますよね)

  10. 相手が欧米人と韓国人で、我々の受ける印象と意見が異なるような気がします。
    今回の件、相手がもし韓国人じゃなく欧米人、あるいは日本人だったなら、私たち読者が受ける印象が少し異なっているような気がするのは私だけでしょうか?

  11. リョウさんも淋病かクラミジアですもんね。生口でもキスでも感染するので皆様お気をつけを

  12. あとがきについて、完全に同意。
    K国だけでなく、日本人でも少なからず責任も取らずに逃げる輩はいる。
    絶対数が多いのは、確かにK国人(しかも若い)

    若い女性からしたら若い外国人の方が老人よりは良いと思うのだろうけど。

    遊び方を知らない若者の多いこと。KとCの小金もちは特に。

    責任は、しっかり取らなければいけませんね。

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