3人のおっさんが
「おそらくあのおっさん3人は今スケベな話をしている」
と街ゆく人にばれる位のスケベな笑みを浮かべて今晩のことについて会話をしていた。
マーク「オンナ!やっぱりオンナだよ!!」
レンジ「ケンさん(私)はどこいきたい?」
私「オンナ!やっぱりオンナだよ!!」
レンジ「日本でいうキャバクラとかいろいろあるけど、どんなことが体験したい?」
私「そうですね。色々な女性と話ができるところでしょうかね?」
レンジ「ほほう、ではマーク。エドコンと例の場所に行こうか…?」
マーク「ぐふふ、イエッサー」
どうやらとっておきの場所があるようだ。「例の場所」とだけで通じる出会いスポットとは如何なるものか。
マークがタクシーを捕まえ、3人はまずエドコンという場所に向かった。
15分くらい車を走らせ、その場所に到着した。
それにしても、タクシーに15分程度乗っても100ペソいかない程度である。非常に安い。
さて、エドコン(エドサコンプレックス)だが、見た目は大規模なカジノのようなイルミネーションの華やかさである。
中に入ると、中央にバーや軽食を食べることができるスペースと、さらに入り口が6つほどあった。
マークとレンジさんに促されるまま、そのうちの一つの空間に足を踏み入れると、中はゴーゴーバーのような空間で、前方中央で15~20人ほどの女性が水着のようなコスチュームでリズムに乗って踊っている。
マーク「女の子とデートできる。エドコン内の女の子なら誰でもアプローチできる。あなたの恋人になるかも。」
私「!!!!」
店内に足を踏み入れたときはストリップか何かかと思っていたが、まさかのデートができる相手と出会う場所だったのである。
吹き出そうになる鼻血を我慢できない。
各エリア内にはお酒が飲めるスペースも設けられていて、もちろん好みの女の子と飲んで話すだけもできる。ただ、ここにくるほとんどの客の目的はデートだそうだ。
このエドコン内だけでも100人以上の女の子がいるようだ。しかも美人でスタイル抜群の子が多い。
レンジ「マーク、ここはこのへんにして例の場所に行こう。」
マーク「デートしないの!?」
レンジ「観光として来ただけだからね。」
私(心の中)「えっ....」
こうしてレンジさんとマーク、私は例の場所に向かうのだった。
次回 フィリピン・マニラの危険地帯!!