マニラに舞い降りた日本人男性

 

こんにちは。クレイジーマニラのブス担当レンジです。

成人の日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私の方は午前中に仕事を終えて今一息ついたところです。この後、マイホームヒーローの続きを読みますがその前にブログ更新です。

昨日は私のおすすめ漫画を紹介しました。その流れで今回は『面白いストーリーの書き方』についてご紹介します。小説以外にも漫画や映画にも共通します。

私なりの考察が皆さんの作品作りにお役に立てれば幸いです。

 

【小説の書き方】ストーリー展開とキャラクター設定を漫画から学ぶ

 

ーー将来、小説もいつかはAIが書くんでしょうね。漫画や音楽も。

と遠い目で言っても始まらないので話を進めましょう。

『作品は第一話で決まる』

と言われています。導入部分ですね。ここでいかに読者の興味を惹きつけられるか。それが叶わなければ作品自体が読まれません。余程の実績や元々のファンが居なければ。

いくら途中から面白くても最初の最初が重要です。楽曲に例えるなら最初にサビを持ってくるイメージです。恋愛で言えば外見とお互いの相性です。ここで気に入ってもらえるかどうか。

ただし、最初にある程度結末を予想させるかどうかはテクニックになるかなと。見せた結末のようなものは途中のことで、本当のラストは本編を読まなければならない。これこそ常套です。

おそらく世の先生たちは日夜研究していることでしょう。

作品作りはまずジャンルを設定すると思います。私の場合、冒険サクセスものが好きなのでそれを例に取り上げます。

ワンピースとキングダム、その他人気作品にも触れながら共通点を探っていきましょう。

『小説の書き方』と謳いましたが、この場合ストーリー優先で絵や画力は置いておきます。

原作、作画が分かれていること。マーケティングも忘れてください。それはまたの機会に。

 

・『海賊王』と『天下の大将軍』

似ていますね。何か野望があってストーリーが始まります。

ワンピースを追い求める、中華統一を目指す。壮大な世界感です。主人公はそれに向けて様々な出会いや苦難を乗り越えていきます。

最近『満州アヘンスクワッド』にハマったのですが、それも”アヘン王”という目的に向かっていますね。落ちこぼれが大成する…… 似ています。

 

・魅力的な仲間と好敵手

ワンピースなら麦藁の一味や最悪の世代、キングダムなら飛信隊や玉鳳楽華。それぞれの背景を描くことで感情移入させストーリーに深みが出ます。

きびだんご的に仲間になると薄っぺらいので、元々は敵だったり強武力だったり身分が異なったりした方が面白いです。ドラゴンボールで言えばベジータ、ハンターハンターならヒソカです。

せっかく仲間になってくれたのに、最後の最後で裏切られるような展開も欲しいですね。元々仲間だったのに悪に染まっていくキャラも良いですね。

とにかく読者の感情を揺さぶりまくるのです。

 

・第三者的、中立な立場

ワンピースではたくさん出てきますね。海軍大将、七武海、レイリーなど。ストーリーに直接関係ないかもしれませんが、間接的に本筋を大きく演出します。

キングダムだと楚の媧燐や趙の司馬尚、斉の王建王など。敵なのか。果たして味方のままでいてくれるのか。素直なキャラだと面白くないです。癖があるほど良いですね。

主人公は最終的に皆を治めることになるのでしょうか。

また引き立て役として”圧倒的”な存在も欲しいです。しかも主人公を遥かに凌ぐ力を備える。

エネルや龐煖、ハンターならゾルディック家やジン、幻影旅団ですか。チート的な存在です。

これを増やすほど面白いですが、いわゆる”強さのインフレ”が起きますので程々に。

 

・強力な悪、だけども愛すべき存在

ボス、ラスボスです。エンタメ要素として必須です。主人公や仲間が衝突する、危機を迎えるためのイベント主。

ストーリーがジェットコースターのようにウネることで、読者の『がんばれ!』という感情を引き出し、ドキドキハラハラが生まれます。

強大な壁を乗り越えていくことで、いわゆるレベルアップ的な感覚を読者も感じます。ルフィの懸賞金が上がっていけば嬉しいですよね。信が100人将から何処まで行くのか楽しみですよね。これが大きな快感です。

その効果を大きくするために、悪が生まれた背景を挿入します。

理想はラオウやメルエムですね。読者を完璧なまでに絶望させるほどの武力を持ちつつも、実は純真無垢ながら種の使命を果たそうとする。愛する人に尽くし、結局は人間の悪意に蝕まされて……。

『めっちゃええやん。なんなら主人公を超えるやん』

と思わせなければなりません。つまり、作品中で最も魅力的な存在にすべきです。主人公よりもです。

読者が悟空を熱く語りますか?

幽助を? ルフィを? 剣心を? ゴンを? 信を?

フリーザ、戸愚呂、シャンクス、志々雄、ウヴォーギン、桓騎でしょう。

『主人公は脇役、主役は悪役』

これこそヒット作を生み出す考え方、方法です。

 

・巨悪を引き立てる”幹部”とその他要素

四皇、三大天、ギニュー特戦隊、十本刀など”四天王”的なポジションです。

ハンターの凄いところはこれに加えて暗黒大陸に”厄災”ですから。富樫さん天才ですよね。

ちなみに少年誌に多い、武道会やトーナメント、競技会交流会のようなイベントは特に要らないです。ヒソカ対団長もあのステージはさすがに不要かなと。記憶にある中で良かったのは戸愚呂兄弟、亀仙人の活躍くらいです。

その点、キングダムは流石です。戦のみの勝負ですから。だからこそ面白いのだと思います。

 

・特殊能力について

これは難しいところです。気、悪魔の実、魔力、霊力、念…… キングダムの巫舞はギリセーフかなと。

読者層に合わせる必要があると思います。子ども対象ならあれば良いし、大人対象ならなくても良い。

作品に依りますね。ジャンプ系は必須なような気がしますけど、スラムダンクは無いですもんね。花道の身体能力くらいで。

 

・恋愛要素について

あった方が良いです。

「ミカサみたいな女性に想いを寄せてもらいたいなぁ……」

男子なら思うでしょう。女子も想いを重ねるかもしれません。

不器用な主人公に『鈍感だな! 気付いてやれよ!』みたいな切なさ、儚さを覚えます。

とても効果的です。

そういえば、ドラゴンボールやワンピース、ハンターには恋愛要素ほぼ無いですね。あれ?

少年誌に限れば無くても良いみたいです。

 

ーーさて。

ここまでをまとめます。かつ、私が描く次作の構想を。

 

・壮大な目標を設定する

マニラ王になる。東南アジア諸国の影の支配者。

 

・仲間とライバル

女性を多く配置したいですね。主人公をサポートするような、夜のお世話もしてくれるような。美人たちに限ります。

 

・第三者

財閥系や政府関係者は普通なので、ポットさんを登場させましょう。最後は黒幕になってもらうみたいな。

 

・ラスボス

んー。既存のボスになっちゃいますね。現地のマフィアや経済界かなと。

 

・四天王

主要都市を牛耳る外国人たち。暗黒街の大物たち。

 

・特殊能力

『人類最強の運の良さを持つ』これで行きましょう。

 

・その他

乳好きのアホ日本人オノケンを登場させますか。セリフは「アヘアヘ」しか言いません。

 

ーーここまでメモ書きのようにつぶやいてみました。

若い作家さんのために何かヒントになればと思いましたが、結局私のオナニー記事になってしまいました。

 

考えてみると人気作品は凄いですね(コミックです。小説は知りません)。

今はタブレットやスマホアプリで描くようですね…… クリップスタジオですか…… 3Dオブジェクトとか最強ですね…… これなら時間を掛ければ私にも出来るかも。

でも珍遊記のような画風は無理ですね。

満州も真アヘン吸った直後は珍遊記になりますもんね。

漫画家さんは凄いなぁ。

 

では本日のトピはこれにて。

明日からポットブログです、お待たせしましたっ!

 

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

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