[オノケンブログ前回のあらすじ]
日本という国は本当に衛生面が優れており、お腹を下すようなことはよっぽどのことをしない限りは大丈夫です。しかし、日本が良すぎる分、海外でお腹を下す人は多くいらっしゃいます。私もここまで下したのは初めてです。変な味がしたら食べない!!これ大事!!
フィリピンで壮絶にお腹を下す。海外では水や食べ物には注意が必要
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[マラテKTVで、ヘルプ嬢からのアプローチ!?思いもよらない言動に焦る]
ほぼ丸一日腹痛と下痢、そして嘔吐に苦しんだ。
時刻はちょうど日が変わる頃だ。
―――し...死ぬかと思った。でもせめてファーストラインにはいかなくては。
今回の旅での夜遊びのリミットも、もう3時間ほどである。
しかし、体調が好転してきたとはいえ、まだ万全とは程遠い体調である。いつまたダムの決壊が起こるかもわからない。
非常に危険な状態である。
本来であれば、ホテルにて絶対安静なのだろうが、さすがに最終日。少々の無理はしてでもいかなくては。
こんな時にパンパースがあれば憂いなく夜遊びに出かけることができるのだが…
おしりに不安が残るものの、我が尻の括約筋の活躍に期待してファーストラインに向かった。
なんとかファーストラインに到着するも、ソファーにぐったりと座っている私にこの店のママが話しかけてきた。
ママ「大丈夫?疲れているの?」
私「ううん、お腹が痛いの」
ママ「そうなの」
私「たぶん、昨日食べた晩御飯が中ったんだと思う。1日近く吐いて下痢してた」
ママ「あらら、それは大変。今は大丈夫なの?」
私「だいぶね。でもまだ調子が良いとはいえないね」
ママ「じゃあ今日はお酒は飲んじゃダメ」
私「そうだね。俺もそうした方がいいと思う。何かお腹に優しい飲み物ある?」
そう伝えるとママは、お客さんからもらったという私物の緑茶のティーパックを使って、温かいお茶を提供してくれた。
日本の緑茶の味だ。
普段はお茶にありがたみを感じることなどないが、この時はその暖かさと味が非常にうれしかった。
そして、そのママの優しさに涙しそうになった。
ママのことが好きになりそうなほどに嬉しかったので、“お礼にママにドリンクを一杯おごるよ”と言ったのだが、“大丈夫、その分マヤにドリンクを奢ってあげて”だそうだ。
なんていい人だ。
緑茶とママの優しさに癒されていたら、マヤが席に来た。
マヤ「どうしたの?ずいぶん元気がなさそうだけど」
私「いや、食べ物が中って、1日中大変だったの。今もあまりよくはないの」
マヤ「なんで来るの?ゆっくりしていないとだめでしょ」
私「最終日だからね。少しは無理してでもマヤに会いに来たくてね」
マヤ「明日帰るならなおさらだよ。帰る時に体調悪いとしんどいでしょ?」
私「うん、まぁそうだけど…マヤに会いたくて…」
マヤ「だけど、体調それで悪くしたらどうするの!?私だって責任感じちゃうよ」
私「すみません」
その後、マヤとまったりと話をしていたら、後から来た客が彼女の指名客のようで、しばらくしたら席を立ち、ヘルプの子が代わりに来た。
ヘルプに席に着いたのは、ルリだ。
3か月前にリョウさんが指名したフィリピーナである。
私は彼女の性格の悪さが表面化しているような顔(私個人の感性的には)がどうも苦手だ。
THE 悪女顔である。
マラテKTVファーストライン(FIRST LINE)で出会った悪人面。顔は男の履歴書
[初対面の時の様子。要チェック]
そして数か月前に感じたそれは、現在ではさらに色濃く出ている感じがした。
嫌な子がヘルプに来たものだ。
ただ、この子が私に何かしたわけではない。
無下に扱い、私の評価を下げることは避けたいものだ。私の評価は多少なりともマヤの評価にも影響するものだ。
性格がきっと悪いルリのことだ。
私が粗相をすると、色々着色されて話を流されるに決まっている。
そのため、一回り以上違う子に気を遣いながら会話を始める。
ルリ「久しぶり。私のこと覚えている?」
私「うん、もちろん覚えているよ。前リョウさんと一緒に飲んだよね」
ルリ「今日、リョウは?」
私「今回の旅は一緒じゃないよ。連絡取ってないの?」
ルリ「たまに」
私「そうか」
ルリ「彼は次いつくるの?」
私「どうだろ...2か月後くらい?」
ルリ「ふーーーん...そうなんだ」
私「直接聞いてごらんよ。ルリのことタイプだって言ってたし、あなたがフィリピンに来るようにお願いしたら、リョウさんもっと早くに来るかもしれないよ」
ルリ「めんどくさい」
私「めんどくさいって…」
―――肌合わねぇなぁ…
ルリ「ところで、LINEある?」
私「うん、あるけど?」
ルリ「教えてよ」
私「いや、ルリが俺に聞いていいの?ヘルプが連絡先を聞くって、店のルール的に大丈夫なの?」
ルリ「内緒にしてくれれば大丈夫」
私「内緒にって…」
ルリ「内緒にしてくれたら、私あなたのホテルに行くよ」
私「えっ?」
この子は何をいきなり言いだすのだろうか。
ルリ「私、今お金に困ってる。お金くれたらホテルに行くよ。ホテルに行ったこと、マヤには黙っててあげるから」
本当に何を言っているのだろうか?
私「ごめん、俺はマヤが大事だから、そういうことはしないよ。連絡先も悪いけど教えることはできない」
ルリ「ふーーーん、そう…わかった。ちょっとトイレに行ってくる」
ルリはそういうと席を立ち、トイレに向かった。
その後、約10分くらいは彼女は席に戻ってくることはなかった。
正直、非常に気まずい感じになってしまったので、彼女のその行動自体は有難かった。
席に戻ってきても、先ほどの態度は一転し、あからさまにやる気のない様子だった。
私はタバコを吸いつつ、お茶をすする。
気にしていない振りをしながらも、早くマヤが私の元に戻ってくることを願った。
ほどなくして戻ってきたマヤ。
交代の際に、ルリは私に一瞥もすることなく待機場所に戻っていった。
ルリが私に言ったことを下手にマヤに伝えることで、しょうもない争いごとが起きるきっかけになるのは嫌だったので、そのこと自体をマヤには伝えないことにした。
私「うーーーん...」
マヤ「どうかした?」
私「いや、ここだけにしてほしいんだけど、実はルリの顔...俺苦手でさ」
マヤ「苦手?」
私「性格が悪そうというか...心の中では何考えているかわからない感じが苦手でね」
マヤ「そうなんだ」
私「ここだけにしてね」
マヤ「うん、じゃあこれもここだけにしてね。その考えは正しいよ。ルリはやばいやつ」
うん、やばいやつだね。
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ルリは男を探してるんでしょうか… そんな女性ってKTVにも居るんですね…
ケンさん大変でしたね
わたしは
クラビット=最強の抗生剤…淋しい病気にも効果あり
ポンタール=お腹痛のお薬
ガスコン=細菌でガスが出たときに効果あり
これを常備しています
抗生剤は普段から飲むと耐性ができるから、フィリピンとかの旅行の時だけ短期間飲んでます!
朝1錠でまる一日効果あり!
普通に処方もしてくれますし、ジェネリックをネットでも買えますよ!
持っておくと良いです!
これでファーストラインにお客さんいっぱい来るかも(笑)