[オノケンブログ前回のあらすじ]
マニラ空港には色んな食べ物が売っていますが、今回は売店のクリームパスタを食してみました。その味が衝撃的でした。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[台風接近時のフライト。機内の様子は?無事に日本に帰ることができるか?]
飛行機に搭乗した。
行きは4時間ほどだが、帰りは3時間強で日本へと帰ることができるので、これは非常にうれしい。
行きは、レンジさんとスケベな話をしていたら、一瞬でフィリピンまで到着することができる。
帰りはおそらくほとんど話をすることはない。私も疲労困憊であることは間違いないが、レンジさんは私以上に死にかけであることがほとんどである。
というより帰りにまともだったレンジさんは私のフィリピン旅、初回の時のみである。
私の初回の時のレンジさんは、それはもう“頼りがいがある”という言葉だけでは語りつくせないほどに頼りがいがあった。
[初回のレンジさんのイメージ]
しかし、3回目以降は、帰りの時のみならず、旅全体でレンジさんのとある彼女に振り回され散らかし、本当に頼りないレンジさんばかりを見ることになる。
初回の時には、かっこよくさえ見えたレンジさんが、今ではスーパー年下彼女に振り回されまくる、ただの太ったおじさんである。
そのノーマルファットおじさんこと、レンジさんは席に座ると、すぐに死んだように眠りについた。
私もまずい謎パスタを完食したことにより、お腹がいっぱいとなり眠気を感じてはいた。しかし私のビジネスクラスの肩幅と身長で席が窮屈で眠りにつくことがなかなかできずにいた。
飛行機が離陸し、1時間ほどが経った頃。
ようやく狭い機内でもなんとか眠りにつくことができたと思ったら、機内が頻繁に揺れだす。
それから着陸までの2時間は時に激しい揺れを伴いながら飛行した。
飛行機嫌いの私はその時に激しく揺れるのが怖くて仕方がなかった。
それと共に、離陸前に食べた謎パスタが胃の中をぐりんぐりんと回り、吐き気を催し、たびたびお手洗いに向かった。
しかし、機内が揺れることが多く、シートベルト着用サインがなかなか解けなかった。
サインが解けた時には、大勢がトイレになだれ込むという悪循環で、人生初のエチケット袋を使用しようかと何度思ったことか。
私と同じように途中からのあまりの揺れに目を覚ましていたレンジさんも私と同様に気持ち悪くなり、たびたびトイレ待ちの列に並んでいた。
ただただ辛く・怖く・気持ち悪いフライトであった。それはもうトラウマになってしまうほどに。
揺れに揺れた飛行機はようやく日本に到着した。
前回は日本に帰ってきてしまったことを残念に思う気持ちがほとんどを占めていたが、今回はフライトが本当に怖かったため、無事に日本に予定通りに帰ってくることができたことに本当に安堵した。
新幹線、在来線を使用し、私たちは無事にそれぞれの家路につき、次の日には会社の大事なミーティングにも何事もなかったかのような顔をして出席した。
フィリピンを知るまでは日本での自分の生活は幸せな日々だと感じていたが、フィリピンを知ってからは、日本での日々がどんなに退屈に感じていることか。
次回のフィリピン旅行はまた2か月後である。
それまでは今回連絡先を得た女の子達としっかりと連絡を取り合いたいと思っている。
そして、次の旅行の時に、今回自分で植えた種の収穫をするのである。
それまでの間、それぞれの女の子たちがどんな子かをじっくりと見極めていきたい。
あとは、しっかりと体作りを邁進し、次回のフィリピン旅行ではもっと女の子達にモテたい。