おはようございますこんにちはこんばんはみなさん。
筋肉担当のオノケンでございます。
いやぁ、暑くなってきましたね。

 

今年もエルニーニョだか、テジナーニャだが、ロナウジーニョだか知りませんが暑い夏になりそうです。
みなさんにおかれましては熱中症などになることなく、人生のオアシス、フィリピンで心の水分補給などされながら乗り切っていきましょう。

 

さて、前回の旅はやはりマリーの一件が大きかったでしょうか。
あの性悪女、あそこまでいくと逆に清々しく感じます。
あ、もちろん私が第三者だからこそ清々しいと感じるだけであって、渦中の人たちはさぞ大変なことでしょう。
しっかりとこのクレマニのネタになっていただきたいところであります。

 

最初に申し上げておきますが、今回の旅はかなり個人的につまらないものになってしまいます。
なんというか、活力が湧いてこないというか、色々とうまくいかなかったというか…正直、今回の旅はあまりうまく書けないような気がしています。
というよりも、書けるような出来事がとにかく少なかった…これにつきますね。

もちろん、ネタを求めて私が積極的に行動しなかったのが原因なのでしょうが。
ネタ自体が少ない今回の旅は、一つの章として扱うのはあまりにしょぼいので、前回の章の引き続きとしたいと思います。
それでは再開いたします。

 

 

 

[自分史上最高につまらない旅の始まり。ただ一つの成果だけを除いて…]

レンジさんの婚約相手。
彼の口から出てきたのは“マリー”だった。

 

「え、マリーですか?日本人の真理さんとかじゃなくて?」
「うん」

 

「あの僕が知っている嘘つき浮気、ヒサシブリダカラークソ女ですか?」
「言い方よ。めちゃくちゃいうやん」

「だってレンジさんあの女…」

 

 

 

 

いや、伝えない方が面白いか?
このまま全てを知るただ一人の人物として、ダイスケさんとレンジさんの恋愛模様がどのように変化していくのか、そしてどのように堕ちていくのかを傍観するのもまた一興か?
絶対その方がネタになるよな?
よし、ダイスケさんのことは黙っていよう…

 

と、一瞬私の中のデビルメイクライ部分が囁いてきたが、愛と希望の戦士、ホワイトエンジェルこと私の右大胸筋がそれを阻止した。
私はレンジさんにダイスケさんの一件を全て話した。




「…というわけです。騙されています。婚約なんてレンジさんには無理です。今は蒟蒻でも食べてダイエットしてください」
「…婚約…」

 

「ダメです。今僕が喋ったことこそ真実です」
「…婚約…したふりをしていただけ」

 

「は?」
「俺は騙されていない…婚約したふりをしていたdk2$@#」

 

「いや、ショックすぎて語尾崩壊してるやん。ショックなのはわかります。でも今ならそのショックを最小限に抑えることができます」
「…」

 

「てか、そもそも盛大に騙され搾取されておきながらよく婚約なんて話まで行きましたね」
「そりゃあ、俺もマリーとは関係長いし、やっぱりあなたなしでは生きられないって言われたらそうなるでしょ」

 

「復縁まではわかります。でも婚約はすっ飛ばしすぎやしませんか?もしかして、シンガポールの叔父が病気で、婚約とかしないとシンガポールに行かないといけないとか言われたんですか?」
「なぜそれを…まさか」

 

「そうです。ダイスケさんと全く同様の手口です」
「マジか…騙されていたのか」

 

「もしかして、叔父の病気の治療費にお金の無心もありましたか?」
「あった…」

 

「いくらですか?10万ペソとか?」
「20万ペソ」

 

「いや格差。ダイスケさんには10万ペソ要求して、レンジさんには20万ペソとかやっぱり歴が長いと額が上がるんですね」
「え、ダイスケさんは10万ペソなの?」

 

「はい、そう言ってましたよ」
「俺の勝ちやなダイスケさん」

 

「勝ち負けの基準がわからん。僕からすればむしろ負けてると思いますけど」
「愛情が金額に表れているわ」

 

「思考やばいやつですね相変わらず。で、払ったんですか?」
「まだ払っていない。ここのところ忙しくてそんな余裕なくて」

 

「忙しい仕事に感謝してください。そして真実を伝えた 僕にはより一層の感謝をしてください。プロテイン一年分で手を打ちましょう。ちなみに僕は1日に80gプロテインを摂取しますので、一年では約30キロほどとなります」
「30キロって米かよ。なんにせよサンキュー。騙されずに済んだわ」

 

「新しい子を探しましょう。新陳代謝です。デトックスです」
「おぉ、次いつ行くかね?」

 

「5月の中旬から下旬はいかがでしょう?」
「そこならいけるはず。行こうか」

 

航空券は予定日一か月前から値段が上がると読んでいた私は、4月初旬にチケットをおさえた。
だが、それから1週間ほど経った頃、レンジさんがフィリピンに行けない事実を知った。

 

ブログランキングリンク-ボトム
ブログランキングのトップを目指しています。
応援よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

スピンオフ小説『クレイジーマニラ』電子書籍、単行本出版決定!Amazonで販売中↓ フィリピン 小説 マニラ

 

オノケンシーズン2 第4章前の記事

 

オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

2 コメント

  1. はてさて、レンジさんはリカバーできたんですかね?それよりダイスケさんが心配です🤣

※コメントアイコンが欲しい読者様、DMでお知らせください。

 

コメントを書く

Please enter your comment!
Please enter your name here