[オノケンブログ前回のあらすじ]
マラテ内で一番高級な店と言えば間違いなく526でしょう。他のKTVとは一線を画す高級感がそこにはあります。当然値段もそれなりにしますが、日本のキャバクラと比べたら、それでもなお安いことは間違いありません。気になる方は是非一度。良い出会いがあるかもしれません。
マラテ最高級KTV526へ。贅沢空間で出会った超絶美人フィリピーナ
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[526でまさかの指名ミス!?超絶美人フィリピーナの裏の顔をみてしまう]
最高級KTV526にて、ローテーションの最初に来た子がかなりの美人で絶賛浮かれ中の私。
彼女の名前はアンドレ。
どうやらレンジさんは彼女のことを知っているようであった。
レンジ「おぉ、アンドレ久しぶり!」
アンドレ「久しぶりです」
私「知っているんですか?」
レンジ「うん、アンドレは何度かこの店で飲んだことあるよ。割とここは長いんじゃないかな?」
私「のっけから私のあまり好まない情報が聞こえてきましたね」
レンジ「まぁでも良い子よ。見ての通り身長がものすごい高いからケンさんにお似合いだと思うよ」
私「え?そ、そう思います?げへへ」
アンドレとの会話を始めた。
私「始めましてケンです」
アンドレ「アンドレです。始めまして」
私「レンジさんとは知り合い?」
アンドレ「ええ、この店で何度かお会いしたことがあります」
私「ここで働いて長いの?」
アンドレ「2年くらいです」
私「そうなんだ。前は何してたの?」
アンドレ「モデルをしていました」
私「あぁ、そうだろうね。身長高いけどどれくらいあるの?」
アンドレ「176㎝です」
私「す、すごいね。ハーフ?」
アンドレ「いえ、純フィリピーナです。両親が共に高いです」
身長に関して言えば、ここ526では日本の身長の表し方の“cm”で答えられる子も多いが、他のKTVでは“cm”では伝わらない。
フィリピンでは“フィート&インチ”で身長は表されているため、フィート・インチの理解をしておくといいだろう。
初めての挨拶や簡単な質問をしていたらもうローテーションの時間になってしまった。
次以降に、彼女を超えるフィリピーナに会えるかどうかはわからない。ここは早めに決断することがいいだろうと感じた私はアンドレを指名することにした。
以前にも述べたことだが、この526では指名したところでずっと横にいてくれるわけではない。
例えば1セットで5回ローテーションなら、そのうち3回はこちらに来てくれるといったように、ローテーションはあるが、多めに入ってくれるといった感じである。
指名をすることで、当然指名代はかかるが、私としては指名をした方が最終的には安くなると感じている。
ローテーションをすると、来る子来る子皆が“ドリンク注文してもいいですか?”と聞いてくる。
気に入った子にだけ注文する or 断ることができる人ならいいのであるが、THE 日本人の私は断るのがなかなかできないのである。
そのため、LD代がかなりいってしまうのである。
その点、指名をしていると、例えローテーションで回ってきた子にLDをねだられても“ごめん、LDは指名した~~にだけ注文すると決めているの”と断りやすいのである。
結果(私のようなはっきり断ることのできない小心者は)安く済むわけである。
ただ、アンドレを急いで指名したことを後々後悔することになるのである。
とりあえずアンドレはローテーションで他の客のところへ。
アンドレの代わりに来た子は、全くと言っていいほどに私のタイプではなく、のんびりと緊張せずに飲むことができた。
大変そうなのはレンジさんの方である。
他の女の子達と違い、ローテーションがないママはずっとレンジさんの隣に座っており、ガンガンドリンクと料理を注文していた。
ママの分だけならまだしも、ドリンクについてはついでに私の隣に座っている女の子の分も注文されるため、一体1セットで何杯のドリンクが注文されたのだろうか。
[私は一度、料理の中で一番高いものを注文したが、メテオをくらったかのようなダメージを受けた]
20分後くらいだろうか、私の席まで戻ってきたアンドレ。
私は〝おかえりアンドレ!寂しかったよ”という目線を送るためアンドレの方を見た。しかし…
私(心の中)「うわ...なんか...めっちゃだるそう。怒ってる…?」
“だるい”というのは体調不良という意味ではなく、単にめんどくさそうな表情をしているという意味である。
このアンドレ、席にいる時にはそんな表情をみせないが、交代のタイミングの表情はものすごくめんどくさそうな表情をする。毎回である。
この仕事ももう2年になるアンドレ。
この526は他のKTVとは違い、入れ替わりは頻繁ではない。
通常、同じKTVで2年も働いていれば十分すぎるほどにベテランだが、ここ526ではそれよりももっと長いキャストもおり、2年はベテランに近い中堅レベルだそうである。
それでもやはり2年である。
今までに多くの客からアプローチを受けて来たことだろう。その中にはお金持ちやイケメンもいたことであろう。
少なくとも私は、そんな目の肥えているアンドレのストライクゾーンには入っていなさそうであることをこの表情から悟る。
少しでも“あり”そうならば、その客の席に来たタイミングでこのような表情は見せないだろう。
私のような英語を巧みに話せないような人間は最初の段階である程度は〝あり”と判断されないと厳しいのである。
一気に下がるテンション。
そしてもう一つ、私のテンションを下げてしまう事態が発生してしまう。