[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンに長期の滞在になった場合、まず押さえたいのはホテル代ですよね。ただ、単に安いだけのホテルだと古かったり、スタッフの対応が悪かったりとなかなかホテル選びも難しいです。そこで今回はコスパ最強クラスのホテルを紹介します。
夜遊びに最適!?マラテのコスパ最強クラスおすすめホテルの紹介
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[マラテ最高級KTV526へ。贅沢空間で出会った超絶美人フィリピーナ]
ホテルをでた私たちは、まずは両替をした。
なんといっても最高級KTVの526である。日曜日のみ1セット1500になるが、それ以外は2000である。
サービスや税をいれるとスタートから2600ペソ弱である。
少しの手持ちだとあっという間になくなってしまうと判断したのか、いつもは3~4万円ずつ両替するレンジさんが一気に8万円の両替を行っていた。
私「けっこう両替しますね」
レンジ「うん、前に今日と同じようにママの誕生日を祝ってあげた時があって、その時はけっこういったからね。軽食にケーキにドリンクに」
私「そうなんですね。526の料理っておいしいんですか?」
レンジ「そうだね。この間は1セットだけだったけど1万ペソは行ったかな。フードメニューが結構するのよ」
私「ちょっと僕もうちょい両替しようと思います」
レンジ「あー、大丈夫大丈夫。これだけあればギニュー隊長以外なら倒せるでしょ。足らなかったらカードもあるし。フリーザ第1形態くらいなら許す」
私「なんと戦闘力ざっと53万とな!? どんな飲み方すりゃそんな金額いくんですか…ただ、頼もしい限りですね。尊敬します」
レンジ「ま、たまにしか来ないから、お金使う時はしっかり使おうよ」
滞在中に感じることだが、私とレンジさんは3歳ほどしか変わらないにも関わらず、彼はお金に余裕があると感じるときが多い。
私たちの日本の会社には歩合や年俸制などの制度はない。
単純に年功序列が基本のため、月々の給料はそこまで多くは貰っていないはずなのに...
宝くじでも当たったのかと変に勘ぐることもあった。
彼に副収入があることは推測できる。
最近はフィリピンビジネスも手を離れ、スタッフにほぼ任せているとのこと。
内容だけは詳しく教えてくれないのだが、日本でも別の法人を構えて何かしらのビジネスをしているようだ。
その辺りで調整しているのだろう。
もちろん、なぜそんなに羽振りがいいのかと聞いた時もある。
彼から返ってきた答えは、
“全然儲かってない。真面目に働くのが一番! 基本は節約生活ね、ブッ”
と屁をこいて話を変えられるのである。
しかし、彼が日本にいる時もマニラと同じように夜遊びに興じている事を知っている。
「昨夜のキャバは良かった」や「あのクラブのNo.2に惚れた、絶対落とす!」など週に何回聞かされるだろうか。
ただ、私としては彼の懐事情にさして興味はないため、“屁で話しを変えたいくらいなら深くは聞かないでおこう”くらいなものである。
お互いに30を超えたおっさんである。あまり話したくない内容の一つや二つあって当然である。今日日、夫婦でも秘密にしている事なんてざらにあるのではないだろうか?
さて、526に到着した。
相変わらず高級感漂う外観である。
中に入ると、右側のブロック席に通された。
[高級店はお手洗いも高級。2泊くらいならお手洗いでできるほどに清潔&高級]
この526では、マラテ内の他のKTVではフリーのドリンクとしておいていないお酒も取り揃えているようである。
私「他の店にはおいていないお酒があるって言ってもそもそもお酒に詳しくないので全くわかりません」
レンジ「ボーイにお願いしたらフリードリンクのお酒目の前に並べてくれるよ」
私「おぉ、それはいいですね!やってもらいましょう!」
レンジ「ちょっとまってね」
レンジさんがボーイにお願いして私たちの前に並べられたフリードリンクたち。
見た目高級そうなお酒ばかりである。
私はその中で一番高いだろうお酒を頼もうとした。(元を取りたい貧乏性)
レンジ「ん?ケンさんそれ他のKTVにもあるよ?せっかくだからここにしかないやつのほうがいいんじゃない?」
私「・・・・どれが良いお酒か教えてください」
そうして注文したのはレンジさんが日本でも良く飲むという洋酒である。
料理についてもそうだが、お酒については特に舌バカな私は何を飲んでもだいたい同じにしか感じない。
なんでもいいのだ。
なんでもいいのであれば少しでも原価の高いものを選ぶほうが良いのである。
どちらにしても舌は満足するので、“高めのお酒を飲んでいる”というフレーバーを足すことで心を満足させるのである。
単純な思考だ。
そしてこの生演奏が流れる贅沢空間の中、飲むお酒の味はまた特別だと感じる。
これで隣に最高級のフィリピーナがいてくれたらいいのであるが...
結局は隣に誰が座るかである。
この526、最高級店だけあって女の子のレベルが高いのは何度も言っているが、高いことは高いのであるが、全員ではないというのは正直なところである。
様々なジャンルのフィリピーナがおり、私のタイプとはかけ離れてしまっているフィリピーナもたまに現れる。
そのため、良いローテーションかどうかというのは非常に大事なポイントなのである。
巡りあわせが悪ければ、非常にもったいない時間を過ごしてしまうことになる。
レンジさんはママを指名し、私はローテーションである。
早めに良い子を見つけたいところであるが、私の今の運はいかほどであろうか。
最初にこちらにやってきたフィリピーナは...
私「・・・・!!!!」
一番最初に目に入ってくるのは、彼女の長身である。
ものすごい長身である。
ヒールを履いた彼女の身長は180㎝は超えている。
その割に私の3分の2程度しかないかのような整った小顔である。
顔の系統としては美人系の顔立ちである。
私個人としては“かわいい系”の方が好みで美人系はあまり好みではないが、それを飛び越えてくるルックスの良さに小さくガッツポーズをした。
“最初からこんなにレベルの高い子が来るなんて今宵の俺はついている”
そう感じていた。
しかし、実際はそうでなかった。
この子が一番最初に現れたこと、そして決断を早まったことが後々響いてくるのはもちろんこの時はまだ知らない。