[レンジブログ 前回のあらすじ]
今から数年前、レンジがマニラでビジネスをスタートさせた頃の話。フィリピーナ彼女から「早く来やがれ!」と連絡を受けたレンジ。バッドデイは続く!?
【レンジブログ183】極悪フィリピーナ現る!? KTVナンバーワンの彼女
クレイジーマニラでは以下の三つのブログがメインコンテンツです。
主に、平日に『小説ブログ連載』、週末は『トピックス(コラム)』をアップしています。現在は【レンジブログ外伝五章】を連載中です。
オノケンブログの第一話はこちらから
【オノケンブログ1】転落と後悔
レンジブログの第一話はこちらから
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
ポットブログの第一話はこちらから
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
[筆者レンジより]
読者の皆さんへ。
いつもクレイジーマニラをご覧いただき、本当にありがとうございます。
また、コメントをくださる方々、ラジオを聞いてくださる方々、いつもありがとうございます。
さて。
フィリピーナ彼女のマリーですが、彼女との出会いやお付き合いについては過去のレンジブログをご覧ください。
私がマニラへ通い始めたきっかけ、そしてクレイジーマニラが始まったのは、彼女の存在があったからです。
ーーそして、この日も彼女にハメられた状況。
しかし、別の店の女性とのアフターが気になるところで、そろそろ退店したい。
どうなることでしょう。
それでは、レンジブログ184話をスタートいたします!
これからお読みいただく前に、以下の「ブログ村ランキングバナー」の応援クリックをお願いします!↓↓
(ブログ村にジャンプするだけです。その後はまたこちらに戻ってきてください!)
皆さんの応援で成り立っているクレマニ。是非、よろしくお願いいたします!
[6/25時点のブログランキング]
目指すは『海外ブログカテゴリーで第1位』(現在11位)、引き続きよろしくお願いいたします!
【レンジブログ184】マニラの最高級KTVで嬢をアフターに誘えるか!?
ーーKTV『花と蝶(以下、花蝶)』、そのVIPルームの一室にて。
私とマリーは肩を寄せ、今宵の健闘を称えていた。
「Marry, I can’t drink anymore. (マリー、もう飲めません。)」
「Fxxking Range. Drink more… (ブス野郎、もっと飲めよ……。)」
マリーも相当飲んでいる。反応は薄く、今にも寝落ちしそうだ。
ーーラストオーダーを聞かれた時に、私はチェック(Bill out)をお願いした。
「Hey, Range! Why bill out!? Ha!? (おいっ、ブス! 死にてぇのか!? はっ!?)」
「Marry, it’s almost time. (マリー、もう時間だよ。)」
「No! You lead me to my home later… (違う! 後で家まで送れよ……。)」
私は会計を済ませ、彼女に「とりあえずコンドミニアムに帰るね」と伝えた。
フラフラのマリーは顔を抑えながら、私を見送る。
ーーさて。
急げっ! 今、午前2時40分!
あと20分はKTV『Room526(以下、526)』へ行ける!!
私は花蝶を後にし、マビニ通りを渡り、一度ダイアモンドホテル方面へ。
そこで折り返し、そっと526へ入った。
[526外観]
そろそろ閉店時間だったが、一階は大いに盛り上がっているようだ。
団体客の喧騒が伝わってきた。
エントランスのところで待機している女性は数名だけで、ほとんどは席に着いていると思われる。
私は受付のところで「空いてますか? 短時間でいいです」と伝える。
ボーイに「ちょっと確認します」と言われ、しばらく待つ。
そして、どうやら二階の一席が空いているとのことで、螺旋階段を登った。
ーーボーイにドリンクと女性リクエストを伝える。
彼曰く「今夜はゲストが多くて、少しお待ち頂くかもしれません」とのことだった。
私は「もし可能なら、ママさんもお願いします」と伝えた。
……私の場合、本気で口説きに入っているときは、その店のママも必ず指名して三人で話すようにしている。
ママに「私は今、この女性にアプローチしています」と宣言し、ママの許諾を得ながらゆっくりと近づいていくのである。
そして、ママのことも持ち上げながら、援護射撃をしてもらう。
これぞ、KTVブス戦法、数多の中でも奥義級の作戦である(日本の夜遊びでも使用可)。
ーードリンクが運ばれてきて、薄めの水割りで喉を整える。
先ほど花蝶のトイレで、胃の中はほとんど空になっており、比較的意識はしっかりしていた。
[526のテーブルの上]
そして、間もなく彼女が現れた。
名前は『サン』。
アメリカンハーフのフィリピーナ。
先日、526へ入店したばかりのパートタイマーの学生さん。夜の職場はこれが初めて。
見た目の美しさはもちろんなのだが、彼女の純朴さに惚れてしまった。
ーーこの526、マニラの最高級店と言うこともあってか、以前はかなり『接客が冷たい』と言う印象があった。
在籍女性たちのプライドが高いのだ。例えば、元々生まれが良い、学歴がある、モデル業をしている人が多いためだろう。当然、高給の要素もある。
要は『お高くとまっている』ような接客だ。
しかし、この頃は劇的に改善されており、どの女性も『接客』に前向きな姿勢が感じられていた。
(526の接客指導は非常に厳しい。閉店後のミーティングの長さはおそらくマニラで一番長い。)
ーーサンが初めて私の席に着いた時、ボーイから「ボス、今日初めての子です。よろしくお願いします」と紹介された。
私はここでは『安全な客』として認識されているようで、このように『初接客』の女性を当てられることが多い。
確かに、必ずワンドリンク以上、ノータッチ、ジェントルマントークだけだ。
勤め始めの女性は緊張もあり上手く話せない人もいるが、サンはとても感じの良い(私のタイプな)可愛らしい雰囲気だった。
何より彼女の『笑い方』が大好きなのである。私は『笑い上戸』の女性に弱い。
私が何かボソボソっと話しても、いちいち拾ってくれて大笑いしてくれるのである。
彼女の第一印象こそ『ハリウッド女優みたいな人だな』と思ったが、少し会話するとめちゃくちゃ純朴な子であった。私の一言、一言に手を叩いて笑うのである。
美しさ十分、おっぱいはDはある、超がつくほどの笑い上戸。
おっさんはハートを撃ち抜かれ、その日のうちにアプローチの宣言をした。
[サンの似顔絵]
今宵も美しいサン。名前の通り太陽のようだ。
病み切った私の心を照らしてくれる。
「Range, I’m very happy to see you tonight too! (レンジ、今夜も会えて嬉しいわ!)」
「Me too! (俺も!)」
「Kyahahaha!! (きゃはははっ!!)」
そう言いながら、彼女は私の腕に纏わりついて来る。
ん?
これもしかして、俺。人間ではなく、ゆるキャラかマスコットと思われてる?
「Sun. I’m human. You know? (サン。私は人間です。知ってる?)」
「Sure. Kyahahaha!! So funny!! (もちろん、きゃはははっ!! 超ウケる!!)」
……おっ、おう。
人間ではないものが英語をしゃべったかのようなハツラツとしたリアクション。
本当に男としてみているのだろうか?
「Sun. I like you. You know?(サン。あなたが好きです。知ってる?)」
「I know! Me too! Kyahahaha!! (知ってるわ! 私も! きゃはははっ!!)」
こっ、この子は頭大丈夫なのだろうか。こちらが心配するほど爆笑している。
[526店内二階]
そして、午前3時。チェックの時間帯。
いつものクラシックミュージックが流れ始め、曲の終わりと同時に店内の照明が一気に明るくなる。
この時、伝票が渡され、一緒にママも現れた。
「Hi, Rangeee! Good morning! (ハイ、レンジー! おはよう!)」
「Hi, mom! Good morning! (ハイ、ママ! おはよう!)」
私はママに「一杯だけでもどう?」と誘ったが、「もう時間だから」と遠慮された。しかし、ママは席に座り、私に向けて太鼓を打ってくれた。
「Sun. Range is very kind. He is really gentleman. You’re very lucky. Cuz He likes you.(サン。レンジはとても優しいのよ。彼は本当にジェントルマン。あなたは幸せよ。だって、あなたのこと好きなんだもの。)」
「Yes! I’m so lucky! Kyahahaha! (はい! 超ラッキー! きゃはははっ!)」
……笑い過ぎだろう。
私はママと目が合い、お互いに苦笑いをした。
ーーおつりを受け取るまでの間、私はサンとこの後のアフターの約束をした。
ちなみに526では、客とスタッフが同伴以外、店外で会うことにはペナルティがある。サンも働き始めて間もないと言っても、知っているはずだ。
しかし、OKをくれたことは少なからずママのお膳立てがあってのことだろう。
表向きにはできないが、ママは聞いてない振りをしてくれたようだ。
(女性との関係次第。気にせず外で会う女性もいる)
ーー会計が済み、一階へ降りる。
店の出入り口は少し混雑していた。
団体客の後ろに隠れながら、526を出ようとする。
私はドアマンに「サー、タクシーお願い!」と伝えると、彼はすぐに通りへ出てタクシーを止めてくれた。
そっと乗り込み、ドライバーに行き先を伝える。
ふうっ。
……サン、美人で良い子だが、ちょっと頭が痛い子かもしれない。でも良い感じなのは間違いない!
この後も楽しみだっ!!
もしかしたら、いきなり今夜ワンチャン……
ぐふふふふっ、ふははははっ!
はっ、はばっ、げほっ、げほっ!
[526のすぐ向かいにある花蝶]
ーー花蝶の前では、仕事を終えた女性たちが私服で退勤しているところだった。
おっと、危ないタイミング。
マリーのあの様子なら、しばらく休んでから店を出てくるだろう。
後で連絡を待とう。
と思いながら、花蝶を通り過ぎた時。
うおっ!!
ドライバーが急ブレーキを踏んだ。
何だ?
タクシー前方に人影が。
仁王立ちでタクシーを阻む女性。
マリーだった。
「レンジ訃報か!?www」と思った方、応援クリックお願いいたします! 次回、マリーの怒り爆発!?、乞うご期待!
ツイッター@RangeAbe のアカウントで、この記事のあとがきをラジオで話します。テスト放送ではありますが、ぜひ絡んでください!(日本時間の午後11時半頃。9割下ネタ発信しておりますが、エロチャンネルではありません。)
[ライブアプリ『ペリスコープ』でレンジをフォロー]
レンジさんに”順調”という文字が見つかりません!!
仁王像の襲来!!
明日が楽しみです!!
怨霊さん、お世話になっております!
恐怖の始まりですねw
マビニの真ん中に立ってタクシー止めるマリーw
怖すぎる!
ワンチャンさん、いつもコメントありがとうございます!
あの通りで無理矢理車を止めるのは彼女くらいでしょうw
サンさんにとっては、レンジさんはテーマパークの着ぐるみな感じなんでしょうね? めでたい?
それにしても・・・
あの通りで仁王立ちですか((( ;゚Д゚)))
順風満帆ですか・・・いや、聞いてみただけです??
が、がんばって~( ̄▽ ̄;)
Ackieさん、いつもコメントありがとうございます!
サンとも付き合いが長くなります。526を途中で辞めたり、また戻ったり。
実は私、あの界隈では526でのエピソードが一番多いのですが、今までは伏せていました。懇意にさせていただいてたので。
この度のロックダウンもあり、この章では526エピソードを増やそうかなと思っています。
こんばんはレンジさん。マリーさんエピソードやはりピカイチすね。会ったことないけどもう頭の中に仁王像、いや阿修羅化したマリーさんがメラメラした感じで出てきます笑。しかし526懐かしいなぁ。高いけど女性レベルはホントのトップクラスもいれば、ん?という感じの子もいますね。あの落ち着いた雰囲気嫌いじゃないです、もとい結構好きです。
さてさて、明日も楽しみだなぁ。
いつもありがとうございます!
かーわんさん、お世話になっております!
そうですね、彼女はネタの宝庫なので書いていてこちらも楽しいです。
その時は死ぬほどストレスだったのですが、今では良い思い出です笑
今後ともよろしくお願いします!
羨ましい!ここまで、この街ではじけてみたい。
小虎さん、いつもコメントありがとうございます!
この頃は楽しかったですね!
奇人のように遊んでました笑
う~~~む・・・レンジさんって
ドラマを呼ぶ男、いや波瀾万丈に愛された男ですね。
違うなあ・・・地獄が寄ってくる男(爆
モテる男は大変ですね。
拳銃や警察がらみじゃない回は、楽しませてもらってます。
さて、マリーをどうやって丸め込むのか・・・
楽しみ楽しみ♪
G1Rさん、いつもコメントありがとうございます!
お褒めの言葉ありがとうございます!
私は全く悪気はないのですが、トラブルを呼んでいるようです。
女性関係については、成功より失敗体験の方が圧倒的に多いです。
数打てば当たる作戦、王道です笑
身近にいたら楽しいピーナですね。
恋愛感情抜きにして、お金を使いたくなります。レンジさん羨ましい~。
Ninaさん、いつもコメントありがとうございます!
サンのことですかね? そうですね、愛嬌あって明るい女性は一緒にいると楽しいです!
マリーは普段は怖いのですが、たまに女、母親に戻るのでそこがまた魅力ですね!
マリーならやるだろうなと思ってしまった?
このストーリーは初耳なので、僕も明日の地獄?を楽しみにしています!
人の不幸は蜜の味
ポットさんのブログから読み始めたのですが、これまたレンジさんのも面白いです!
一気にクレマニファンになりました。
オノケンさんのも読みたいけどかなりのボリュームそう…
これから夏に向けてゆっくり楽しませて頂きます。
元ケソンさん、コメントありがとうございます!
オノケンブログはマジで面白いので是非是非読んでみてください!
今後ともクレイジーマニラをよろしくお願いします!!