[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンはマニラマラテにあるハリソンプラザはローカルモールとして有名です。色んなものが安く買えるので私は大好きです。そんなハリソンが年内に閉店してしまいます。みなさん、行くのであれば早めに行きましょう!!
動き出すストーリー!!もうすぐ閉店してしまうハリソンプラザでリラックス
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[音信不通のフィリピーナ彼女とようやく連絡がつく。戦慄の人物現る]
待ち望んでいたハナからのメッセージがついに来た。
ハナ「Hi Ken…im sorry」
この1通だけだが、彼女が無事であった事が何よりのことである。
私はすぐに電話をかけた。
私「Hi ハナ」
ハナ「Hi….」
私「大丈夫?」
ハナ「うん、大丈夫」
私「この3日間どうしていたの?」
ハナ「友達の家にいました」
私「なんともない?怪我とか」
ハナ「大丈夫。本当にごめんなさい」
私「無事であればなにより。すごい心配したんだよ」
ハナ「うん、家のこととか、仕事のことでいろいろ嫌になってしまったんです」
私「今はだいぶ落ち着いた?」
ハナ「はい」
私「今日は...仕事に行くの?」
ハナ「行くと思う」
私「わかった。遅い時間は厳しいから早めの時間に行くよ。その時話そう」
ハナ「はい...」
私「ハナ、俺は怒っていないからね。ただ、すごい心配をしただけ。あなたが元気であればすべてオッケーだから。もし俺に対して悪いと思っているんだったら、店であった時に今までのような笑顔を見せてね」
ハナ「ありがとう。じゃあまた店で」
ハナが無事だった。
最悪の事態まで考えていたので、スタバのテラス席で昇龍券のようなガッツポーズをしたいほどの喜びが込み上げる。
十中八九行くことができないと思っていた旅行もこれで行くことができると思った私はレンジさんに電話をかけ、キャンセルはしないように伝えた。
夜まではまだ時間がある。
急に気分が上がった私はカジノへ直行。
いつもならチビチビとスロットをまわすケチギャンブラーの私だが、
“なんだか今日いけそうな気がする”
という天啓を得た気がしたため、(私としては)高レートで勝負をかけた。
そして、
くそぼろ負けをした。
いつもなら出口の従業員に“この人負けたんだろうな”とすぐにわかるほどに肩を落として帰るのだが、今日はそんなことはない。むしろハナのことを考えるとニヤニヤが止まらない。きっと出口にいる従業員たちは、
“こいつ大勝したな”
と思っていることだろう。
大丈夫だ。ぼろくそ負けだ。
だが、気分は全く落ち込まない。彼女が無事だったのだ。
ここまでテンションが下がった数日分を明日の旅行から...いや今日の晩から取り返すのだ。
テンションが上がった時に行く場所...そう、ジムだ。
今回はパンパシのスリマーズジムの会員になる予定ではあったものの、なんだかんだで会員にならずに今日に至ってしまった。
1回あたりの金額はアホのように高いジムのため、本来ならば使わないところだが、気分もいいし、今夜のために筋肉も作り上げておかなくてはいけないので、1000ペソを払ってジムで一汗二汗かいてきた。
そして訪れた19時。
ハナにこれから行くよとだけメッセージを送って店に向かった。
しかし、彼女はまだ出勤していないようだった。
幸い、この少し前にレンジさんから連絡があり、向こうでの時間が思いの外かかりそうなので、集合を10時にしてほしいとのことだった。
そのため、8時過ぎまでなら待つことができる。
しかし...
8時を前にしてハナから送られてきたメッセージ。
“今日は仕事に行きません”
まじか...
“明日の旅行には一緒に行ってくれるよね?”
とだけ送って返事を待った。
久しぶりに会えると思って有頂天になったのも束の間、雲行きが急に怪しくなってきた。
約束の時間まであと2時間ほど...KTVに行く気にもなれないので、周辺を探索したり、部屋で待ったりして過ごした。
9時30分ごろ、レンジさんがようやくマラテに戻ってきたため、町を歩きながらハナの状況を説明すると、“まずは無事であって何より”とレンジさんも彼女の無事を喜んでくれていた。
レンジ「さて、もうそろそろダイスケさんとの待ち合わせ時間だね。緊張するな...」
私「ええ、我々にとって初めてクレマニを通して会う人ですからね...とんでもない人でないことを祈ります」
ダイスケさんは良い意味でとんでもない人だが...
レンジ「そうだな。めっちゃ変な人だったらどうする?」
私「顔面凶器みたいな人が来たら、走って逃げましょう。僕は逃げ足には自信があります」
レンジ「俺のことを置いていかないでね」
私「なんのために日々鍛えていると思っているんですか」
レンジ「さすが頼りになる」
私「逃げるためです」
レンジ「そっち?足はあんまり鍛えていないって言ってたのに」
私「まぁ、いざとなればレンジさん柔道初段でしょ?なんとでもなるでしょう。袈裟固めで相手を制圧している隙に僕は逃げます。その場合、ご武運を」
レンジ「なんと薄情な...」
私「冗談ですよ。ダイスケさんがやばい人で、もし襲ってきたら、まずレンジさんが先鋒です。うまく相手を体落としあたりで投げる。もちろん体を預けて、体重を乗っけましょう。下は固い地面なので、それでまず勝負はつくと思いますが、そこにだめ押しの袈裟固めで完全制圧。そこで僕が颯爽と登場。その辺に落ちている棒でダイスケさんの頭をつんつんしながら、警察を呼ぶように大声で叫びます」
レンジ「・・・その作戦でいこう」
私「よろしくお願いします」
待ち合わせ場所はパンパシフィックホテルの喫煙場所だ。
緊張でタバコの灰が勝手に落ちるほどに手が震える。
ダイスケさんについては、我々と同じ年代という事しか知らない。
異国の地で、異国の地で暮らす日本人と会うということは、かなり特別なことだ。
色々な嫌なケースばかりが頭をよぎってしまう。
待つこと5分ほど。
レンジさんにダイスケさんから連絡が入る。
“目の前のコンビニにいるのですぐいきます”
・・・
―――うわっ
そのメッセージが来て、ものの1分もしないうちに秋葉原の一部の場所にたくさんいそうな日本人らしき人物が現れた。
チェックのシャツにメガネ、くたびれた黒リュック、ロン毛&くせ毛&油ギッシュ質のテカテカぼさぼさ髪のわかりやすい男性が、パンパシ方向に向かってやってきた。
私「まじかっ!レンジさん!!逃げましょう!」
私達とは話が全く合いそうにない男性はこちらに向かってくる...
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マニラで物騒な話はだいたい商売絡みかも
怨恨や嫉妬は怖い
謙虚さを心掛けて、危うきには近寄らない
良い人もいるが、そうじゃないことも
どうぞ初心を忘れずに
謙虚さは非常に大切ですね。調子に乗りすぎずに調子に乗って夜を楽しみます!!
ただ、疑う気持ちは私は人一倍強いです。フィリピン人男性には…
なんだか、若い時に悪い女に引っかかって追っかければ追っかけるだけ自分の思いと逆方向に向かう彼女との流れ!多分こんな思いをしてるうちは、良い女とは、であえませんよね。美人とかタイプは、別として!あー!切ない時間はある年代では拷問だけどある年代なら青春かも!
最初から悪い女とそうでないのが区別できれば苦労しないのですが、それはなかなか難しいですからね!!やはり数をうつしかないのだと思います!!成功はたくさんの失敗から生まれますからにっこり