[オノケンブログ前回のあらすじ]

フィリピン人はけっこう流血物でも平気でネット上にアップしたりします。今回フィリピーナ彼女から送ってきたのは、血の海の写真でした。

血の海。フィリピーナ彼女から送られてきた衝撃の写真

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

[殺人事件。顔見知りのフィリピーナが映った無残な写真]

人ひとりのものなら完全に致死量に達しているであろうほどの大量の血が路上に流されている写真が送られてきた。

予想外のマヤからの写真にひるんだ。

 

私「え?なにこれ?血?」

マヤ「血。ここに少し前まで死体があった」

 

私「死体?誰の?」

マヤ「遺体の写真とか見れる?大丈夫?」

私「大丈夫」

 

その質問をするなら、血の海の写真を送る前に確認をするべきと思いながらも彼女の返信を待った。

ほどなくして送られてきた写真。

 

・・・うっ!!

 

そこには一人の遺体が仰向けで倒れていた。

 

うわぁ・・・

 

・・・ん?どこかで見たことがあるような...

 

・・・えっ!!!

 

私「え・・・これ・・・ルリ?」

マヤ「そう」

 

私「え?ルリが?なんで?どこで?誰に?」

マヤ「わからない。この写真は友達からもらっただけだから」

 

ルリのことを覚えているだろうか?

マヤと同じファーストラインで働いており、仕事に慣れた頃からヘルプでついた客にも手をだし、店内で度々揉め事を起こしていた。

 

その後、店を辞めたかと思えば、今度は客として二人の男性と共に入店。

そして偶然にも彼女を求めて店に来ていた男性と店内で大揉めするという、まさにトラブルメイカーな子だ。

悪人面フィリピーナの謎すぎる行動。響き渡る怒号に騒然となる店内

[ルリが起こした店内の騒動については上記URLより]

 

彼女とはもう二度と会うことはないだろうとばかり思っていたが、まさかこんな形で再び彼女を見ることになるとは思わなかった。

 

フィリピン人は、Facebookなどに日本では考えられないような写真を平気で載せる人が多い。

流血ものでも平気で投稿する。

 

ただ、それは完全に文化の違いであろう。

日本の殺人のニュースでは、絶対に遺体の写真や映像を見せることはなく、ニュースに限らず、他の番組でも基本的には血ですらも映すようなことはない。

しかし、フィリピンでその手のニュースに簡単に触れることができる。遺体の写真なども一市民が簡単に閲覧できることを考えると、考え方がそもそも違うのであろう。

 

マヤによると、ルリの遺体はマラテ内のある暗い路地で朝方に発見されたようだ。

回収されるまでに時間がかかったのか、多くの人の目に触れたのだろう。

その大勢の人の中の一人が撮影した写真が人から人に巡りに巡って、マヤの元まで届いたという感じだ。

 

こんなにはっきりと殺害された遺体など生涯で初めて見る。

銃殺だろうか...どういった方法で殺されたのかははっきりとはわからないが、おそらくは銃によるものだろう。

 

とにかく血まみれだ。

体の至る所から出血をしたであろうところから、発砲は一回や二回ではなく、明確な殺意をもって犯行に及んだのだろうと推察される。

 

となると、誰に殺されたのか...である。

しかし、こればっかりは彼女の交友関係などを全く知らない私には皆目見当もつかない。

ただ一つ思い当たることがあるといえば、男性関係のもつれくらいだろうか。

 

前回彼女に会った時の、店内で激昂した男性もかなり彼女に好意を持っていた様子だった。

その好意が、ひどい形で裏切られた時、殺意を抱くほどの憎悪に変わるのかもしれない。

もちろん、可能性としては極々低いことである。

 

しかし、知っているフィリピーナがこのような無残姿で発見されたことで、背筋に寒気が走った。

 

きっと今回ルリはなんらかのトラブルで殺害されたのだろう。

しかし、理由はどうあれ殺害されたのだ。

レンジさんがよく言っている言葉

 

“慣れた時こそ用心を怠らないように”

 

という言葉をもう一度自分自身に喚起して、フィリピンでの行動をしていこうと思ったのであった。

日本人が殺害される類のニュースは、たまに目にする。

 

目にするものについては、そのほとんどすべてが仕事・金銭関係でのもつれからくるもので、旅行者が巻き込まれたようなニュースを目にすることは最近では全くない。

しかし、用心に越したことはない。

羽目を外しすぎないように気を付けよう...

 

今週もがんばっていきましょう。

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

14 コメント

    • はい、知り合いがこのような目に合うと怖いと思うのですが、日本でもまぁまぁ怖い事件起きていますからね…

  1. これってノンフィクションなんですか?
    本当ならマジ怖いですねぇ。
    しかも顔見知りとか。。。。怖すぎ

    • クレマニのベースはノンフィクものです。
      もちろん店や嬢の名前など、事実と異なるものも一部含まれておりますが、顔見知りが殺された事実につきましては完全なるノンフィク物です。
      本当に怖いです。

  2. マビーニ通りとか危ないからね。
    日本の方も気をつけてください。
    お金の貸し借りや異性問題はトラブルの元ですよ。

  3. 最近は比較的事件がないですが数年前にブルーバナナの前で日本人が射殺されたり
    花蝶の並び店のCCAに日本人がセットアップで嵌められたり
    LAの近くで日本人が囲まれたりと治安が悪い場所でも遊んでいるのを認識した方がいいです。
    特に深夜のエルミタのマビニ通りやLAの近くは危険ですよ!
    旅慣れて俺だけは大丈夫と言う根拠のない自信は危険です。

    • その通りですね!!
      明日は我が身、せっかくの旅が最悪のものにならないように今一度気を引き締めていきましょう!!
      しかし、ブルーバナナの前って人通りが多い所なのにそういうこともあるんですね…

  4. これは強烈でしたね。まあ、この国では一万ペソでヒットマンを雇えると聞きますから、くれぐれもトラブルにならないように女性と関係を深めてくださいね。時々邦人の殺人事件が報道されますが、フィリピン 人とのビジネスのトラブルか、フィリピーナとの感情のトラブルが原因らしいです。

  5. リアルですね。私情のもつれでしょうか。
    私も客とccaそれぞれの修羅場に遭遇したことあります。それが発展するとこのような悲しい事件になるのでしょう。
    最近は少し治安良さそうに見えますけど、十分に気を付けてください。貧困もまだまだあります。
    くれぐれもオノケンさんも巻き込まれないように。
    クレイジーマニラ、頑張れ!

    • 色々とやらかしてそうな嬢だったので、色んなもつれがあった事でしょう。
      人の恨みは生きていると大小ありますが買うものでしょうから、大きな恨みを買わないように最新の注意を払いたいと思います。
      応援ありがとうございます!

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