衝撃の一言。フィリピーナを喜ばせるために費やした多大な労力

[衝撃の一言。フィリピーナを喜ばせるために費やした多大な労力]

夕刻。歩いて約束の場所まで来た。

ほどなくして後ろからクラクションが鳴った。

振り返ってみると、そこには無駄にでかく、黒光ったアルファード。

そしてよく見ると、運転席には弾ける笑顔のレンジさん。

私たちは、愛知から新幹線でここまで来たのだ。

なぜ今彼は車に乗っているのだろうか。

レンジさんが乗る車は私の隣で停まった。

レンジ「ジャジャーン！サプラーイズ！」

私「こんなおっさんにサプライズて。同じサプライズなら、僕の目の前でベンチプレス120キロくらい挙げてください」

レンジ「へい、彼女乗ってかない？」

私「いやだからガチガチの男やし。というよりなぜ車？」

レンジ「話は後だ。さっさと車に乗れ」

私「キャラが定まってなさすぎでしょうよ」

車に乗り込んだ。

私「で？なんで車なんです？」

レンジ「いや、べスが周辺をドライブしたいって。仕事終えてからレンタカー借りてきた」

私「お金と時間の使い方よ。出張で新幹線使ってきたから車はないんだよっていえばいいじゃないですか」

レンジ「はぁ、ため息でるわ…ケンさんって本当にあれだね。打算的だよね。女性喜ばせるのに、そんな時間とかお金とか言ってちゃだめよ。女性が喜ぶ顔はプライスレスよ。ノーリーズンよ。オールシーズンよ」

私「うるせーわ。そりゃ僕もその価値がある子にはそうしますよ？でもべスはただのブスです。いつからそんな女性の趣味が悪くなったんですか？レーシック失敗しましたか？」

レンジ「正直、なんで俺もここまでしたのかわからない。県外でると、財布のひもゆるくなるじゃん？そんな感じかなって」

私「緩いどころじゃないですね。がまぐち開け広げて下向けているようなものです」

レンジ「まぁいいじゃない」

少しの間、車で待っていたらベスとアヤが現れた。

おっ？

べスは私服になってもブス不可避だが、アヤはなかなかどうして悪くない。

まだまだ肌寒いが、強気のフィリピーナの準礼服ことホットパンツ着用。

思い出されるフィリピーナホットパンツ＋生足の威力。

上は黒のダウンで寒さをカバーといった感じだ。

現状可愛さに全くの変動を見せないべスの私服も一応紹介しておこう。

上は黒のレザージャケットを着ているのはいいのだが、問題はその下に着ているものだ。

あれは一体何という服だ？

ざっくり言ってしまえば、タイトめな黒Ｔシャツのへそから下の部分を切り落とし、代わりにメッシュ使って透けさせてます的なやつだ。

透けたメッシュから見えるのは、子持ちを思わせるお腹…

その腹なら透けさせない方が良いのでは？

2人が車に乗り込んだ。

レンジ「さぁ、どこに行く！？どこへだって連れて行ってあげるよ♪」

べス「カラオケ行きたい。すぐそこにカラオケ屋があるからそこでいいよ」

わざわざレンタカー借りたレンジさんの労力よ。

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