[レンジブログ 前回のあらすじ]

田原さんの現地会社の取引先銀行の一つに向かう。場所はマラテからマカティへ。現地ビジネスでの第一歩、おすすめの銀行についても紹介。

[前回の記事]
【レンジブログ14】フィリピンでのビジネス、取引先の銀行について。

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

[レンジブログの第一話はこちらから]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

 

【レンジブログ15】マラテでの一人行動開始。ホテルから徒歩でロビンソンモールへ

 

来た道を車で戻り、一旦ホテルへ。

 

ここで私一人、田原さん達と分かれた。お互いの連絡は、私がまだ現地の電話番号もオンラインルーターも持っていなかったため、国際回線で取り合うことに。最悪、夕方5時にはホテルのロビーで待ち合わせをしようと約束した。

 

さあ、行ってみますか。まずは、ロビンソンモールの南側のエントランスを目指しあるいていく。

1分ほど歩くと、すぐに見えてきた。ここの道はわかる。ではちょっと冒険してみますか。

 


[ロビンソンモールの外観写真]

 

ロビンソンモールとは、正式名称は「Robinsons Place Manila」という場所。

Robinsons Place Manila wikiペディアより抜粋
https://en.wikipedia.org/wiki/Robinsons_Place_Manila

(非公式の名前:Robinsons ErmitaまたはRobinsons Place Ermita)はフィリピン総合病院、フィリピンマニラ大学、マニラ市のセントポール大学マニラ校のキャンパス内にあるショッピングモールです。
Robinsons Place Manilaは、ロビンソンズプレイスレジデンシズ、トリプルタワー住宅高層マンション – Adriatico Place Residencesの2つのタワー型居住用高層マンションに接続しています。

 

そして、私は、エントランス前の通りを東へ針路を取り、さらに歩き出した。


[ロビンソンモール前の通りの写真。左手がモール。]

 

付近には大きな病院や学校があるようで、その関係者であろう人々や学生がたくさん通りを歩いていた。そして、次第に大きな通りと鉄道の高架橋下へ到達した。

 

全然行ける。一人でも楽勝だ。

 

私は気を良くして、そこで折り返した。変な自信が付きそうだったので、調子に乗るまいと自制した。

 


[モールの南側のエントランス。以前は喫煙スペースがあった(2017年頃から撤去)]

 

ロビンソンモールに戻り、南側のエントランスから中へ入る。

男性女性が区別されたボディチェックを終えると… おおー、たくさんの人でごった返している。懐かしい。約一年ぶり二回目のロビンソンモールである。

 


[モールの内観写真。12月はクリスマスシーズン。フィリピンでは1カ月以上お祝いが続く。]

 

今回の旅で再会したい現地人がいた。その場所は、ロビンソンのとあるスペースで商店を経営するアマンダというフィリピン人のおばちゃんである。彼女の店では、バッグや財布、時計など有名ブランド品を現地価格で売っている。

 

その場所は、たしかこっちの方だったと思うが。前回初めて訪れたときは田原さんやパーリーがいたため迷子にならなかったが、今回はこの広大なモールで果たしてアマンダの店までたどり着けるか。

 

必死に記憶を辿りながら、そのエリアを探す。

 


[ロビンソンモール内部の写真。様々な衣料品店が並ぶ。]

 

この階だ。エントランスからほぼ一直線に来ることができたようである。間違いない。見覚えがある。

 

奥へ進むと、付近の店の呼び込みらしい現地人が多く声をかけてくる。最初は、ここに他の友達がいるのでと断っていたが、次第に応答が面倒となり無視をした。

 

おっ、この入り口だ。

 


[ロビンソンモール内のとあるブースの写真]

 

見るからに怪しい、怪しすぎる場所。何度訪れても到底、モール正規の出店場所とは思えない。屋根裏スペース、天井の梁とざらざらの防然材がむき出しだ。普通の観光客は絶対に近づこうとしないであろう。ここは怪しすぎる。(現在はその出店場所は移動されているようである。)

 

現地女性スタッフ「レンジさん、久しぶりー!」

 

とても嬉しかった。私もこの人は覚えている。アマンダのお店で働く美人スタッフさんだ。会ったのは一年前の一度きりだったのに、私の顔と名前をおぼえていてくれたようである。年齢は私と同世代か少し年上だろうか。大人の女性、純フィリピン美人である。とにかく笑顔が可愛く、魅力的な女性である。前回も親切によく話しかけてくれたことを覚えている。

 

私「久しぶりです。お元気そうですね。」

 

現地女性スタッフ「元気よ、また会えた。嬉しいね!」

 

私「私も嬉しいです。」

 

現地女性スタッフ「アマンダいるよ!」

 

私との再会を喜んでいる様子。その美人スタッフは嬉しそうに私の腕をとり、腕組みをしてきた。Cカップくらいだろうか、おっぱいが肘に当たっている。嬉しかった。

 


[付近には様々なブランド物が現地価格で売られていた。]

 

彼女に誘導されアマンダの店へと入る。久しぶりだ。相変わらず、怪しすぎる場所。

 

アマンダ「Hi!久しぶり!元気?」

 

私「元気だよ。アマンダは?」

 

アマンダ「元気よ!お客さん少ないけど。田原さんは?あなた一人?」

 

私「田原さんは近くの銀行に行っています。私はレンジです。覚えていますか?」

 

アマンダ「覚えているよ!レンジ、久しぶりね、一年くらい前か?はは、オトコマエね!」




田原さんと同行していた日本人ということは覚えていたらしい。名前は忘れていたか、覚える気もなかったのか。しかし、今回で覚えてもらっただろう。

 


[アマンダの似顔絵 大阪のおばちゃんのような風貌、優しく親切で素敵な人です。]

 

アマンダはこのエリアでは有名な現地経営者で付近にはかなり顔が効くらしい。田原さんとアマンダの付き合いは長く、彼がフィリピンで事業を始めた頃からの友人でお互い商売を助け合う関係らしい。

 

前回、田原さんは「俺とマニラで連絡取れなくなったら、パーリーかアマンダを頼ってね。信頼できる人だから。」と言っていた。そのとき初対面だったが、私もアマンダからは人柄の良さを感じ取っていたので、田原さんがそういうのなら安心できる人なのだろうと思っていた。

 

アマンダと先ほどの美人スタッフと三人でしばらく談笑する。

 

[次回タイトル] ロビンソンモールのとある商店のスタッフに小さな恋をする。現地のWiFiルーターについて。

[次回あらすじ]
現地のオンラインルーター(現地のインターネットにアクセスし、WiFi経由で利用可能になるルーター)を購入のため、アマンダの店のスタッフがエスコートしてくれる。そして、レンジは彼女に小さな恋心を持つ。

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

2 コメント

  1. 初コメです。以前、マニラに住んでいました。ロビンソン懐かしいです、昔はよくデートで利用していました。

  2. マカテテさん 
    初コメントありがとうございます!
    ロビンソンモールは一日いても飽きないところですよね!
    私はハリソンモールも好きです!

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