[地獄のオフ会終了後オノケン目線]
酔い過ぎ+慣れないホテルのベット&枕のおかげで3時間は寝られたはずだったが、まったく寝た気がしない。
短い時間で、さっと準備を終え、チェックアウトの15分ほど前にフロントに来た。
昨日、最後に逃げ出してしまったので、きっとチェックアウトぎりぎりに帰るであろうポットさんに挨拶と謝罪をと思い、フロントで待っていた。
・・・
・・・
・・・チェックアウトの時間はもう15分も過ぎた。
ポットさんもそうだが、レンジさんも出てこない。
フロントにレンジさんがチェックアウトしたかどうかは確認できる。ただ、ポットさんは部屋番号も知らないし、本名も知らない。
とりあえずレンジさんがチェックアウトしたかどうか確認したが、まだしていない様子だ。
フロントから連絡をいれてもらった。
それからさらに15分後...
ようやく降りてきた。
わかりやすく調子が悪そうだ。5軒目どれだけ飲んだんだろう。
私「お疲れです」
レンジ「・・・うん」
私「まずチェックアウトしたらどうですか?」
レンジ「・・・ふふふ」
私「・・・まずはチェックアウトを」
レンジ「・・・くっくっくっ」
私「聞いてます?」
レンジ「・・・」←ゆらゆら立ったまま揺れてる
私「あなたのことが見えているの僕だけですか?幽霊かなんかですか?」
レンジ「・・・ふふふ」
私「まずチェックアウトしてください。ホテルの人に迷惑です」
レンジ「・・・あー...やりすぎたー」←言いながら座る
私「もしもし?いや、座る前にチェックアウト」
レンジ「・・・ふふふ」
なんだこいつ。まじで会話にならん。
それになんだこのズボンの汚れは。白のズボンのすねの部分が茶色い汚れで染まっている。
私「なんですかその汚れ?うんちにスライディングでもしたんですか?」
レンジ「・・・」
私「反応してください」
レンジ「・・・」
私「で、クラッチバックはどこいったんですか?」
レンジ「・・・ふふふ」
私「いや、クラッチバックはどこいったのおじいちゃん?」
レンジ「・・・捨てた」ボソ
私「捨てたんですね?」
レンジ「破れてたし」
- 私「チェックアウトを」
- レンジ「・・・」
- 2の会話を3回繰り返すとようやくフラフラしながら、フロントに向かう。
フロントスタッフと1分ほど話したところで、フロントの人が私の所に来た。
フロントスタッフ「お連れ様が部屋にカードキーを置いてきてしまったようなので、これがスペアキーなので、取ってきていただけませんか?」
わかるよ、会話が成り立たなかったのね。
ただ、私も二日酔いと睡眠不足で十分に体調が悪い。なぜそんなことを私が...
レンジさんの部屋に来た。
部屋に入ってすぐのところにクラッチバックとルームキーが置かれていた。
どこが破れたんだろうとバックを持つと、ずっしり重い。
まさかとは思い、中を見ると、財布やスマホなどが詰まっていた。
あの人は...バカなのか。
カードとバックを手に、フロントに戻る。
まずカードをフロントに返し、チェックアウトを済ませた。
私「レンジさん。何もかもがバックの中に入ってましたよ。これ捨てちゃいけないやつ」
レンジ「・・・」
私「帰りますよ」
レンジ「・・・ふふふ」
ホテルからタクシーで名古屋に向かう道中。
車内は会話を控えるように張り紙がされている。
にもかかわらず、レンジさんは一人でなにかしゃべっている。
フランス語?スワヒリ語?とりあえず私にはまったく聞き取れないものなので、はいはいと適当に相槌を打っていたら、タクシーの運ちゃんに大きな声で話すことを注意された。
それでもレンジさんは謎語を話すことを止めなかったので、レンジさん側の窓が黙って全開にされた。
喋ることを制することができるような元気などないため、白目をむいたまま名古屋駅への到着を待った。
次回 クレマニオフ会オノケン目線最終回 最後の最後でやらかしてしまう豚
おお、ちゃんとチェックアウト出来たのね!偉い偉い!
俺は多分11時半か12時くらいにチェックアウトした。
延長料金は取られなかったよ。えへへ。
レンジさん一人だと無理だったと思いますね!なぜならあの人は、フィリピンからの帰りの飛行機時間を寝過ごす人なので😂
チェックアウトできたんですね!延泊と思ってました😅
コメントによるとポットさんもちゃんとチェックアウトしてたとは、強者ぞろいですね👍
お疲れ様です!w
ポットさんはすごいですけど、レンジさんは一人だと、おそらく夕方までは寝ていたことでしょう。ただ、この後起こることを考えれば、その方が幸せだったかもしれません笑
ホテルの人、大変お世話になりました。これも全て先に夜遊びを切り上げたゴリラのせいなんです。実は黒幕はそいつなんです。
お世話というか、ご迷惑と言った方が良い気がします。
僕絶対関係ないやつ!