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[レンジブログ 前回のあらすじ]

大晦日のマニラで仕事納め。夜は新年を祝う習慣として多くの花火が上がる。その様子は空襲の様だった。

[前回の記事]
【レンジブログ90】大晦日、年越しのマニラ。空襲のような花火で新年を祝う。

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

レンジブログを始め(序章)から読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

レンジブログ第一章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

レンジブログ第二章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

レンジブログ第三章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ71】マニラでビジネス開始。フィリピーナのコンサルティングで法人設立。

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

【レンジブログ91】正月に超美人フィリピーナとディナー、アプローチ開始?

 

正月、元旦のマニラ。

私は、翌日からの仕事始めに備え、この日は休養日とした。

 

日中はロビンソンモールへ行ってみた。元旦ももちろんモールは営業していた。

 


[ロビンソンモールへの入場を並んで待つ人の列]

 

多くの人々で混雑しており、モール内では皆、新年の買い物を楽しんでいるようだった。

私は日用品の買い出しと、新年の挨拶のためアマンダに会いに行った。

彼女も元旦から仕事と大変そうだったが、元気そうな様子に私も嬉しかった。

 

夕方からは、マッサージへ行ったり、ホテル内の日本食レストランで夕食を食べたり、この日はゆっくりと過ごした。

 

 

そして、私の初めてのマニラの正月、1月2日と3日はSMXコンベンションセンターでの業務だった。

主には、マルコの会社のイベントブースのサポート業務だ。

 


[館内イメージ写真]

 

私たちは事前に彼女の広報業務を手伝い、イベント当日は来場者の受付補助や資料整理、ブースの設営などを担当した。

二日間のイベント中は、朝は関係者との打ち合わせに始まり、午後7時まではその場に待機。

来場者が多い時間帯には、私達も接客や説明を担当せざるを得なかった。

両日とも昼食を取る間がないほど忙しく、イベントはあっと言う間に終了した。

 

 

マルコ「Thank you very much, Range.」(ありがとうございます、レンジ。)

私「Yeah good job, Marco.」(はい、お疲れ様です、マルコ。)

 

どうやら彼女のイベントは成功と言ってよい結果のようだった。

予想を上回る来場者、多くの新規顧客とコンタクト出来たらしい。

何件か商談もさっそくまとまったようで、マルコは大変喜んでいた。

 

そして、今後このような機会があれば、また私たちにサポートを依頼したいと言ってくれる。

よかった。どうやら、私達の仕事も成功のようだった。

 

私たちはブースを片づけ、会場を後にした。時刻は午後9時を迎えようとしていた。

 


[コンベンションセンター外観]

 

さて、明日からは通常業務だ。この二日間は全く手付かずだったため、かなりの業務が溜まってしまっている。

新規の顧客は、随時パーリーから紹介されてくる。紹介のペースはもう少し落としてもらってもいいのだが、大変ありがたいことではある。

 

私は会場を出て、パーリーに電話を掛けた。

 

私「無事終わりました。マルコも喜んでいました。」

パーリー「お疲れ様! 良かったわね! ナオミもさっき電話を掛けてきて、超疲れたって。レンジさんもお疲れでしょう。」

私「ええ。まー、日本人だから大丈夫です!」

パーリー「ははっ、そうね。日本人はクレイジーね、とにかくお疲れ様!」

 

パーリーも喜んでいるようで良かった。

彼女経由の案件は今後も続く。彼女の期待を裏切らないようにしなければ。

 

私は、マラテへ向けてのタクシーを拾い、ホテルに戻ることにした。

しかし、周辺は強烈な渋滞だった。

 


[渋滞をゆっくり進む車内写真]

 

ホテルまで一時間はかかりそうだった。

この時、急に眠気が襲ってきて、私はすぐ車内で寝落ちした。

 

ふと気付くと、まだロハス通りを北上中。タクシーはほとんど動いていなかった。

スマホをチェックすると、私は30分ほど寝ていたようだ。

そして、ある女性から着信が残っていた。

 

マルコからだった。

私はすぐに掛け直す。

 

私「Hi, I’m in Taxi. Very traffic now.」(やあ、今タクシーだけど、すごい渋滞で。)

マルコ「Yeah, Me too. Anyway Thank you very much again, Range.」(ええ、私もです。とにかく、どうもありがとうございました、レンジ。)

 

彼女は丁寧にも、私に感謝と労いの電話を掛けてくれたのだ。

このとき、お互いに別のタクシーでロハス通りを進んでいるようだった。

 

彼女に聞くと、住まいはケソンシティらしい。

そうか。彼女はこのままロハス通りからケソン通りへ向かうのか。キアポ教会のあたり、ケソン通りはもっとすごい渋滞かもしれない。

 

私「I think more traffic around Quiapo.」(キアポの辺りはもっと渋滞でしょう。)

マルコ「Yeah. Maybe 2 hours by my house.」(ええ。たぶん家まで2時間かな。)

私「I hope you’d take rest soon. You’re very tired.」(早く休めると良いね。あなたはとても疲れています。)

マルコ「Yeah. I hope so. And I’m very hungry.」(ええ。そうですね。お腹もとても空きました。)

 

 

 

何っ!?

 

 

これは、フリか? 食事へ誘えと言うフリか?

 

それとも、私を壮大なドッキリへと誘う布石か?

 

一瞬、脳内が混乱したが、私の言葉は決まっていた。

 

私「Dinner together?」(一緒に食べる?)

マルコ「Wow! I want. Where?」(わお! 食べたい。どこで?)

 

やはり。

私のタクシーはもうすぐマラテに近づいていた。

彼女の帰り道にあるところで、この近くで良いレストラン…。

 

私「How’s Hover View Restaurant?」(ハーバービューレストランは?)

マルコ「Near Ocean Park? Yeah Perfect!」(オーシャンパーク近くの? はい、完璧です!)

 

彼女のタクシーはまだパサイのようだった。

私は、先に着くと思うから、エントランスで待っていますと伝えた。

彼女は嬉しそうに、「じゃ後でね!」と電話を切る。

 

どうする? マルコと何を話す?

あんな超美人と正月にディナー。遅れてきた初夢か?

しかし、誘った後ですぐに後悔してきた。ディナーに行きたいが、猛烈に行きたくない気もする。彼女を前に、緊張のあまり会話になるのか心配になってきた。

 

話題をどうするか、間をどう持たせるか、考えがまとまらないまま、私のタクシーはレストランに到着した。

 


[ハーバービューレストランのエントランス]

 

この後の展開を想像する。

超美女と二人っきりであるというシチュエーション。足が震える。

落ち着け。単なる仕事上の打ち上げだ。そうだ、取引先への単なる接待だ。

男女のディナーではない。ビジネス上のものだ。

 

しかし、無理に落ち着こうとするほど、ソワソワしてしまう。

 

そして、20分ほど待っていると、一台の車が入ってきた。

降りてきたのは、マルコだった。

 


[マルコイメージ]

 

うおー、やっぱり綺麗だ。もう夜も更けているのに、輝いてるやんマルコ。

人としての「格」が、明らかに私とは異なる。私の醜い外見とは異なり、彼女は美しすぎる。同じ人間とは思えない。

 

彼女のことを、仕事中はそこまで意識しなかった。

しかし、今はプライベートな場所で二人きり。口説くなど到底無理だが、万が一もある。

私はこのとき、彼女を女性として意識してしまっていた。

 

彼女は、ゆっくりと歩いて来て、私に挨拶をする。

 

マルコ「Hi, Range.」(こんばんは、レンジ。)

私「Yeah, let’s go?」(はい、入りましょう?)

 

私がそう言うと、マルコがすっと、私の二の腕を取る。

私は驚いた。

まー、なんと自然な腕組みをしてくるのか。全く嫌らしさを感じさせない、上品な腕組み。

 

彼女は、慣れている。

こう言った場面、おっさんとディナーに行くことの心得を知っている。社交場での振る舞いをわかっているのだ。

それはそうだろう。これほどの美女。モデル業もしていると言う。

言い寄ってくる男どもはいくらでもいるだろう。きっと場馴れしているのだ。

 


[レストラン内の写真]

 

この時、時刻はもう遅い時間帯だったが、私達以外にも何組かのお客さんがおり、賑やかな店内だった。

 

ここは、何度か訪れたことのあるお気に入りのレストランだ。マルコも過去に一度、ここで食事をしたことがあると言う。

私たちは、桟橋の中ほど。マニラの夜景が見える側の席に座った。

 

私「How are you? Are you okay?」(元気? 大丈夫?)

マルコ「Yeah, I’m very tired. How about you?」(ええ、とても疲れました。あなたは?)

私「I’m okay. But I’m nervous little.」(大丈夫です。でも、ちょっと緊張しています。)

マルコ「Why?」(なぜ?)

 

私「I’m happy to be with you now. But. You’re too pretty for me to fall in love you.」(今、あなたと一緒で嬉しいです。でも。私が恋に落ちるには、あなたは美しすぎます。)

 

ぶふぇっ!

言った傍から、顔が燃えるほど恥ずかしい。我ながらいきなり何というブス台詞を吐くのか。

美女と二人きり、このシチュエーションに舞い上がってしまい、冷静な会話ができなかったのだ。

 

マルコ「Hahaha. Thank you Range.」(はははっ、ありがとう、レンジ。)

 

おっ、おう。

マルコは全く動じていない。日本人なりのジョークと受け取ってくれたのだろうか。

 

とにかく、この場は少し和んだようだ。よかった。

 

そして、私たちはメニューを見て、オーダーを選ぶ。

彼女は、私に任せると言う。

一応彼女に好みを聞くと、魚介類や「寿司」も好きだとのことで、それらもオーダーした。

 


[テーブルに並んだ料理]

 

その後、私達は他愛もない話をしながら食事を楽しんだ。

話題は、お互いの仕事のこと、家族や友人などプライベートなこと。

 

そして、マルコは見た目とは違い、彼女の内面はとても素朴なことに気付いた。

特に、私の日本での生活を話すと、熱心に耳を傾けていた。彼女は、日本のことが大好きで、いつか日本を訪れることが夢なのだと言う。

そこで、私が「いつか日本に招待するよ!」と言うと、本当に嬉しそうに「Promise!? (約束ね!?)」と言う。

 

そこから彼女は気分が良くなったのか、急に鼻歌を良く歌うようになった。

彼女が何の歌を歌っているかはわからないが、鼻歌ですら美しい音色だった。

 

そして、私は気になっていたことを、ここで勇気を出して聞いてみた。

 

私「Do you have boyfriend now?」(今、彼氏はいるの?)

 

マルコ「No. Why?」(いいえ。何で?)

 

私「I like you. How do you think if I try approaching you?」(私はあなたのことが好きです。私があなたにアプローチをしたらどう思いますか?)

 

それを聞いたマルコは急に黙ってしまった。

ヤバい。これは、完全に「キモい奴」と思われてしまったか。

 

 




 

 

私「Ah okay, Please don’t…」(あー、大丈夫、どうか…)

マルコ「I’m happy to hear that. But I like slow relationship.」(嬉しいです。でも、私は「スローな関係」が好きです。)

 

私は、この「slow relationship」という言葉には、心当たりがあった。

パーリーやナオミから、フィリピーナの一般的な恋愛スタイルについて聞いた時に、彼女達から煩いほど教えられたことだったからだ。

 

私「Of course. I like slow also.」(もちろん。私もスローが好きです。)

マルコ「Yes. Thank you Range.」(はい。ありがとうレンジ。)

 

マルコは笑顔だった。

これは、つまり彼女へのアプローチ開始を伝えたも同然。今後は、彼女一筋、口説き続けなければいけない。

そして、彼女の返事をひたすら待つのだ。決して焦ってはいけない。

彼女とは長い戦いになる。しかも、相当難しい戦いだ。私はそう理解した。

 


[レストランからはマニラ湾の夜景が一望できる。]

 

私「So, can I wait for you? Of course, someday.」(と言うことは、待っても良いの? もちろん、いつか。)

 

マルコ「Yeah, I like you also. Of course! I’m happy.」(ええ、私もあなたのことが好きです。もちろん! 嬉しいです。)

 

おおーっ、捨て身の覚悟で放った私の想い。彼女はおそらく酌んでくれているのだ。

一体何人の男達が彼女の返事を待っているのかは知らない。おそらくアプローチ中の男性は私だけではないはずだ。

彼女にとってみれば、私はその内の一人に過ぎないだろう。

でも、良かった。少なくとも、彼女に嫌われている雰囲気ではない。

 

私たちはこの後、食事を終え、またの食事あるいはデートを約束した。

そして、仕事もお互い頑張りましょうと。

 

二人それぞれ帰りのタクシーに乗ったのは、日付が変わろうとした頃だった。

 

[次回あらすじ]
それでもやはり気になる本命彼女のマリー。彼女が働くKTVへ。そして、とうとうレンジのパルパロがバレていく?

 

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