ポットさんが抱える従業員さんの名前はコージさん。
クレマニも読んでくれているようだ。

ただ、私のこの写真はクレマニ上は私だが、リアルな私ではない。空港でうまく合流出来るだろうか?
つか、こんな写真みたいなイケメンなら恋愛に苦労せんっての。

 

ちなみにレンジさんも一応本人ではないが、彼は写真の彼と酷似しており、もしフィリピンでレンジさんを探したいのなら、彼に似た人物を探して支障ない。

さて、ポットさんにそこまでしてもらったのだ。これは行かないとなと思っていた矢先にチケットが謎の値動きを見せ、結局5万5千円ほどでチケットは取れた。
取ってからはテンションは徐々に上がってきた。

 

今回の予定はこうだ。
まず初日についてはコージさんに色々連れて行ってもらったり、マラテの現状を教えてもらいたい.
彼は10年以上のフィリピンキャリアがあり、お店に関してもかなり詳しいようだ。
きっと結果にコミットしてくれるはずだ.

 

ハナには、到着日を1日遅く偽って伝えている。
なぜなら彼女に一度会おうものなら、その後はかなり動きが制限されると予測したからだ。
せっかく6ヶ月ぶりにフィリピンに行くのだ。前回があまり多くの店を回ることができなかったので、今回はそういう悔いは残したくない.

 

今回についてはサナとのワンチャンも果たしたい。
まずは初日はサナの日に設定したのだ。
夕方にマニラ着、コージさんと合流、マラテへ移動、飯を食い、適当な店に行ってブリをつけてからのサナが待つプレミアクイーン。そしてポットさんからありがたく頂戴している経費で豪遊。酔っ払ってからのアフター後は部屋に呼ぶ。そしてワンチャン達成。

うーん、完璧すぎる流れだ。
サナともワンチャン、そしてその翌日ハナともワンチャン。
まるで最高級刺身三昧の次の日に最高級ステーキを食べるような贅沢感。

 

これで完全にフィリピン納めだ。
思い残すことはこれでなくなるのである。

そして自身最後の旅と位置付けたフィリピン旅が始まる。

 

関空から飛ぶのが空港へのアクセス的にも良かったが、出発予定日に良い時間がなく、行きは名古屋から。
色んな妄想をしていたらすぐに空港には着いた。
が…

 

マニラ行きはターミナル2から。
ターミナル1から2までの遠さよ。
そしてターミナル2の飯屋や土産物屋の少なさよ。

土産物屋も飯屋も1軒ずつしかない選択肢のなさよ。

 

なんでこんなにクローズドしてるのってほどにほとんどの土産物屋は閉まっている.

そして飯屋も味は普通だが、相場の1.5杯の価格って言うね。一軒しかない強みを最大限に活かしたわかりやすい価格設定あっぱれ。

 

関空ではドラッグストアやら100均やらがあるので、全く土産を用意していなくてもそこで全てを買い揃えることが可能なほどに充実している.飯屋も多く、値段も割高ではあるものの、驚くほどではない。

 

しかし、空港で色々土産を揃えるつもりが、こんなに少ないのか中部国際空港のターミナル2。

 

さて、気分を切り替えてマニラに飛び立つ。
フライトは、気流が乱れていなかったためか、揺れもほとんどなく非常に良いフライトだった。
時間通りにマニラ着。




 

ここで少しこれから久しぶりにフィリピンに行く方に向けて、最近の変更事項を。
今はEtravel なるものがあり、必要事項をあらかじめネット上で回答。そして最後に出てくるQRコードをスクショしておかないといけない。
これは出国前にきちんとやっているかの確認はされなかったので、絶対にあらかじめ用意しておいた方がいい。マニラ空港は、フリーWi-Fiはやたら多いのに、使えるものは限られており、決して通人状況も良くない。

 

あと、個人的に大きな変更点は、アライバルカードの廃止。
正直、以前からイミグレで提出してもほとんど確認されないあの紙は必要だったのかと常々思っていたが、ついに廃止された。

その他にも久しぶりに向こうに行かれる方は、
“フィリピン 入国 必要なもの”

あたりで検索して、事前に用意はしておいた方がいいだろう。
まだまだコロナの影響は残っているため、以前と同じ感じで行くと後々焦ることになるかもしれない。

 

あと、イミグレが少し変わっていた。
以前はどのイミグレブースのラインに並ぶかで、職員の仕事の早さや並ぶ人(日本は最速最強)などでかなり通過する時間は違っていた。
今は並ぶ人は全て一本化され、空いたブースに先頭から順番に進んでいく感じだ。

 

スムーズにイミグレは通過し、ついにマニラの地に足を踏み入れた。
そう、自身最後のフィリピンに。

 

 

が…

 

 

あ、無理だ。
最後ってのが無理だ。
テンションクソ上がる。
最後ってのは撤回しよう。

 

 

マニラの風に触れ、私のテンションは完全に爆上げとなった。股間がむずつく。

こんなに気分が高揚するなんて、フィリピン以外にありえない。
来て…来て良かった。

 

さて、コージさんとはBAY8で待ち合わせ。
彼の写真は事前にもらっているので、私が見つけないとな…
ん…?

 

10メートル先にいる日本人らしき人がこちらに手を振っている。
多分あれはコージさんだ。めっちゃ笑顔だ。
だが、なぜ私がオノケンだとわかる?

 

「コージさんですか?」
「そうです!はじめましてケンさん!」

 

「はじめまして!よく僕だとあの距離から分かりましたね。そもそも僕の顔知っていたんですか?」
「いやぁ、便は聞いてたし、そんなガタイした人なんてほとんどいませんよ」

 

なるほど。そういうことか。
タクシーに乗り込み、コージさんからSIMカードを受け取り、早速電波を拾う。
何件かメッセージが来ていたが、その中にハナのメッセージも含まれていた。

 

 

 

「私、明日から日本に行くことになりました」

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

4 コメント

  1. 更新お疲れ様です!!
    続きが気になりすぎます。
    何故フィリピンに旅行へ行くだけでドラマのような感じになるのですか😳

  2. 私も昨年12月に同じような事がありました。笑
    『急に〇〇(←関東某地)に行く事になった』と伝えられたののは私の渡比1週間前。NAIAですれ違いました笑
    まぁ、予定が狂っても楽しめるのがフィリピン。
    次回も楽しみにしてます。

  3. なんでそんなことが起こってしまうんでしょう?🤣でも、これで全滞在フリーということですか?✨

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