[オノケンブログ前回のあらすじ]
日常に奇跡というものは溢れています。それに気が付くかどうかでかなりの差はあります。今回はマラテのKTVシンシアでけっこうな奇跡を目の当たりにします。その奇跡をつかんだのはあの人物でした。
奇跡がマニラのKTVシンシアで起きた。女だらけのじゃんけん大会
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[いきなり訪れたフィリピーナとの決別。病的な物忘れに嫌気がさす]
日本に帰国後、1週間ほど。
私はメイ、ハナ、シャイニーの3名と順調に連絡を取り合っていた。
次の旅はちょうど2ヵ月後である。
少し期間は空いてしまうが、3人の美女との連絡を毎日のようにとれていることもあり、退屈しない毎日を過ごすことができていた。
そんなある日。
メイ「次はいつ来るの?」
私「ちょうど2か月後かな」
メイ「遠いね…」
私「うん、そうだね。待っていてくれる?」
メイ「うーん、わかりません。約束はできません。2ヵ月も待てないかもしれない」
一気に暗雲が立ちこめる。
昨日までは本当に順調にメッセージのやり取りができていた。
なのになぜこんなにも雲行きが怪しくなるのか。
前回もそうであった。
うまくいっていたのに、従妹フィリピーナのせいで関係が急転した。
前回のこともあって、非常に焦る。
すぐにスケジュールを確認したところ、3連休を使えば1ヵ月と少し後にフィリピン入りを計画できそうであった。
仕事は少し大変にはなってしまうものの、なんとかできるだろうし、何よりここまで期間をかけたメイを逃したくはない。
すぐにメイにその旨を伝える。
私「わかった。では1ヵ月ではどう?短期間ではあるけど、あなたのためにフィリピン行きを計画することは可能だよ」
メイ「本当?うれしい…」
今思えば、私は何とバカな行動をしていることであろう。
2ヵ月後のチケットをすでに抑えてあるにもかかわらず、1ヵ月と1週間後にフィリピンに行く約束をしてしまうとは…
ただ、背に腹は代えられない。
メイとの関係のためだと思い、約1ヵ月後のフィリピン行きのチケットを購入した。
1ヵ月後と2か月後の旅についてはレンジさんとは一緒に来ることができず、私一人での旅となる。
一緒に来ることができればいいのだが、仕事が忙しい時期ということもあり、別日程で現地入りをすることとなった。
また、レンジさんにとってのビックイベントが約3か月後に控えている。
ついにマルコが年末年始に日本に襲来するのである。
フィリピンと違い、日本でマルコを受け入れるとなると、それはもうお金がとんでもなくかかる。
レンジさんも人が良いので、ホテルや旅館はかなり良いものを選択しようとしていた。
航空券なんてセブかジェットスターでいいものの、フィリピン航空。
ホテルも適当なビジネスホテルでいいものの、それなりにお値段がするところ。
彼女らからすると“日本に訪れることができること”だけでも最高に価値あることだとは思うのだが、レンジさんが考えていたのは、その辺の日本人でも贅沢な旅行プランであった。
航空券、食事代、遊び代、宿泊費等々…約1週間の滞在でどれだけお金を使うか、考えただけでも恐ろしい。
そのお金を持ってすればフィリピンでどれだけの豪遊ができることだろう。
※悲劇!!マルコ日本襲来!!振り回されもここまでいけば、逆に振り回されていないのでは!?
その模様については、オノケン6章終了後、レンジ外伝にてお伝えします
レンジさんと共にフィリピンへ行けることが何よりの楽しいことなので、レンジさんがいないこと自体は寂しいことだが、こればっかりは致し方がないことである。
さて、1か月後のチケットを抑えてから1週間ほどは普通にメイと連絡が取れていた。
しかし、旅行までちょうど1ヵ月となったころより少しずつ連絡が冷たくなってきた。
2日に1回から3日に1回…と頻度も少しずつ落ちてきた。
返信も“ハロー、元気?”
くらいである。
こちらも“ハロー、元気?”と返信するも、さらに2・3日次の返信までに期間が空く。
そんなやり取りが次の旅行の1週間前まで続いた。
私「約束通り、もうすぐフィリピンに行くけど会えるかな?」
メイ「わからない」
私「わからない?」
メイ「はい」
私「なぜ?この旅行はあなたのために計画したものって言ったよね?あなたに会えないなら行く意味がありません」
メイ「覚えていません」
私「・・・・は?」
“次の旅行はメイのために計画した”
このことは何度も彼女には伝えた。
にもかかわらず、“覚えていません”である。
“物忘れが激しい”もここまで来ると病的なものを感じる。
そう考えると、前回の急激な変化の時もおかしい。
いくら従妹から“日本人は信用できない”と言われたとしても、関係がそれなりにうまくいってる男に対して簡単に手のひらを返すようなことを普通するだろうか?
私も30を超えたおっさんである。
それなりの数、恋愛をしてきた。
その経験から、女性の態度で自分に対して興味があるかないかくらいはそれなりに判断できるつもりである。
少なくとも初めて接吻をしたとき、彼女の態度は完全に私に好意があると判断して間違いない。
そして前回の旅で、彼女に会い、再度接吻した時も同様のことが言える。
私の文章が至らないばかりに、どれだけ彼女の私に対する感情や態度が読み手の方に伝わっているかはわからないが、こればかりは勘違いなどではなく、自信を持って言えることである。
それだからこそ理解ができない。
今までの人生で多くのジャンルの人間と接してきており、人の幅・性格もそれなりの広さを理解しているつもりである。
そしてそれは今後、40代50代と年齢を重ねたところで、大して広がることはないだろう。
そんな私が、それこそ“病的な何かを抱えていないと説明がつかない”と感じるほどに理解することが全くもってできていないのである。
私の中で何かがプツリと音を立てて切れた。
その後、メイの“覚えていません”というメッセージを最後に、私は彼女に連絡を送ることを止めたのである。
こんにちは!彼女たちは、狩人で獲物は、私達です。
子虎さん
そう考えると、獲物も良い思いができるフィリピンってなんて素敵な国なんでしょうねニッコリ
いつも楽しく記事を読ませて頂いております!
日本のフィリピンパブで、尾崎豊のI Love you が流れるとタレントの合いの手がはいりますが、私も合いの手で、嘘つきフィリピン人、パロパロフィリピン人と言ってますw
仕事も聞かれますが、大抵アルバイトと答えて彼女達の反応を見て楽しんでますが、ホントに萎える
今回の記事も、私の萎え要素が多く含まれてまして、読みながら萎えまくってました!
お互いにまたいい恋愛が出来るといいですね✨
9月にフィリピンへ行くので今から楽しみです(意味深)
SONNEさん
アルバイトとは、なかなか面白い楽しみ方されていますね笑
今度私もそれやってみたいと思います!
初めまして。
いつも楽しく読ませてもらってます。
老婆心ながら 嫁さんが日本人、愛人・彼女がフィリピン人がフィリピンライフを送るにはベストではないかと 笑
□□1さん
そうですね、将来的にどちらかに寄せないといけませんよね!
執筆お疲れ様です!今回も迷走してますねー…私も心当たりあります。フィリピーナの奔放さが良いと言ってもここまで来ると流石に可哀想な…
流石に厳しいですね…幸せになりたいと願ってやまないのですが、実際は読んだ通りでございます笑
バッサリ止められるオノケンさん尊敬です。
私の周りでは仕事を辞めさせ月給払って付き合う彼氏が結構多いですが、彼女たちはそれがステータスと言わんばかりな感じでした。(FBに彼氏写真多くあげているので、本人も本気?)是非そっち路線での展開も期待しています!
マカティオンリィさん
もちろん実際は悩みに悩んだ経緯はあります。文にしてしまえばバッサリですが笑
私はお金の話をする子は厳しいので、辞めさせてお金を払ってまでは付き合うことはなさそうですが、実際はそういったカップルも多いようですね…
持てる者が持たざる者に施しをする文化のフィリピン。嬢たちも稼いだ金の大半は自分に使わず家族の為に使いますからね。
トーマスさん
その文章だけを見たら素晴らしいんですが、実際は持たざる者が怠ける方が目についてしまいますね…
そうですね、フィリピンは超学歴社会ですから高卒程度ではロクな仕事はありません。故に仕事に就きくとも正社員にはなかなかなれず契約社員でモールの店員さんとかホテルスタッフ程度です。フィリピンエアラインのCAで8万ペソ程、マックやジャリビーなど有名チェーン店のマネージャーで2万5千ペソ程。40過ぎの学歴も特殊技能を持たない男はまず仕事に就けません。タクシードライバーはオーナーから車を1日2,000ペソ程で借りて稼がなくてはなりません(燃料自腹)だからメーター倒さず乗る時に値段交渉してくるドライバーが多いのです。トライシケルやペティキャブも1日250〜500ペソで借りて営業してる感じです
トーマスさん
辛い現実ですね…給料が良い人は本当に良いのでしょうが、ほとんどが驚く程に安い給料で日々苦労していますよね…日本が本当に恵まれているのを感じます。
お金って何でしょうね。
男の魅力の大きな一つですけど、ここだけを注目しているフィリピーナの多いこと多いこと。
貧困を知れば納得出来ますが…
私はお金の話が出て来たら、「金の切れ目は全ての切れ目。お金を貸してという言葉は、日本では禁句。それを口にすると誰も周りにいなくなります」と説明しています。
伝えると、「いくらなら大丈夫か?」と。本当に疲れます。
イカウさん
そうですね、私もお金かしての言葉は別れの言葉と捉えています。
ただ、そういう子が多いからこそ、貸してといってこない子は価値が高いですよね!
ただ、最後のいくらならオッケーは…すみません、少し笑ってしまいました笑