[オノケンブログ前回のあらすじ]
KTVにいると様々な国の様々な曲を聞くことができます。上手い人もいれば下手な人もいます。私も今までの人生で色んな曲を聴いてきましたが、男がこの歌を選曲するのは初めて見ました。そして歌いきれる人も初めてです。
衝撃の選曲と高音。KTV全体を一体化させる魂のこもった圧倒的な歌唱力
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[マニラのローカルスケベスポットを巡る旅。複数人でのご利用を]
ファーストラインを出た私たち。
レンジさんは完全にこの店のフィリピーナとその時店にいたお客さんたちの心をつかんだ。
マヤも大笑いしていたので、本当にレンジさんはいい仕事をしてくれたものである。
実はこの歌を歌ったことで、ファーストラインで働くあるフィリピーナがレンジさんに恋をしたのである。
そのフィリピーナとレンジさんのことについては、数ヶ月後のストーリーとなる。
私「レンジさんずるいですよ。全部持っていっちゃった感じですよ」
レンジ「ケソンからの帰り道ね、今の俺の心情をうまく表現する歌はないかと考えていたの。そうしたらあの曲がおりてきたわけよ」
私「あの音域裏声なしでだせるって本当にすごいですよ。本気出せば薄いガラスくらいなら割れるほどの高音と声量でしたよ」
レンジ「そういえば、ぽっちゃりって高音域出せる人多くない?」
私「確かに。何か関係あるんでしょうかね?」
レンジ「わからないけど、おれは昔よりもおっさんになってむしろ高音でるようになったよ」
私「レンジさんの場合、遅めの声変わりは高音域が広がるっていうまさかの変化をみせたのかもしれませんね」
レンジ「ふふん」
私「あっ!」
レンジ「えっ?」
私「歌でごまかされるところだった。レンジさん帰ってくるの遅すぎでしょ」
レンジ「すみません。大佐が」
私「いくら大佐に使ったんですか?」
レンジ「カードだから定かではないけど、フィリピン航空で往復できるくらいかな」
私「繁忙期ですか閑散期ですか?」
レンジ「その真ん中くらい?」
私「なるほど...」
レンジ「いろいろ大変だったのよ...」
私「まぁ、まずはどこかで一杯飲みましょう。べラジオ行きたいんですがいかがですかリョウさん」
リョウ「どこでもいくよ!」
そうして訪れたべラジオ。
この時はちょうど週末であったため、生バンドが行われている最中であった。
私は一人の時は週末に訪れるのが好きだが、複数人で話をしながら飲みたいときには、あまり来ないようにしている。
なぜなら、生バンドの音が大きすぎてろくに話ができないからである。
生バンドの音はかなりのもので、となりにあるバーチタワーの30階の部屋にいたとしてもけっこうなレベルの音が聞こえてくる。
KTV遊びに興じるのもいいのだが、たまにはお酒を飲みつつゆっくり話したいときもある。
男同士で会話をするにも、やはり大事にしたいのは雰囲気である。
せっかくフィリピンにまで来ているのだから、その辺の屋内のレストランだとつまらないものである。
せっかくなら屋外の薄暗い、それでいて静かな空間で語り合いたいものである。
KTV内でもいいといえばいいが、KTVに入るとお互い女の子との話が優先され、男同士の話し合いには全くならないのだ。
どこかそんな静かでおしゃれな屋外レストランがマラテ中心部にあればいいのだが...
さて、爆音鳴り響くべラジオ内で席に着いた私たち。
今日に限ってなぜかわからないが、やたらと黒のタイガービールをおすすめしてくるスタッフ。
勧められるがままに黒タイガービールを注文したのだが、これがまた私たちの口にはびっくりするほど合わなかった。
ビールがお酒の中で一番好きで、フィリピンから帰国する際はサンミゲルを何本か持って帰るほどのビール好きなリョウさんでさえもあまり進んでいなかった。
私はというと、ビールの上手い不味いよりも、すでに泥酔状態であったため、お酒を飲むことがほとんどできなかった。
ファーストラインにいる際は、ただ単に楽しめる程度の泥酔具合だったが、べラジオに来てしばらくすると世界が回りだすほどの酔いを感じた。
これ以上のアルコールは危険である。
レンジ「リョウさん、これからどうします?」
リョウ「そうだねー。さっきはKTVだったから、次は他の所がいいかな。俺は2人と違って頻繁に通えるわけでもないから、どうしても口説くようなテンションはあまりないしねぇ」
レンジ「そうですね、ではスケベスポットを巡ってみますか?最初にかなりローカルなスケベスポットにいって、そのあと僕も行きたいスケベスポットがありまして」
リョウ「おぉ、おもしろそう。行こう!」
私「レンジさんが行きたいスケベスポットってどこです?」
レンジ「ザ・ベイに行きたくてね。久しく行っていないから、今どんな様子かを調べておかないとね」
私「なるほど。確かに。行きましょう!!」
ローカルスケベスポットとは、私が初めてのフィリピン旅で行った危険な雰囲気漂うあの場所である。
最初こそその独特な雰囲気に震え上がったものだが、今回はどうだろうか?
3人でタクシーに乗り、目的の場所に向かう。
3軒のスケベスポットに行ったのだが、女の子のレベルはお世辞にも良いとは言えない。
可愛い子には8時台にほとんど客が付いたそうだ。
ローカルだけあって、店外デートの値段はエドコン、ブルゴスなどに比べるとかなり安め(現地民だとさらに安いのだろうが)である。常連さんたちは早めに来て、良い子をとっとと連れて行くのだろう。
私たちがここを訪れる時はだいたい日が変わる頃であるため、合格点よりはるかに低い子たちにしか会ったことがない。
いつか早めの時間帯にもここを訪れてみたいものである。
それにしても、この“カ”から始まるローカルスケベスポット。
フィリピン常連さんには非常に有名なこの店は、店外はともかく、店内は安全なのだとは思う。
しかし、店内への入り口がいつの間にか変わり、メインのフロアまで生活感漂いまくりの部屋などを経由しないといけなくなった。
その道中は、邪な考えの人間がいれば行動を起こせるほどの閉鎖空間のため、少なくとも私は現地ガイドなしで訪れることはおすすめできない。
さて、私たちは次なる目的地のTHE BAYへと向かう。
マラテを出発する前から、かなり世界がぐるぐるとまわっていた私にとってはタクシーでの移動は酔いを加速させるだけであり、THE BAYではかなり面倒な酔っぱらい客となってしまった。
今日も1日の締めはクレマニに応援クリック!
今日はアップないのかなーって思って見てみたらアップされてて嬉し!
応援しときましたよ!!!
トモヤさん
ありがとうございます!
昨日が死ぬほど忙しかったもので、アップが遅れました!
まさかローカルスケベスポットとは女の子を選べるあのカで始まるところではないでしょうね笑
そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。あまりにも有名なので、おそらく多くの方が想像する通りの所だと思います。ぐふふ…