[オノケンブログ前回のあらすじ]

フィリピンの人気のリゾート地、バタンガスに来ています!非常に良いシーズンなので、太陽が燦々と降り注いでいます!そんな中で1時間も日に当たっていると当然がっつり日焼けします。みなさんもパンダにはご注意を。

衝撃の服装とグラサンと日焼け。バタンガスに日本産のパンダが現わる

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

[修羅場か?バタンガスで自分の彼女が他の男と一緒にいるところを発見]

こちょこちょこちょ...

 

 

・・・

 

 

こちょこちょこちょ...

 

 

はうあっ!!

 

目が覚めた。

目の前にはトモがいる。

バタンガス ホテル

 

・・・知らぬ間に一線を越えてしまったか。

 

 

そういうわけではない。

 

 

トモが私を起こしに来たのだ。

ほっぺたをこちょこちょと触って起こされたのだが、こんな起こされ方は今までにされた経験がない。

 

ほっぺたこちょこちょ起こしは、フィリピンスタイルの起こし方だろうか?

正直、悪くない起こし方だ。

目を開けると、そこにトモの顔面がありさえしなければ最高の起こし方であった。

 

今更だが、トモには小さな子どもがいる。

小さな子どもを起こす方法なのかもしれない。

やはり男はいつまでたっても甘えんぼというわけか。

 

しかし、なかなかによい起こし方のため、みなさんにも是非ほっぺたこちょこちょ起こしを体験してもらいたいものだ。

もちろん、目を開けた時に減点が入るような子じゃないことと、その子に

 

“明日は俺のことをほっぺたこちょこちょして起こして”

 

と伝えることができればの話であるが。

 

 

レンジさんのことはリンが起こしたようだ。

 

ちっ、逆ならよかったのに。

 

 

ベットに横たわったのが10時頃だっただろうか。現在の時間は8時。

フィリピンにいるときの最長睡眠時間だ。

前日1時間ほどしか寝られていないので、ちょうどいいといえばちょうどいいのだろうか。

 

ベットの質感も良く、途中でトイレなどに一切目覚めることなくストレートに寝た。

目覚めは最高だ。

体力もかなり回復した感じがある。

 

レンジさんも私が寝落ちして間もなく寝たらしく、非常に体調が良さそうだ。

 

リンが部屋に置かれているインスタントコーヒーを作ってくれるとのことなので、それを待っている間、部屋からレンジさんと共に外の景色を見ながらタバコを吸いだした。

私「いい朝ですねレンジさん」

レンジ「そうだね。気持ちのいい朝だね」

 




 

 

私「こんなにのんびりで穏やかな時間をフィリピンで送るとは思ってもみなかったです。ハナがいないのは残念ですが、来てよかったです。たまにはこんな旅も悪くないですね」

レンジ「・・・」

 

私「もしもし?」

レンジ「・・・」

 

シャッ!!

 

レンジさんはおもむろにカーテンを閉めた。

 

私「なぜカーテンを閉める?穏やかな朝の景色を見ましょうよ。おいしい空気を吸いましょうよ」

レンジ「・・・マルコがいた...男と」

 

私「そんな訳ないでしょ、見間違いでしょ」

レンジ「いや、マルコだったと思う、そこから見えるよ」

 

私「何処ですか? カップルみたいな人はいませんよ?」

レンジ「くそっ、こんなカスな奇跡があるんかい」

 

私「見間違いですって」

レンジ「やめて、悲しくてウンコしたくなって来た」

 

私「レンジさんのそれは悲しくてじゃなくて、単にお腹がゆるいだけです...ん? あのカップルですかね? 確かにマルコっぽいですね...いや、違いますよ。レンジさん、 あれは遠目にもマルコじゃないです」

レンジ「えっ!?」

 

私「間違いありません。僕の乳専用千里眼を信じてください。千里眼に加えて、僕のメガネは僕の意思ひとつでサイボーグ桃白白(たおぱいぱい)のレンズみたいになるんです。これでもう本気出せば、100m先にいる女性の乳の産毛すら見逃さないです。あれは彼女の乳ではありませんよ!」

レンジ「マジで?」

 

私「はい、こっちに歩いて来てますよ。間違いないですね、あんなもんじゃありませんって」

レンジ「どれ? んー、確かによく似てるだけかな」

 

私「レンジさん、しっかりしてくださいよ。まぁ、レンジさんはよく見間違えますもんね。あのマリーですら見間違えるくらいですから、この距離だとマルコのことも見間違えるのもわからなくはないですが...そのグラサンのせいじゃないですか?」

 

太陽にほえろグラサン型逆パンダ状態になってしまったレンジさんが出した対策、それはグラサンを四六時中つけることで、日焼け跡を見せないようにすることだ。

しかし、それと引き変えに彼はずっとこの変なグラサンをつけていなくてはいけない。

今はともかく、このスモークがやたらときつくはいったグラサンをかけて、暗いところで十分な視野が確保できるのだろうか?

その後4人で朝食と食べた。

朝食にしてはずいぶんと豪勢な食べ物であった。

これだけ多くフィリピンに行っているものの、まともに朝食を食べたのは2回目ではないだろうか。

食事を食べ終わると、最後に写真を撮りに行くのだとリンとトモは2人で浜辺に出かけた。

色んな写真を撮影していたものの、その多くには私とレンジさんは入っていない。

むしろ図らずとも私たちが写り込んでしまった写真は、ミステイクとして扱われてしまうほどだ。

 

後にリンのLINEの掲示板を見たら、トモと2人の写真とともに

 

“バタンガスに親友と2人で来ています。すごく楽しんでいます”

 

的な投稿がされていた。

この瞬間、私はこの手の写真を見かけたら、鵜呑みにせず、男と来ていることを疑うべきだと思ったのであった。

 

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

10 コメント

  1. 私も欲しい、サイボーグメガネ桃白白!!
    出来れば透けて、色までわかれば最高です!!

    どこで売ってますか??

  2. 旅行の写真で一人だけ写っていたら、ほぼ間違いなく男と一緒ですね。そういうフィリピンーナがやけに多くいます。

  3. レンジさん、新章楽しみです!
    オノケンさんもお疲れ様でした。またオノケンさんの次章も楽しいブログを読めること楽しみにしてますよ!

  4. クレマニの二人ともナイスコンビで本当に面白いし、ブログ記事には嫌味がないんですよねー
    ただただ面白い
    男としては最低ですけど、ほとんどの男子は共感してるんじゃないですかね

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