[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンの色んなKTVに行っては口説いている男性には修羅場の一つや二つは経験していることでしょうから、こんなものは修羅場でもなんでもないのでしょうが、私にとっては一代問題です。さて、その苦しい言い訳とはなんでしょうか?
フィリピーナ彼女にした苦しい言い訳。あるフィリピーナと私の関係
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[最も悪い決着は死!?フィリピーナ彼女との完全決着をしにケソンへ]
マカティのKTV、シークレットはゴーゴーバー好きの方の聖地、ブルゴスストリートから歩いていけるほどの距離にある。
ブルゴスから近いということと、あまり知られていないKTVということで、私は勝手にスケベめなKTVだとばかり思っていた。
まずはシークレットに行く。
その後はせっかくマカティに久しぶりに言ったのだから2時まではマカティのKTVで楽しもうと提案したのである。
この決断こそ、後に私のフィリピン熱を大きく下げるきっかけになるとは、この時は知る由もなかった。
さて、レンジさんと遅めの昼食を食べながらのことである。
私「レンジさん今日はケソンですよね?」
レンジ「うん」
私「何時くらいに向こうに着くように行くんです?」
レンジ「19時に待ち合わせだから、それには遅れないように行かないとね。たぶんこれでマルコと会うのも最後になるだろうから、最後くらいは遅刻しないように行かないとね」
私「もうマルコ、他の国に行くんでしょ?ちゃんと手切れ金の最新アイフォンも渡して、直接ちゃんと別れるように言ったんだから、もう会わなくてもいいじゃないですか」
レンジ「まぁ、最後のけじめみたいなもんかな。彼女とは色々あったけど、やっぱりそれなりの期間付き合ったら、きちんと最後に別れの言葉を言わないと」
私「家族総出で袋叩き、もしくはヒットマン的なやつがいたらどうします」
レンジ「怖いこと言わないでよ」
私「いや、だって別れを切り出す3か月前には結婚の約束をしていたわけですからね。プライドの高いマルコはやりかねません」
レンジ「確かにマルコのプライドは傷ついただろうね」
私「はい、やっぱりやめましょう」
レンジ「・・・いや、それでも行くよ。俺なりのけじめ。ただ、もし急に連絡が取れなくなったら…わかるね?」
私「・・・」←黙って頷く
レンジ「・・・」←黙って頷く
私「マルコから最新アイフォンを取り返して、連絡先とかのデータを移し替えている途中だと思えばいいんですね?」
レンジ「いや、びっくりするくらいに違う」
私「わかっていますよ。レンジさんが何かあったものとして警察に事情を説明すればいいんですね」
レンジ「うむ、頼んだよ」
私「ところで、9時にマカティのプレミア順子の前に集合ですが、間に合いそうですか?」
レンジ「ベストを尽くすとだけ言っておこう」
私「遅刻しますね?レンジさんのベストはあてになりません」
レンジ「ここはフィリピンだよ?そんなにせかせかしてどうするの?」
私「フィリピンだろうとなかろうと、約束しているのは、完全なる混じりっ気のないメイドインジャパンの私とダイスケさんです」
レンジ「とりあえずベストは尽くすよ」
私「絶対に遅刻するな…」
結局レンジさんがシークレットに現れた頃には、10時を回っていたのであった。
待ち合わせは9時である。
ファーストラインに寄ってからマカティに向かってもいいのだが、時間的にもかなり厳しいので、少し早目にマラテを発ち、ブルゴスのゴーゴーバー地帯をうろつくことにした。
そこで私はとんでもない嬢と出会い、選択をミスしてしまったがためにいまだに消えない後悔を背負うことになる。
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