[オノケンブログ前回のあらすじ]
一夜に何軒もKTVを巡ることはよくあることでしょう。特に意中の女の子もおらず巡るだけならいいんですが、何軒か回った後に意中の女の子がいる店にいくときは、香水の香りや、服に化粧跡などがないか入念にチェックする必要があります。
マカティの人気KTVを巡る。KTVを巡った後は匂いや服に注意が必要
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[地獄がすぐそばに。真剣に嘘を語る人のおかげでフィリピーナの機嫌が直る]
ファーストラインにやってきた私とレンジさん。
ファーストライン店内は少し寂しい雰囲気で、多くの嬢が暇そうに待機している。
私たちの他には1人だけと言うなんとも殺風景な店内だ。
私はマヤ、レンジさんはニコルを指名して席で待っていた。
先に現れたマヤはやはり少し不機嫌そうな表情だ。
そこでレンジさんの登場である。
もとはといえば、今日は夜まではマヤとまったりくつろぐ予定だったのである。
そこに電話をかけてきた空気を読めない、あえて読まない男レンジさん。
“盾になって”
とあまりにもひどい言い方でパサイに誘ったのだ。
もちろん断ることができたものを付いていった私にも非は大いにあるが、レンジさんにも非は少なからずある。
そのため、ここに訪れるまでの間に綿密な打ち合わせを行い、私からではなく、まず最初にレンジさんに弁明をしてもらう算段だったのだ。
もちろん、私が優柔なボディーガードということも忘れずに伝えるように前もって言っている。
レンジさんの真剣な表情での大嘘つき弁明が始まった。
この人は...よくもまぁそんなすらすらと嘘を並べることができるものだ。
飽きれるほどの大嘘つきである。
うまく私の株をあげてくれるような言い回しに感謝しつつも、半分以上は彼の嘘を真のように真剣に話す表情に引いていた。
そして、その嘘もなんともうまく辻褄が合うように計算されているかのような内容だ。
マヤは私に対してはなかなか横柄な態度をとるものの、レンジさんとはあまり多くの回数会っているわけでもないため、彼の真のような嘘話を真剣に耳を傾けているようだった。
レンジさんの熱弁は彼の隣にニコルが来てもなお続いた。
途中から現れたニコルはなんのことかわからないだろうが、彼の真剣な横顔をうっとりとした表情で見つめていた。
レンジさんの熱弁のおかげもあり、マヤは納得してくれた感じだ。
私はまだまだ英語修行の身であるため、細かい表現や難しい表現がうまくできないときがしばしばある。
うまく気持ちが表せないこともよくあることだ。
その点でレンジさんは細かい言い回しがすらすらとでてくるレベルなので、弁明もお手の物と言ったところだ。
さすがプラチナキング乳スライムのマルコと付き合っていただけはある。
マヤの機嫌が直ればこちらのものだ。
それぞれで楽しい時間を過ごしていた。
私とマヤはいつも通りにくっつきながらの時間だが、レンジさんとニコルのくっつき具合はすさまじい。
“くっつき”というよりは“交わり”という表現のほうが近いほどにベタベタだ。
マカティーからの車内、
“グレースのことを知ることができてよかった。すごい環境で暮らしながらも、一生懸命ひたむきにがんばる彼女と末永く付き合っていきたい”
と真面目に語っていたあの横顔はもう姿形がない。
ただの煩悩まみれのぽっちゃりおっさんだ。
レンジさん達の交わりが羨ましかった私は、いつもよりベタベタしようとマヤに試みるが、
“調子に乗るな”
と一蹴され、ハンカチをかみながらレンジさん達の様子を見ていた。
結局ラストの時間まで店に滞在し、4人で焼肉を食べに行くことにした。
彼女らの着替えを待っている間、少しずつ無視できなくなるほどに腹痛を感じ始めた。
ほとんど昼食から食事らしい食事は摂っておらず、お腹は空いていてもいいはずなのに、食欲がまるで出ない。
焼肉を食べている間も腹痛はどんどん増すばかりであった。
完全にグレースの部屋で飲んだ水に中った。
普通ならレンジさんも同じ症状が出てもおかしくないはずだが、レンジさんは一向に腹痛などの症状はなく、至って普通、食欲旺盛な様子だ。
焼肉を食べ終わった後は、全員疲れているからと、散り散りに解散となったのが幸い。
私はすぐに部屋に戻った。
部屋に戻って緊張の糸が切れたのか、急激に吐き気と腹痛を催し始めた。
私にとっての地獄が始まった瞬間だ。
次回 オノケンがマーライオンになる!そして便器と友達になる!!
明日はバレンタインデーなのに、下品な文章です。決してチョコレートとかけているわけではありません。
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フィリピンの水に当たると辛いです。明日のマーライオン楽しみにしてます笑
チャレンジャーですね(´・д・`)
そういう体当たり取材に感銘しますww
チョコレートって…笑
楽しみにしています!
フォローしあえる関係ていいですね。
新人から入れ込んでた順子の本命にシークレットに指名子がいるのバレて窮地です。笑
助言を!
例えば、正直に話して、二人のことが同じくらい好きだと伝えましょう。
それで揉めたら、どちらも本命だと言いましょう。
すると、主さんの取り合いが始まるか、二股でも良いよとなるかもしれません。
奥さんいると言うカミングアウトはそれほどフィリピーナには効かないそうなので。
あるいは、レンジさんのように「あの女性はスパイ任務の相方なんだ。国家機密なんだ」と言ってみましょう笑
多分成功しました!笑。正確には大分アレンジして、同僚が入れ込んでる子の親友だから同僚がうまくいくようスパイしてる、と。笑
アドバイスありがとうございました!