マリーとの今生の別れを終え、店を出てきた。
時間はもう22時を過ぎている。
3時過ぎにハナが部屋に来るだろうから、それまで少しでも寝ていたい。

 

この旅最後にしたいこと。サナに会いにプレミアクイーンにいかなければ。
ただ、時間を考えれば、ワンセットが限界か。

セット数はさして問題では無い。
ケンブリッジ大学近くにある大学のヨ・アーソビ教授の研究によると、

 

2セット目以降は、嬢との親密度は上昇率が優位に落ち込む。むしろ有効なのは行ける時は毎日行くこと。ただ、ワンセットばかりだとケチな客だと思われるので、たまには2セットいること。LDはちょくちょく奢ってあげて、便利な客に成り下がらないようにすること。

 

と結論づけている。
店に行きさえすれば、あとはものの言いようだ。
今回で言うと、

 

“もう6時間後にはホテルを出ないといけないから、本当なら寝ていないといけないけど、君にどうしても会いたくて来たよ”

 

なんて言っとけば、気持ちもある程度は伝わるだろうし、ワンセットでチェックする理由にもなる。
まぁ、だったらなんで22時過ぎなんかに店に来るねんって話だけど。

店前まで来ると、待ってましたのごとく、呼び込みが寄ってきた。
“サナいる?”
と聞くと、トランシーバーで店内に確認。そして
“サナは今指名入っているんです”との回答を受けた。

 

指名がはいっているのは残念だが、時間を改めることなどできないため、それでも入店んする旨を伝えると、“本当にいいんですか?指名入ってるんですよ?”と入念に確認された。
以前はそんなことなかったのに、この店が新しいから確認しているのかな?と思っていたが、なぜこんなに入念に確認するのか、その理由が後にわかることになる。

 

部屋に通されて、席に着くと
“ヘルプですか?”
と聞かれた。一人で来ているし、流石に10分以上は待たされるだろうからと、ヘルプをお願いした。

 

ここでヘルプなしで、単に指名子を待つことも可能なのだろうが、コロナ禍後の大きなシステムの変化の一つ、

 

“ヘルプシステム廃止”

 

があるので、店によってはヘルプ嬢をお願いするのも注意が必要だ。
ヘルプシステムが廃止された店では、指名被りがあった場合、待っている時間は、以前は無料でヘルプがついていたのが、そのヘルプにも指名という形で料金が発生するところもある。
よく確認をとった上でお願いしないと、無駄に料金がかかる場合があるため、要注意。

 

もちろん、今回の旅では誰かさんたちのせいで、ほとんど店を回ることができなかった。
そのため、以前と同じように、ローテーション、指名被りで無料でヘルプがつくような店もたくさんあることだろう。

 

客側からすれば、お金はかかって嫌なことではある。しかし、店側からすれば、料金を余分に取れ、嬢のモチベーション維持には効果絶大だろう。
以前は、ひどいヘルプの場合、かなり対応が悪い子なんかもいた。
自分に何のメリットもないし、無駄に体力を消費するのが嫌なのはわかるが、その時間にもお金を払っているこちら側からすれば微妙な気持ちになるのだが。




さて、そうしてついたヘルプ嬢。
ヘルプ嬢は指名嬢が決めることができるのか、サナのこの店での一番の友人らしいフィリピーナ。

この子もなかなかどうして良い子。
顔も普通に可愛いし、何より良い乳してる。
しかも、英語が聞き取りやすく、会話も楽しい。
サナがいなければ、口説きたいと思うほどの明るく美人で巨乳なフィリピーナだ。

サナを待つ間、ヘルプっ子のあまりの好印象に、気持ちが揺らいだ。

 

…この子でいんじゃね?
顔よし、乳よし、会話よし…この3拍子揃っているとか、なかなか他では見つからないし…

なんて思っていたら、思いのほか時間が経っていたのか、サナが部屋にやってきた。

 

…サナはスレンダーなので、乳はBカップくらいか…でもやっぱりめっちゃ可愛いな…やっぱサナやな。
乳はハナで欲望が満たされているし。

3日ぶりのサナの顔はやはり破壊力は抜群だ。いや、群を抜いていると表現すべきか。

 

サナの指名客はもう帰ったらしく、その後についてはずっと部屋におり、友人が同室していることもあり、非常に盛り上がってワンセットを終えた。

ワンセットだけでも、やはり行ってよかった。
サナも非常に喜んでくれていた。好感触で、今後に期待できそうだ。

 

正直、ハナを抱くという長く心にあった目標を初日にあっさりと達成し、久しぶりの旅の途中であったにも関わらず、燃え尽きているような感覚があった。
そんな中、新たに現れたフィリピーナのサナ。
次にまたフィリピンに来たいモチベーションに十分になり得た。

 

これで今回の旅も終わりだ。
最後の最後に次の旅のモチベーションを貰えてよかった。
色々あったが、終わりよければ全てよし。

あとは3時過ぎに部屋に来るハナをしっかり抱いて帰国するだけだ。

が、真の波乱はこれからだった。

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

4 コメント

  1. いい子で良かったですね🤩
    読んでて終わりよければ…って、違うの?😅
    クレマニはやっぱり波乱含みで油断できないですね😆

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