[オノケンブログ前回のあらすじ]
早いもので、もう最終日を迎えてしまいました。昨日は明け方まで起きていたため、体は重く感じますが、せっかくのマラテ、最後まで振り切ろうと思います。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[マニラのカジノで目指すは大勝利!今晩の飲み代を稼ぐことはできるか?]
最終日に泊まるホテルもリビィエラマンションホテルである。
通常であれば、私たちはそれぞれの一室ずつ部屋を予約するのだが、最終日は2ベットルームの1部屋に二人で泊まることにした。
理由としては、前回と同様、私たちは明日の午前4時にはマラテを離れないといけない。
おそらく今回もマラテを離れる時間まで遊び続け、仮眠することなく空港に向かうことになるため、それぞれでホテルを予約するのはお金がもったいないということになったからである。
決してケソンでの惨劇を受けて、私たちの間に何かが芽生えたわけではない。
チェックインを済ませ、部屋で一服した後に向かった先は、リビィエラマンションホテルの目の前にあるカジノ。
私は2000ペソだけ握りしめて、これを倍にする意気込みでカジノへと向かった。
気合十分の私は攻めの印、タンクトップ姿でカジノへと入店した。
まずは危険物をチェックするためのゲートをくぐると、ピピピピとアラームが鳴った。
それだけでもびくっとなったが、その後、ゲート出てすぐのところにいるガードマンに何やら話しかけられるが、何を言っているのか全く分からなかった。
おしっこが漏れそうなほどに焦ったが、レンジさんがすぐ間に入って、ガードマンが何を言っているのか聞いてくれた。
レンジさんがいうには、ここは短パンやタンクトップのみでは入店することができないそうである。
[ちなみにフィリピンではタンクトップという言葉は通じない。正しくはサンドというため、フィリピンでの私は、“サンドマン”ということになる]
526ほどのドレスコードではないので、上着が必要というほどではない。
Tシャツで大丈夫だそうだが、なんにしてもタンクトップでは入店できないそうである。
私にとってはこれがドレスコードである。
なんなら筋肉という一生物の服を身にまとっているため、今は筋肉という服に、タンクトップを重ね着している状態である。
フォーマルである。入店可能なはずである。
しかし、そんなことを主張するわけもなく、私は大人しくホテルへと戻り、上着を着用して再度入店した。
中に入ると初めての人生初のカジノに心躍る。
私「うおぉぉ、ここがカジノですか!テレビで見たようなラスベガスのカジノなんかと比べると見劣りしますが、なんかいろいろと種類があって面白そうですね!」
レンジ「そうだね。実は俺もここに来るのは初めてだよ。俺は全然ギャンブルしないからなぁ」
私「レンジさんの生き様を見ていると、ギャンブル狂いでも驚きはしません。というより、ギャンブルを全くしない方が驚きですよ」
レンジ「俺はお金も女性もギャンブルで得ることはしないからね。特に女性においてはぎゃんぶ」
私「さっ、じゃあ始めますかね!!」
レンジ「・・・・・・・・・特に女性においてはギャンブルで得るなんて男としてのみりょ」
私「そういえば近くに他にカジノってあるんですか?」
レンジ「・・・・あるよ。近くでいったら、パンパシホテルの2階にもあるし、サークルの公園近くのカジノもまぁまぁ有名だそうだけど」
私「そうなんですね。ここでいい思いができたら次は他のカジノにも行ってみたいですね」
さっそく私たちはプレイを始めようとしたのだが、ここに訪れる前は、ディーラーとポーカーやブラックジャックなどのカード系のもので楽しむつもりだった。
しかし、実際の現場を見ると、細かいルールについて全くわからず、結局私は単純にマシンスロットのようなものに座った。ルールもわからないままにポチポチとスタートボタンを押すだけに終始した。
結果は
2000ペソ程度の少ないHPでは、一つも見せ場もなく、見事に瞬獄殺されて終わったのであった。