[レンジブログ 前回のあらすじ]
パンパシフィックホテルに戻ってきたレンジは、田原達と合流する。そして、ホテルのロビーにてカーラを目撃する。なぜ彼女はホテルに現れたのか。
[前回の記事]
【レンジブログ19】マラテの夕方。パンパシフィックホテルのロビーにて
クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。
また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m
[レンジブログの第一話はこちらから]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
【レンジブログ20】マニラのおすすめレストラン。ハーバービューレストランHarbor View restaurant
田原さん「さて、ディナー行こうか!」
私「はい。」
田原さんがボブを電話で呼ぶ。ホテルから徒歩で行けない距離ではないが、例のごとくボブに送ってもらう。
向かう場所はマニラオーシャンパーク近くにあるハーバービューレストランHarbor View restaurantだ。前回も訪れたあのステキなレストラン。食事のスペースは普通の店内と、マニラ湾に伸びる桟橋の上にもある。桟橋は海の上に作られており、まるで海上レストランのよう。ディナータイムではマニラ湾の夜風を浴び、マニラの夜景を眺めながら食事を楽しむ事が出来る。
[ハーバービューレストランの外観その1]
今後、私は度々マニラを訪れる事になるのだが、このハーバービューレストランはディナーデートの時に良く利用することとなった。
ボブの車に乗り込み、ホテルからマニラ湾沿いの大通りに入り北上する。
マニラ湾の北西側に陽はもう隠れ、闇が広がりつつあった。マニラの夜がやってくる。大通りは最も交通量の多い時間帯。車はなかなか進まない。
[夕方のラッシュアワー時は、1km進むのにも大変時間がかかる]
レストランまで二キロほどの道のりだったが、30分ほどかけて到着。
付近の整備された公園は見覚えがある。リーサルパークRizal Park (Liwasang Rizal)だ。観光地にもなっているようで、夕暮れ時はライトアップが映え始めており、綺麗だ。
田原「こっちに来ると、夜が来るまで本当に早く感じるよね!」
私「いや、本当ですよ。マニラマジックですね。」
かろうじて周囲を視認できる時間帯。車は、だだっ広く薄暗い駐車場へ入っていき、ハーバービューレストランに到着。
田原さんはボブに、私たちの食事を待つ間、食事を取るよう伝え、200ペソほど渡していた。
ボブと別れ、エントランスを入って行く。
[ハーバービューレストラン外観その2 エントランスの向こう側は海岸]
店内にはすでにたくさんの客の姿があった。顔は日本人や韓国人、中国人が多い。
いや、日本語が最も大きく聞こえてくるようだ。日本からマニラへ出張だろうか、商社マンらしい団体が桟橋の奥を占めていた。
私たちはその手前のテーブルに座り、店員を待つ。
田原「レンジさん、食べたいものある?」
私「何でも食べますよ!」
店員がメニューを持ってきた。すぐに、パーリーと田原さんが注文していく。
海鮮炒め、パスタ、シニガンスープにアドボ、クリスピーフライドチキン、飲み物など。
ライスは?と聞かれたが、私は要らなかったのでノーと伝えた。田原さんもノー、パーリーはtwoとオーダーしていた。
[ハーバービューレストラン外観その3 レストラン奥は海上桟橋となっている]
また、このレストランのメニューは、シーフードが充実しておりフィリピン料理をベースとしたものがメインなようだが、日本料理や中華料理も用意している。立地的に高級レストランのようなイメージだが、メニューの値段は平均的。いろいろお腹いっぱいに食べて、一人の支払いは1,000~2,000ペソくらいだろう。もちろん、100gで何千ペソの様なものすごく高価、高級なメニューもある。「ロブスター」や「カニ」については注文時にご注意を。
[次回タイトル] 現地フィリピーナが外国人と交際する理由とは。ハーバービューレストランHarbor View restaurantにて
[次回あらすじ]
超ベテランの田原とフィリピーナのパーリーが、外国人との恋愛について考察。フィリピン人の文化や考え方にはレンジも勉強中であり、今回の話は大変参考になるか。