[レンジブログ 前回のあらすじ]
武本とレンジ(私)は、武本の女友達二人の計四人でマニラ マラテのディスコ エクスクルーシヴ EXKLUSIVE に行く。レンジはその女性達の一人マリーとBOX席で二人っきりに。フィリピーナのマリーと初対面ながらもディスコ内で会話し始める。
前回の記事
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ
レンジブログを始めから読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
【レンジブログ34】フィリピーナのマリーと会話スタート。マラテのディスコ EXKLUSIVE にて
私とマリーは離れたソファ席からその様子を眺めていた。私はマリーと二人っきり、何とか場を繋げようと必死だった。しかし、言葉が出てこない。
あまりこういうところの経験がない私は、初めてじゃないよという振りしかできなかった。すぐさま、周囲の”ザ・外国”という雰囲気に飲まれてしまったのである。
いくら酔っていたとしても、普通の日本人観光客にはハードルが高すぎるこのシチュエーション。
私「May I smoke here!? Do you mind!?」(ここでタバコをすってもいいですか!? あなたは気にしますか!?)
マリー「No no!! It’s okay!!」(いやいや、大丈夫よ!!)
気まずくタバコに火を付けようとすると、あれっ。やはり、ライターを先ほどのKTVヴォーグ Vogue かどこかで忘れて来たようだ。
その様子を見ていたマリーは、すぐにポーチから小さなオレンジ色のライターを出し、私のタバコに火をつけてくれた。
[マラテのディスコ エクスクルーシヴ EXKLUSIVE 店内の様子]
私「Marry! Are you okay? Why did you join here!?」(マリー! 大丈夫? なぜここに参加したの!?)
マリー「She’s my roommate and best friend! I just escort her!」(彼女は、私のルームメイトで親友です! 私はただ彼女に付き添っているだけです!)
私「I see! Do you want to dance!? Let’s go on the stage together!?」(わかりました! あなたは踊りたいですか!? 一緒にステージ上に行きませんか!?)
マリー「No no! I don’t want!」(いやいや、私は結構です!)
私は勇気を出して、ステージへ一緒に行こうと強引にマリーの手を引いた。初対面ながら思い切ってみた。というか、お酒の力を借りまくっていた。
ここで大人しいまじめな日本人の振りをしてもしょうがない。周りの雰囲気も誘えと言っている。
しかし、彼女はとてもシャイなのだと、頑なに拒んだ。私は何度か立ち上がってみたり、その場で陽気におどけてみたりして何とか強引にでも誘ってみた。
私「Why? Just dance together! Let’s go!」(なぜ? ただ一緒に踊るだけ! 行こうよ!)
それでもマリーはその場を離れようとはしなかった。私は次第に状況を理解し、本当に恥ずかしいのだろう、申し訳ないと彼女の手を離した。
終始お互い笑顔だったので良かったが、おそらく彼女は本当に嫌だったのだろう。
私「Okay! I’m sorry!! Maybe Next time!!」(わかったよ! ごめんなさい! たぶん今度ね!!)
マリー「Yes, thank you!! Range!! I’m sorry. I’m too shy..」(はい、ありがとう!! レンジ!! ごめんね、私はとてもシャイなの…)
私「It’s okay!! Please don’t mind! But I just want to see your smile more!! 」(大丈夫! どうか気にしないでください! でも、私はただあなたの笑顔がもっと見たいだけです!)
マリーは私の目をずっと見てくれていた。眉を下げた笑顔、申し訳なさそうな気持ちは伝わって来た。周囲はうるさ過ぎるが、マリーのその美しい目が忘れさせる。
[マリーの似顔絵のある記事はこちらから。目鼻立ちが整っており、巻き髪が良く似合っていた。]
しばらく席には二人っきり。周囲の騒がしさの中、二人で顔が近い耳元同士の会話を続けた。
この時、何故か私の英会話力は覚醒しており、通じまくった。お互いの自己紹介をして、フィリピン料理で何が好きか、日本料理を何か知っているのか、どんな音楽が好きなのかなどいろいろ会話した。
その会話の中で、マリーは21歳である事、今はルームメイトの彼女とその弟と住んでいる事、田舎はミンダナオのとある地方から上京してきたこと。
ルームメイトの誘いで近々KTV で働き始めようと考えている事など、彼女の背景のおおよそを聞いた。
この日、仕事は休みで、ルームメイトと買い物に行き、今までジョリビーでガールズトークをしていたらしい。
私も、二回目のフィリピン旅行であること、今日はハーバービューレストランに行き、さっきまでマラテのKTVでみんなと飲んでいたことなどを話した。
私の英語はしっかりと通じ、異常な音楽の中でもマリーの話もほとんどリスニングすることが出来た。
前のKTVで出会った女性、ロビンソンモールのスタッフ、それ以前にもこんな素敵な女性が彼女だったらなー、と言う思いは何度もあった。
ここマニラで出会った女性に限らず、色々な女性に抱く下心だ。日本人女性も含めて。
マリーに対しても異性に対する本能的な好意はあったが、おそらくその他女性達と状況は同じなのだろうという諦めが私には最初からあった。
そのため、「彼氏いるの?」や「子どもは?」などの質問は聞かなかった。
おそらくミンダナオから出稼ぎに来ていると言うことは、子どもは間違いなくいるだろうし、でなければ、ミンダナオからマニラへ働きに来るはずもない。
彼氏については、これだけ美しい女性であれば、パトロンも含め何人か近しい男性もいるだろう。
(現地のフィリピーナのエピソードは、田原さんのパートナーのパーリーより 【レンジブログ21】フィリピーナが外国人と交際する理由とは。 )
こちらもそんな事は承知の上である。しかし、今この場で完全にプライベートな時間を私達と共有していると言うことは少なくとも本命の彼氏はいないかもしれない、と想像できた。
とにかく、ミンダナオ島から上京して間もないという事は本当のことのようなので、少なくとも彼女の印象は誰よりもよかった。
何より、最初の出会いがKTVや夜の職場ではなく彼女のプライベートで出会えたことが嬉しかった。
[マラテのディスコ エクスクルーシヴ EXKLUSIVE 店内の様子 私たちが座っていたボックス席]
また、私はただマニラでの初ディスコを楽しみ、皆とワイワイ過ごせていることだけで幸せだった。皆が楽しそうにしている様子を見るだけで最高に楽しかった。
到底、この時マリーを口説こうとも思っていなかったし、これっきりで、二度と合うこともないだろうと気楽に考えていた。むしろ、美女お二人とディスコという場所で一緒に過ごせることを光栄に感じていた。
永遠とジョイントされるMusic、ステージ上は皆が跳ねていた。その間に、私はマリーとお互い冗談を言えるようにまでなってきていた。
それにしても、このディスコももうすぐ終わりの時間が近づいて来ているのだろうか、速いBPMの曲が続いている。
周囲はまさにクレイジーな雰囲気で観客達のほとんどがステージに向かう。店内のボルテージは最高潮だった。
ミュージックと周囲の歓声にマリーとの会話がかき消された。いや、正確には私たち二人の会話が途切れた。
ふとマリーの表情を見ると、ものすごく寂しそうな目で何処かステージではない遠くを見ていた。私はその表情がとてもいたたまれなく感じ、思わず変な質問からマリーに声をかけた。
私「Why are you here now!?」
マリー「Ha!?」
[次回のタイトル] フィリピーナが会話中に大号泣。マラテのディスコ EXKLUSIVE にて
[次回のあらすじ]
レンジ(私)のちょっとした一言で、フィリピーナのマリーが大号泣を始める。ディスコ内という特殊な空間の中、何とか機嫌を直そうと試みますが果たして。