[オノケンブログ前回のあらすじ]
久しぶりに連絡を取りだした次の日には、”お金を貸して”みなさんならこの話を信じてお金を貸しますか?
フィリピーナからのお金を貸してほしいとお願いされる。言われるがまま貸してしまうのか?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[知り合いフィリピーナのものすごく美人な友達。新しい恋の始まり!?]
リョウコの呪縛を打ち砕いた私はレベルが上がった。
フィリピンでの初恋はさすがにこれで完全に消滅したわけであるが、リョウコを失ったダメージは以前と比べると即死するほどではない。
以前と違うところ、それはティーの存在があることが大きい。
もし現在、ティーの存在がなければ、私はまたドロドロとリョウコの沼に入っていったかもしれない。
それくらいティーの存在は私の中で、かなり大きくなっていた。
さようならリョウコ、そしてありが………
いやリョウコにありがとうはないな。
さて出発の日がいよいよ近づいてきた。
どんなに出発の日を待っていたことか。英語も前回に比べると上達した実感はある。今度こそ英語で現地の子としっかりとコミュニケーションをとるのだ。
やる気がみなぎり、たぎり、燃え上がっていた出発3日前。
ローラと何気ないメッセージのやり取りをしていたときのことである。一枚の写真が送られてきた。
ローラ「この人は私のベストフレンドです。あなたの友達と今度一緒にグランドヨーコに来ることがあれば、もし気に入ればでいいので、指名してあげてください」
私「了解です。明日私の友人に写真を見せてみるよ」
ローラの友達の名前はリリーというようだ。
リリーはかなりの美人さんであった。目鼻立ちがしっかりとしていて、モデルをしていてもおかしくないほどに整った顔立ちをしていた。
ただ、私のタイプは可愛い系の方が良いため、あぁ、綺麗な子だねーくらいの感覚でしかなかった。
次の日、レンジさんにリョウコについての報告とローラを紹介してみることにした。
私「昨日の今日でなんですが、リョウコとはさよならしました」
レンジ「え?マジで?何があったの?」
私「またお金を貸してほしいと言われて、結局彼女の目的は、僕の筋肉でも心でもなく、お金だって気がついたんです。でも良い経験になりました」
レンジ「そっか。残念だったね。でもフィリピンにはたくさん女性いるから、また頑張って探せばいいよ!」
私「もちろんです。今はティーを頑張ります!」
私「ところで、グランドヨーコのローラ覚えています?あの子が、もしよければローラの友達を次にグランドヨーコに来た時に指名してほしいそうです」
レンジ「あぁ覚えているよ。俺ならなんでもいいよ〜」
私「一応、写真もらっています。これです」
レンジ「ぬぅおぅ!?」
会社で大声を出すレンジさん。周りの同僚から変な目で見られる。
レンジ「くそ………くそ可愛いやん」
こぼれ落ちそうなほどに目を見開いてレンジさんが写真を食い入るように、舐め回すように見つめる。
私「た、タイプのようですね」
レンジ「めちゃくちゃタイプよ。こんな子前行った時にいたかな!?いたら絶対指名するけどな!」
私「最近入ったか、僕らが前行った時は指名されてたんじゃないですか?」
レンジ「かもね。なんにしてもこれはなんという超絶美人!ものすごいマニラ行くことが楽しみになってきた!!うおー!!」
私「わかりましたから、とりあえず会社の中なので声のボリューム下げてください。また周りから筋肉とぽっちゃりがアホなこと話してると陰口言われますよ」
レンジ「すまん、興奮しすぎた。ケンさん、いい出会いをありがとう!!」
さっそくローラにレンジさんがリリーのことを気に入ったことを伝えると、リリーの連絡先が送られてきた。
リリーの連絡先をレンジさんに送ると
のスタンプが送られてきた。偶然の産物にせよ、レンジさんが喜んでくれたようでよかった。
さて、出発2日前になった。
そろそろ色んな準備をしないといけない。一番は…現地女性へのお土産である。