現地の彼女から、「風邪を引いた。病院と薬代が高い。5,000ペソだった。家賃も払ったし今お金がない。」

 

と、お金の支援をオブラートに要求されることは、皆さんご経験があるかと思います。今回は、フィリピンの彼女へ海外送金する方法の一つをご紹介いたします。

 

フィリピンの彼女へ海外送金する方法。セブン銀行から送金、現地のウェスタンユニオンで受け取る方法。

 

海外送金にはいくつか方法があるのですが、送る相手や目的次第で使い分ける方が良いと思います。以下、送金は日本円で送り、現地ではペソで受け取る方法です。

 

今回はセブン銀行を利用した方法を紹介したいと思います。現地では、ウエスタンユニオンの窓口で受け取ります。(他にはVISAのデビットカードを利用する方法、現地の銀行口座を利用する方法などあります。)

株式会社セブン銀行(セブンぎんこう、英称:Seven Bank, Ltd.)は、大手流通企業グループ「セブン&アイ・ホールディングス」傘下の日本の銀行。コンビニATM事業最大手である。旧商号は株式会社アイワイバンク銀行。

 

ウエスタンユニオン(英語: The Western Union Company)とは、アメリカ合衆国に本拠地をおく、金融および通信事業の会社である。160年の歴史を持ち、全世界の約200ヶ国で個人送金、企業支払と貿易業務を代行している。 Wikipediaより

 

前提として、セブン銀行で口座を作り、ダイレクトバンキングの利用開始登録を済ませておいてください。

ログイン後、画面の左下にある海外送金メニューから開始です。

 

 

フィリピンへセブン銀行経由で海外送金する場合は、事前にダイレクトバンキング内で受取人登録をする必要があります。その際、受取人の本名や住所、送金金額や送金目的を入力する必要があります。受取人の情報については、直接相手に確認するか、SSSやTINカードなどの何かしらIDの画像を送ってもらって入力します。

 

現地の人は「お金がもらえる」ということで、IDの情報を渡すことには抵抗はあまりないようです。偽造カードの場合もあるので、そのアタリはご自身の責任でお願いしますm(_ _)m ちなみに、[新しい受取人を登録する]は、申請してから送金可能になるまで、2日か3日ほどかかります。

 

受取人登録を済ませてある、目的の女性を選びます。

 

 

ここでは三名の受取人が登録されています。この画面からも、「レンジ、やっぱクソだな!w」と聞こえてきそうです。ベテランの皆さまご容赦ください(^^!)

セブン銀行経由のウェスタンユニオンはこの時久しぶりに利用しました。内二人とは疎遠になっており、今はセブン銀行経由では送っていないのですが…懐かしい思い出です。

目的の方へ【送金する】をクリックすると、以下のように同意事項が表示されます。

 

 

【上記内容に同意する】にチェックを入れて、【送金内容入力へ】をクリックします。

続いて、送金内容を入力していきます。

 

(プライベートなところは白色で隠してあります。)

 

受取人名を確認して、【送金目的】を選択、【送金金額】を入力します。送金金額については、今回約5,000ペソを送金します。日本円での入力なので、為替と手数料を考慮した金額を入力しなければなりません。

 

とりあえず、適当な金額を入力して【送金内容確認へ】をクリックして、セブン銀行でのレートと手数料を確認し(ここではまだ送金完了ではありません)、目的の金額を日本円で入力します。

 

ちなみにこの日、Yahoo!ファイナンスの為替レートは以下の画像の通りでした。

 

 

日本円が10,000円でフィリピンペソが4,559,69ペソでした。(最近、レート良いですよね!以前は、5000ペソオーバー、3,000ペソ台の時代も。)


[ペソ―日本円 過去10年推移チャート 参考出典:XE Money Transfer – Regions より]

 

しかしこの時、セブン銀行での為替レートは0.4471413PHP。銀行での送金はやはり少しレートが下がります。

 

加えて、送金手数料が1,500円かかります。この辺りはかなり無駄な出費になりますね。手数料を低く抑えたいなら、やはり現地の銀行(BDO等)を利用するか、VISAのデビットカード利用の方が良いと思います。

 

結局、現地に5,000ペソを海外送金するのに、日本円合計「12,684円」かかることになります(2018/1/18時点)。

 

また、同じ画面の下部にセキュリティチェックとして、キャッシュカードの裏面の確認ナンバーを入力します。

 

 

確認ナンバーを入力後、【上記内容で送金する】をクリックします。ここで送金完了となりますので、入力内容はよく確認しておいてください。

 

 

「海外送金受付けが完了しました」という画面が表示されます。

ここで特に控えておかなければならないのは、【送金処理番号(MTCN)】という番号(10ケタ)です。このMTCNを送金相手に伝えてください。

 

メッセージ「I send money. I think you’ll need your ID and the MTCN(000-000-0000) in western union. It’s a little money, but I’ll be happy if that’d be a little help for you!」

 

と言う感じで伝えておきましょうかね…w




正直何のために働いているのやら。溜め息出ますが、いろいろと頑張るしかないですね。今日もODAだったと思いましょう!

海外送金についてご質問等あれば、下のコメント欄から知らせてやってくださいm(_ _)m

 

2017/1/19 追記

送金後、次の日に送金相手からお金を受け取った、「本当にありがとう」という旨の返信があり、下のレシート画像が添付されていました。

自宅近くのウェスタンユニオン western union で受け取ったようです。

 

 

実際には、Taxを15ペソ引かれていたので、手元に渡ったのは「5000.83ペソ」から「4985.83ペソ」です。

この分を忘れていたので、ちょっとカッコ悪い気持ちになりました(^^!)

ちなみに、彼女はその直後から私のことを「Baby」から「Honey」と呼ぶようになりましたw。「Money」の間違いだろうというツッコミはご容赦ください。これはドツボにハマるパターンですね。

ただ、この女性のことはネタとして面白そうなので、しばらく様子を見ながらODAしていきたいと思います!クレイジーマニラ、また後日、この方との恋の行方を書いていきたいと思います。

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

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