[2軒目オノケン目線]
2軒目に向けて歩く3人。
帰りたい。もう帰りたい。
20%だ。一軒目で残存体力20%だ。
しかも吐きに吐いた。
つらい。なんで俺は36にもなってマーライオンみたいにゲ○吐いてんねん。
私もレンジさんも名古屋に贔屓にしている店などなく、2軒目もポットさんのお勧めの店だ。
一軒目の店の嬢のクオリティはすばらしかった。
マラテの花と蝶を思い出させるくらいのレベルの高さだった。
ただ、ポットさん的には、一軒目のレベルはここら界隈のフィリピンパブではあくまで普通レベルだそうだ。
私が名古屋に住んでいた時分は、ほとんどフィリピンパブなど行ったことがなかった。
10年近くいたにも関わらず1,2回付き合いで行った程度だ。
しかし、その時の店のレベルが低かったので、日本のフィリピンパブに良い印象の欠片も持ってなかったのだ。
ただ、次の店もポットさんおすすめの超人気店。きっと色んなレベルの高い嬢が私を待っているのだろう。ぐふふ
店に向かう道中。
“俺は、ワンチャンした嬢を指名するけど…先に言っておくけど、かわいくないからね!かわいくないからね!(2回目)人気店だから二人に経験させるために行くけど、あまり長居したくないから1セットだけね!!”
と強く念を押された。
わっかりました!!1セットですね!!
と今回も返事こそ良かったものの、やはりニワトリ脳の私は店に辿り着く前にはきれいさっぱり忘れているのだった。
店に到着。
先ほどの店よりかなりお客さんが多い印象。
時刻はすでにてっぺんを回っているにも関わらず、すごい人気ようだ。
席に通されるまで何人か嬢の顔を見たが、なかなかレベルが高い。
席に着くと、お酒を聞かれた。
先ほどの店はブランデーのソーダ割りばかりだったので、今回はコーラにすることにした。
これには私なりの作戦があったのだ。
コーラだと、濃さがわからない。反対にウイスキーを透明なソーダで割るということは、濃さが丸わかりである。そのため、濃いものを飲んでいるアピールを周りにするのであれば、ソーダで割ればよい。
しかし、周りにわからないようにさぼりたいのであれば、漆黒色のコーラこそ正義であり、神なのである。
さっそくポットさんには
“え、オノケン、コーラ!?”
と疑われたが、
“いやいや、コーラ割ですって!ほら、ここにちゃんとウイスキーあるでしょ!?”
と言って、華麗にカモフラージュしてかわした。
ブランデーは入って入るものの、本当は数滴レベルのしか入っていない。
しかし、疑り深いポットさんはさらに追撃してきた。
“じゃあそれ、俺に飲ませてみろよ”
私レベルになると、その程度の追撃も余裕で交わせる。
“いえ、ポットさん。いいですか?今は、いくら感染者数が減っている(2021年12月中旬)からといって、私が口をつけたものをポットさんに飲ませるなんてできません。私は県外から来た身ですので、やはりその辺の感染対策は、きちんとしたいのです。別にこのほぼコーラの飲み物を確認されたくないわけでもありません。感染対策とは、感染しないだけでなく、感染させない対策も含まれているんです。わかってください。私はただポットさんの身が心配なだけです”
と、途中で何やらポットさんが私の話を遮って何かをしゃべろうとしてはいたものの、私の得意技“相手よりでかい声を出して封殺”で押し切った。
大丈夫、絶対にばれていない。
さて、ほどなくして、まずポットさんの指名嬢が現れた。
いくらかわいくないと言うていたとしても、マキを美人と判断した男である。
私とは感性が似ているはずだ。
きっとそれなりには可愛いはずだ。
・・・うん、全然かわいくない(めっちゃ失礼)
なんだあれ。マキからの落差が半端ない。
あり得ない落差(めっちゃ失礼)
これは確かに時間がもったいない。1セットで帰りたいっていうわけだわ。
さて、ポットさんに心からのご愁傷様というメッセージを心の中で言っていると、私のところにローテーション一人目がやってきた。
衝撃を受けた私は、思わずその子にこう尋ねた。
ワッチュアネーム?(君の名は?)
次回 オノケン、おっぱい病発症
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すっかりスキップして次の店に向かってるじゃないですか😆
一応、ポットさんの1セットは最初は覚えていたんですね💦
それが、とんでもないことになるのは誰のせいでしょうね🤣🎉
もう、一人しか候補は残っていませんね笑笑
俺はいつも「なんでケンさんは漆黒の飲み物やら乳首が好きなんだ?」と思っていたがそう言うことか!こりゃ一本取られたぜ、がははっ!
飲み物はともかく、乳首はピンクしか勝たん。
まぁ、実際は漆黒でなければオッケー