[まじでかえりてぇ3軒目。オノケン目線]
レンジさんは、まるで発情期の豚かと思うほどに鼻をブヒブヒ言わせて元気そのものだ。
私はかなりきつい。
飲むのも歌うのももう限界である。
しかし、さすがに途中で脱退するのは寒すぎる。
なんとか次の店でこのオフ会がお開きになってくれることを願うばかりだ。
ポットさんがキャッチから得たエロい店という情報のみで入った店。
- 2軒目とは比べ物にならないほどの場末感。
1,2軒目がマビーニ通りの華やかな店なら、ここはボコボ通りの...白いバラといったところか。
当然、嬢のレベルも低く、客数も雲泥の違いだ。
やはり激戦の池田公園周辺のフィリピンパブ。レベルの高くない店は客がすぐ飛ぶ。
というより、コロナ禍が始まってもう1年8か月経つのに、よく存続できているな。
3人それぞれについた嬢も全く美人ではなく、全くやる気も感じられない。
私は半放心状態で時間を使った。
それはレンジさんもポットさんも同様なようで、かなり退屈そうにしていた。
途中、レンジさんとポットさんが退屈さと、疲労感となにより3時過ぎという時間に負け、力尽きているシーンがあった。それを見た私は
“よし、ようやくこのオフ会もお開きだ。ここはさすがに1セットで切り上げるだろうから、ホテル帰って、寝られるのが5時くらいか...ホテルのチェックアウトが11時だから5時間は寝られる。よし、明日以降になんとか支障はなさそうだ”
と、ここまでの長かった戦いに終止符が打たれそうな雰囲気に喜びと充実感を感じていた。
その店ではなんのハイライトもなく、つまらない時間を過ごした。
会計争いには、またレンジさんが勝利した。
レンジ VS ポット
の“ここは俺が支払う”対決もレンジさんの3-0で大勝利という事か。
ここに来る新幹線の中でも、クレマニで大変お世話になっているから、支払いはなるべく俺がするという目的を果たしたといったところか。
ただ、ポットさんはさぞプライドを傷つけられたことだろう。
それをただ見守るだけだった私は、一切のお金を使うことなくたくさんのお酒を飲み、たくさん歌を歌い、たくさんはしゃぎ、そしてたくさん乳を見て触って脳内にインプットした。
うん、すばらしいオフ会だったじゃないか。
ありがとうレンジさんポットさん。そして30歳爆乳嬢
が、しかし。
レンジ「よし、じゃあ次行きましょうか」
・・・は?
何キラキラした瞳でいうてんねん。
2軒目で平井堅の“瞳を閉じて”を歌ってたけど、お前が今瞳を閉じろ。キラキラさせてんじゃねぇ。
さっき力尽きて寝てたじゃねーか。
・・・あっ
思い出した。
この人はそうだった。
フィリピンでくそのように夜遊びするときも、レンジさんは朝までずっと元気という訳ではない。
むしろ、朝まで行く時は、必ず終盤に差しかかった辺りで一回KTVで寝死ぬ。
2・30分程度死んでいるだけだが、彼はそれで生き返るのだ。
むしろサイヤ人のように、瀕死から甦った時のように、戦闘力が上がって生き返る。
こちらとしては、“レンジさんが死んだから、今日はこれでお開き”くらいに思って、少しずつ戦闘を終えるモードになっているのに、逆にそこから彼は伸びてくる。
普通、夜眠くて仕方がない時に、2・30分でも寝ようものなら、逆に体がきつくなる。しかし、この人は精神と時の部屋で寝て来たのかと疑いたくなるほどに、たった数十分でテンピュールのベットで8時間くらい寝たくらいの回復力だ。
常人ではない。
常人の私からすれば、迷惑でしかない。
だめだ。さすがについていけない。
流石に言わせてもらおう。
私「レンジさん...さすがに眠くて仕方がないので、僕先に帰っていいですか?」
レンジ「まだまだこれからじゃない」
私「もう5時前ですよ?これからっていうより、さっきの店でこれまでだと思っていたのに」
レンジ「じゃあ次が最後ね!お願い!!」
スタートからこの人に奢られた金額を思えば、NOとは言い辛い...というか言えない。
酔いもかなりなものだが、とにかく眠い。
しかし、まだ3人のオフ会は続く。
だって楽しいじゃん!遠足みたいでさ。マニラじゃこれ連日やるもんね、早く行きたいよ。
いや、あなたの遊び方は異常です。
ちゃんと午前3時終わりにしてください。
俺は勢いで6月の飛行機を押さえてしまった。
GW過ぎれば大丈夫な予感が凄かったから、きっと大丈夫。
6月かぁ...僕は行くことが難しいかなぁ...GWで行けられたら行きたいですが、開国後初めてのGWはすごいことになりそう…
エンドレスの飲み🎉🥰
マニラにいた頃はあったけど、日本ではさすがにないですね😅
あ、でも、一回解散してマッサージを受けに行って仮眠をとって再度突入はありました🤣
日本でやったら本当にしねます😂
数日間の間はトラウマレベルで疲労してましたね!