[レンジブログ 前回のあらすじ]

マニラ マラテのランドマークの一つ、ロビンソンプレイスモールにレンジが向かう。フィリピン初心者のレンジは昼間でさえ一人行動が怖かったが、果たして。

[前回の記事]
【レンジブログ15】マラテでの一人行動開始。ホテルから徒歩でロビンソンモールへ

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

[レンジブログの第一話はこちらから]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

 

【レンジブログ16】ロビンソンモールのスタッフに小さな恋をする。現地のWiFiルーターについて。

 

話の流れを見てから、アマンダの連絡先を聞いた。彼女は快く応じてくれた。

 

また同時に、美人スタッフさんの名前と連絡先を聞くことが出来た。カーラというらしい。年齢は私より二つ上だった。日本には二十代の頃に長期滞在を複数回経験しており、日本語が流暢なのはそのためだ。

 

アマンダも日本語をとても流暢に話すが、日本を訪れた経験は無いらしい。日々多くの日本人旅行者を相手にしているため、長年の仕事の中で身に付けたのだと言う。


[カーラの似顔絵]

 

それにしてもカーラ、本当に魅力ある女性だ。眼鏡の奥の美しい瞳に見惚れる。

もしかすると。私の下心が弾む。

 

私「アマンダ、ごめん。今このお店でほしいものないの。今度新しい友達連れてくるよ。」

アマンダ「いいよ、いいよ。気にしないで。」

私「あと、オンラインのルーターか電話がほしいんだけど、この近くに売ってるかな。」

アマンダ「あるよ、いっぱい。カーラ案内するぅ。」

 

アマンダ、人として好きである。女性として見ることはできないが、愛嬌たっぷり可愛らしいおばちゃんである。加えて、気も利く。おそらく私がカーラに気があることを感じ取ったのであろう。二人っきりにしようとしてくれたのである。カーラもまんざらでもない表情だった。

 

カーラは積極的で、再び嬉しそうに腕組みをしてきた。今度はドキッとした。嬉しかった。

 

20mほど先の店へ向かうらしいが、私に取っては現地での小さな初めてのデートであった。


[ロビンソンモール内、付近にはこのような店もあった]

 

すぐに目的のお店に着いた。

カウンター兼ガラスケースのショーウィンドウに裸のスマホやガラケ、ルーターが陳列されている。中古のものもあるのだろう。

 

カウンターには美人とは言い難い怪しげな女性店員が三人並んでおり、内二人は他の接客をしていた。

 

カーラが暇そうにしていた店員に話しかける。タガログ語で、いきなり値下げ交渉をしているようである。

 

店員とカーラとの間で値段交渉が完了すると、二人は私にスマホを手渡すようジェスチャーをする。私は少し戸惑いながらもスマホのロックを解除し、為すがまま店員に渡す。店員は慣れた手つきで何やら設定しているようである。不安が込み上げてきたがすぐに、スマホは返却された。

 

その店員に指示され、ルーターのバッテリー側のケース裏面にあるパスワードを入力する。

 


[ルーターの背面カバーを外した写真。Wifi名を選択して、パスワードを入力すれば現地のインターネットが利用できる]

 

直ちにインターネットに接続され、電波を拾ったようで、ラインの未読が瞬間に30件以上入ってきた。

 

あとでわかったことだが、私が一人で買いにいった場合、倍以上の値段を吹っかけられていたらしい。このときはカーラのおかげで、店での最安のモデルを1,500ペソで売ってもらい、SIMカードとプリペイドカードによるロードを300ペソ分してもらった。


[プリペイドカードはコンビニや商店などでも手に入る。カードの背面に利用方法が書かれている。]

 

また、これも後に経験したことだが、ロビンソンモールの数キロ南にハリソンモールという比較的ローカルな場所がある。ここでは、同モデルのルーターを800ペソで購入することができた。観光客向けのモールかローカル向けかで元々の値段設定も異なるようだ。とりあえず、ロビンソン内では最低価格だったのだろうと理解した。

(別記事で、法人設立編の話もしていくが、その中には現地の電話番号事情についても触れていきたい。)

 

店員にお礼を良い、その店を後にする。

 

私「カーラ、ありがとう。これどうぞ。」


[この写真は2017年からの新しいデザインの札です]

 

私は、おつりから100ペソをカーラにチップとして渡そうとした。しかし、彼女は笑顔ながら断固として受け取らなかった。日本女性にある恥じらいに近いものを感じた。現地女性にはない感性を備えているようで、そこも魅力的だった。

 

それにしても苦笑いのカーラの表情、たまらん!

 

たった今のことだが、私はカーラを本当に好きになったような気がして、勇気を出して聞いてみた。




私「カーラ、彼氏いるの?」

カーラ「彼氏はわからない、今難しい。子どもはいる。小学生の娘。」

 

私は、子どものことはあまり気にならなかった。彼氏のことは濁されたようで、そのことの方が気になった。

 

私「そっか。また連絡していい?」

カーラ「うん、嬉しい。レンジ、またね。」

 

カーラは別れ際、名残惜しそうに私の手をギュッと握ってきた。彼女の目は何か救いを求めているようで、少し潤んでいるように見えた。私から見ればお姉さんの年齢の女性だが、私は思わず抱きしめたかった。しかし、そんな勇気はなく、かつ私自身がフィリピン人に対してかなり疑心暗鬼になっていたためか、ドラマのような思い切ったことは出来なかった。

 

アマンダとカーラにしっかりとお礼を言い、アマンダのお店を出た。

 

カーラ、カーラ。現地にもこんな素敵な女性がいるんだなー。淀み始めた心が洗われたような気分だった。

(実は、カーラとは今も良好な関係が続いており、私にとって重要なビジネスパートナーとなる。詳しくは、後日ケソン市編にて!)

 

今回の滞在中にもう一度ここに来たいな。

 

[次回タイトル] モール内で女と出会う?マニラの強烈な交際事情。その1

[次回あらすじ]
ロビンソンモール内を再び一人でウロウロするレンジ。その時突然見知らぬ現地男性が声を掛けてくる。その男性は、マニラのデート事情について語り、レンジにも勧めてくるが、果たして。

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