[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピーナとアフターに行くことこそ、真のフィリピンマニラでの遊びの醍醐味です。深夜、下手したら早朝レベルまで起きていなければならないのはしんどいですが、深い時間帯だからこその楽しみもたくさんあります。
フィリピーナ彼女との深夜デートに邪魔者が乱入。夜遊びの〆は焼肉で!!
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[英語が聞き取れなくなった?体力の限界と胃袋の限界を感じるアフター]
嫌いじゃないが悪い女、ポニーが頼んだ肉の量が凄そうで、注文した品が目の前に並ぶ前から死の予感しかしない。
フィリピーナとはよく焼肉には行くが、レンジさんと2人だけで焼肉にいったときは残すことの方が少ないが、フィリピーナと一緒に焼肉へ行った時は、完食できたことが少ないどころか、皆無である。
絶対に食べ切ることができない量を注文する。
しかも、もう少しで完食どころの騒ぎじゃないほどに残る。圧倒的に残る。
いつももったいないと思うのでがんばって食べるが、私の胃は宇宙ではないので無理だ。なんなら俺の胃袋は宇宙だと言っていた往年の草薙剛(ドラマ:フードファイトより)ですら無理だ。
焼肉が来るのを3人で会話をして待っていたのだが、その時のティーが話す英語がほとんど理解できなくなっていた。
ポニーは私と話す時は、ワンパクな感じの日本語を話すため大丈夫なのだが、お昼までは普通に会話できていたティーの英語が理解できない、聞き取れない。
私は英語を話す時は簡単な英単語や文章しか使わないため、体力はそんなに使わないのであるが、リスニングには全神経を集中して聞かなくてはならないため、今の私にそのMPは残されていない。
普段であれば、お昼の時間帯はレンジさんとご飯を食べたり、少し観光したり、マッサージしたりとリラックスした時間であることがほとんどである。
しかし今日については昼にティーとデートに行き、夜もKTV三昧だったため、いつのまにかMPがすっからかんになっていたようだ。
そのことをティーにうまく説明もできず、通訳してもらおうにも、ポニーレベルの日本語だと細かく伝わらないし、下手をするとわけのわからない通訳をされる可能性がある。
そのため、今日はすごく仕事で疲れてしまって、眠くなっていますとだけ伝えた。
向こうが話す内容については、分からないところはポニーに簡単に日本語に通訳してもらうという方法でコミュニケーションをとっていた。
さて、そうこうしていると肉が来た。
大量の。一部位丸々注文したかのような量の。
こんな量、レンジさんがいたとしても無理だ。
今のティー、ポニー、私の3人のみで戦える相手ではない。
この敵(肉)から逃げることはできないので、気合いを入れて食べはじめた。
ポニーとティーには戦力的には期待ができない。
大食いのレンジさんがいない分、私はがっついた。それはもうがっついた。食べることに全神経を注いだ。
何しにアフターに来ているのかわからなくなるほどに。高校球児の飯トレの如く食べた。
夜にほとんど食べていないおかげもあってか、今日の私の胃袋は絶好調で、満腹にはなかなかならなかった。
半分以上は残すであろうと思っていた肉もなんとか8割ほどはなくなった。
しかしさすがにもう限界だ。
もうきつい。
箸が止まることが多くなった私に気がついたのか、ポニーが聞いてきた。
ポニー「ハライッパイカ?」
私「ハライッパイ。もう食べられない」
ポニー「ソウカ…」
ポニーはそういうと店員を呼んだ。
メニューを指差しながら何かを店員に注文している。
私(心の中)「嘘だろおい。いや待て、きっとお腹いっぱいになったタイミングでシャーベット的なデザートを頼んでくれているんだ。そうだ、そうに違いない」
私はそのように自分に言い聞かせていたが、ポニーが持っているメニューをよく見て、そんな甘い現実はないことを思い知らされた。
ポニーが持っているメニューのデザート欄は私の方を向いている。
つまりポニーはデザート欄なんか見ちゃいない。
そう、ポニーはきっと肉欄を見て、店員に注文している。
私(心の中)「ポニーとティーは結構前に肉を食べ終わっている。私もちゃんとお腹いっぱいであることは告げた。それを聞いた上でなぜに肉を追加注文する?」
数分後、私たちの目の前に並べられたのは、決して大量というわけではないが、肉をもう一枚も食べたくない私にとっては十分致死量に値する肉であった。