マラテの激うま韓国料理店にて酒が進みすぎた。かなり酔っ払ってしまった。
辛すぎてはだめだ。酒はそれなりに進んでも、料理の満足度が下がってしまう。
絶妙な辛味で調理されたからこそ至る、料理も酒も両方の満足度の高さ。
どれも美味かった。
最高の一軒目を終え、気分もいい。
コージさんとの味覚は合うようだ。
しかも、会話も終始盛り上がり、人としても相性が良さそうだ。
「いやぁ、さっきの店めちゃ美味しかったです。今度レンジさんときた時は、1人で来ようと思います」
「あ、そこは誘わないんだ」
「旨すぎて、酒が進みすぎて、飯屋で泥酔になりかねませんからね。彼も絶対好きな味なので、優越感にも浸りたいですし」
「はは、なるほどね」
「さて、時間までちょうど1セットほどありますね。何処かに行きますか?」
「そうですね。何処か希望はありますか?」
「2日目以降はあるんですが、今日は特にはないですね。おすすめありますか?」
「そうですか。いくつかあるんですが、まったりな店と、元気な店のどちらがいいですか?」
「久しぶりなので、やはり元気な店ですかね。高級店は後に行くと思いますので、まずはKTVらしい店がいいいですね」
「OKです!」
いくつか候補の店を見て回って、最終的に決めたのが旧ジェルスの店。
ジェルス…
マビーニとアドレアティコを繋ぐ道にあり、位置的にはかなり良いところにあるが、その道の薄暗さや店の古さなどもあり、コアな客以外は基本望めない店だった。
店内も、
“マラテの場末なKTVに行きたいときにおすすめしたいお店トップ5”
には確実にランクインしてくるはずだ。
そのジェルスはコロナ禍前は結構通った。
流石にコロナ禍を乗り越えることはできなかったようだが。
いざ入店。
内観は少し変わってしまっていたが、入店して目の前はカウンター、すぐ左手に嬢のウエイト場があること、ソファの配置などは、以前と同じ感じで懐かしさを感じた。
さて、嬢の雰囲気は
…懐かしいぜこの嬢の場末クオリティー。
綺麗な嬢ばかりと飲んでいたら疲れるんだよねぇ。
こういうよくいえば落ち着いた雰囲気で、よくいえば気をつかわくていい嬢と飲むってのがここの良さよ。
場末クオリティではあるものの、それなりの嬢も見られた。
私はその中でも1番笑顔の似合う嬢をその場で指名した。
コージさんが指名したのは、私の中では2番目に良いと思った子。
これから何軒かの店を一緒に巡って判明すること。
私とコージさんは女性の好みが似ている。
今回は私のアテンドとしてコージさんは同行してくれているが、今後お互いにプライベートで飲みに行くときは好みがガッツリかぶって戦いになりそうな予感がある。
さて、指名した嬢は、近づくと肌や口周りの感じからそれなりに年齢を重ねていそうだ。
年齢を聞くと27…
ベテランだ。
もちろん子持ちだ。
しかも既に8歳。
年齢こそ私の方が10くらい上だが、人生のパイセンだなこりゃ。
数軒目であるのならガッカリポイントだが、まだここは英語のアイドリングステージのようなもの。
コロナ禍前は頑張っていた英語はすっかり勉強をすることを辞め、英語が出てこない、口が回らない、言ってることがわからないの三重苦であるため、このくらいのパイセンくらいでちょうどいい。
しかし、私の思いとは裏腹に、パイセンはありがたいことにこんなおっさんでも気に入ってくれたようだ。アプローチがすごい。
今晩部屋に行きたいとしつこく言ってきてはいたが、そんなことは許可できない。
今日はハナを抱くのだ。
そしてハナが部屋を去った後、私のラブホレベルのルームメイキング技術で、ハナがいた痕跡を完全に消し去るのだ。
その後でサナを呼ぶ。
で、二連発っとな…ふっ、完璧どころの騒ぎじゃない。
大人感…出ちゃったわ。
仕事ができる大人の男ってのはね?変化する状況に柔軟に、臨機応変に対応するものなのよ。
しかも、短時間で遂行可能かつ、以前の策以上の結果を残せるようなやつな?
そんなわけでパイセン、君は私にとってKTVと英語リハビリ要員なのだよ。
内腿をスリスリしてこようとやたらボディタッチしようとも無駄だ。
私はそんな行動を取られたところでエロモードにならない。
というより、やたらベタベタする接客は私個人としては減点だ。
萎えると言っても過言ではない。
恥じらいが大事なのだ。穴があれば興奮すると思ったら大間違いだ。
そこでの時間はカラオケをしたり、会話に花を咲かせたりと、これまたまずまずなKTV一軒目となった。
ただ一つ、気になる点を残して…
アイドリングにもってこいの店があるのは安心ですなぁ🤭
色々アイドリングして本番ですなぁ🎉✨
そうですね!
そろそろ本番です!
とりあえず一刻も早く小さな不幸に遭え。例えばその27歳がマラテ史に残る大ヤリマンであれ。
それであっても、僕にとってはなんの不幸でもないですね。
ケンさん、こんばんは!やりマンは大切に!男ならお世話になるので。
困った時のやりマンはありがたいです!