婚約したフィリピーナがやべーやつだった。第三者のみ笑える

真理子で働くフィリピーナが合流した。
名前はコロとかにでもしておこう。

コロは、スレンダータイプ。
身長もフィリピーナにしてはかなり高めの160センチ中盤当たり。ダンスでもしているのかというようなしなやかな体のライン。服のセンスも良い。片方だけ露出している彼女の肩がエロすぎないちょうどいいライン。
そして顔立ちも当然のことながら端正。

超美人顔のサナ・ぽちゃってはきたものの性格最高のチチ（いうて顔もまだまだ美人）、そして高身長スレンダー美人のコロ…
この3人に囲まれて男は私一人とかどんなご褒美よ。
こんな幸運…知らないうちに人命を救ってるくらい良いことしていないと計算が合わない。

残念なのが、現在その店では私たちのグループしかいないということ。
他のグループにもこの私のハーレム具合を見てもらい、優越感に浸りたかったのに。
とりあえず少しでもアピールしたくて、男性スタッフが来た時は満面の笑顔で眉毛を上下させていた。

さて、サナ、チチ、コロの3人は2年ほどの付き合いとのことで、かなり仲は良い様子だ。
いわゆるガールズトークがタガログ語で展開される。
私は何を言っているか全くわからなかったが、しばしばチチが英語で通訳してくれていたので、会話にはちょくちょく参加できていた。
何より仲の良い気の知れた3人で話すことで、砕けた様子のサナを見るのが楽しかった。

さて、場も完全に温まってきたので、本題に入ろう。

「コロ、ちょっと質問いい？」
「いいよー、何？」

「コロって、どれくらい前から真理子で働いてるの？」
「３ヶ月ほど前かな」

「マリーっていう子知ってる？」
「知ってるよ。少し前にやめたけど、結構良くしてもらったよ」

マジかよコロ。お前最高やん。
その片方だけ出した肩を舐めさせてくれ。

私はマリーについて、友人（レンジさん）の長年の彼女であったこと、婚約者の出現で破局したこと、そして新たに知人（ダイスケさん）が婚約者となっていた事実が判明したことを説明した。

「そんな偶然あるんだ…ただ…それ騙されてるね。その人（ダイスケさん）に言ってあげた方がいいよ」

はい来ました右ストレート1発KO。

「そうなの？なんでそう思うの？」
「マリーって日本語できるから人気あったんだけど…年齢的にも若くないから、深い関係にならないと離れていくって言って、たくさんお客さんと付き合ってたみたいだよ」

「マジで！？ほんでほんで！？もっとちょうだい！！」
「１ヶ月ほど前に立て続けに揉め事があったんだよね。一回は店の外で客同士が喧嘩になってた。指名被りのときに、マリーがどの部屋に行くのか見てて、その部屋に乗り込んだ頭のおかしい客もいたよ」

「マジかよ…そりゃめっちゃおもしr…怖いね。で、ほんでほんで！？もっとちょうだい！！」
「マリーって基本、若い人よりは結構歳いってる人を中心に狙ってた。若い人ってパロパロばっかりでお金もそんな持ってないでしょ？でも歳いってる人なら、お金に余裕ある人多いし、男性として褒めておだてて、独身だったら結婚をチラつかせておけばガッツリお金使ってくれるって。でもかなり夢中になる男も多くて、それが原因でトラブルを起こしてクビになってたら意味ないよね」

「マリーって真理子クビになったの？辞めたんじゃなくて？」
「うん。だってトラブル多かったしね」

マリー。お前は本当にクレマニにとって大切な人間だ。
ネタ製造機の称号を与えよう。
そしてその情報を届けてくれたコロ、マジでサンキュー。
隠された方の肩を、こうガバッと強引めにはだけさせる役を俺にさせてくれ。そしてその肩をなめs以下省略。

「そうなんだ。今どこで働いているか知ってる？」
「マカティスクエアって知ってる？」

「マックのとこね？」
「そうそう、あの辺にずらりとあるお店のどこかに変えたって聞いたけど、詳細はわからないな」

…あのリトルしあわせとかが並ぶ場末のKTVに堕ちたか。
どこの店かわかってたら、突撃隣の晩御飯的なノリでしゃもじをダンベルに変えて突入するんだけどな…
明日はコージさんと（ポットさんの会社の経費で）豪遊するので、明後日にでも会えそうならダイスケさんに聞いてみるか。

気がつけば時刻は朝７時を過ぎている。
もう3時間近くしゃぶしゃぶ屋にいたことになる。
めちゃくちゃ楽しかった。

アフター前に2、3時間の仮眠時間を設けたのが功を奏したのか、眠気はまるでない。
というより眠気を感じないほどの楽しい時間だった。

チチが言ってくれた
“絶対またこのメンバーでご飯行こう！この4人以外は誰も加えたらだめ！！このメンバーが最高！！“
という言葉がすごく嬉しかった。
私のアフター史上、最高の時間を過ごすことができた。

しかも美人3人と3時間飲み食いして喋り倒して２６００ペソ程度（コロの分は中国人男が支払い済み）。コスパ最強だ。
またこの女の子3人とアフターは是非行きたい。

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マリーはクレマニの存在を知っている。今も読んでいるかは知らないが。
レンジさんは、このクレマニをマリーに送るラブレターとして粋な感じでメッセージを送っていた。
私もマリーに一言、このクレマニの末尾を借りてメッセージを送りたいと思う。

マリーへ。

ケンです。今もこのクレマニを読んでくれていますか？
私からあなたに伝えたい言葉は一つだけです。

お前めちゃくちゃやべーやつやんけ！！！