[オノケンブログ前回のあらすじ]
アプローチをしていたフィリピーナがまさかの他界しました。2か月前まで元気な姿だっただけににわかには信じがたい事実です。
果たして彼女の身に一体何が起こったのだろうか?そして、最後には先輩より素敵なお知らせ。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[フィリピンで性病に感染!?最強のパワースポット・フィリピンに到着]
リョウさんはフィリピンで性病にかかっていた。
レンジ「え、まじですか?」
リョウ「うん、人生初めてのち○ち○かいかい病にかかってしまった。朝起きると俺のスティックに水泡ができてて、濁った黄色の汁がでてた。2週間くらいは痛みとかゆみでつらかったー」
私「水泡?濁った黄色の汁?痛痒い?想像しただけでなんか肛門がこそばゆいですね。防御しなかったんですか?」
リョウ「うん、日本からあまり持ってこなかったからね...買うのもフィリピンのものは信用できないし、もういいかなって」
私「フィリピンのものが信用できなくても防御なしでやるよりは全然いいでしょうよ」
リョウ「なんとなく俺は感染しない自信があったんだけどね」
私「そして思いっきり感染しているじゃないですか。なぜ僕に言ってくれなかったんです?アホのように持って行ってましたよ。そしてそのアホな枚数をそのまま日本に持って帰ったのに...」
リョウ「ええ?ケンさん前回の旅で一回もしてないの?彼女いるんでしょ?嘘でしょ?冗談でしょ?」
私「う...してません...」
リョウ「1週間でしょ?俺なら2桁は余裕でやるね。性病も性交で治すよ」
私「・・・何もいえねぇ」
リョウ「はーはっはっはっはっ!!!」
こんなに明るいリョウさんだが、性病にかかって2ヵ月ほど私たちに打ち明けるのが遅れたということは、リョウさんも治療中はさぞへこんでいたのだろうと思った。
始まりこそジェーンの話題で暗く重い雰囲気で始まったが、リョウさんの自虐ネタ含みの話題と高笑いで雰囲気は一気に好転し、その後はおっさん3人でスケベな話で大いに盛り上がった。
さて、いよいよフィリピン旅行が近づいてきた。
残念ながらティーとチャンではモチベーションは全くと言っていいほどに上がらない。
私にはもう一人連絡を取り合っているフィリピーナがいるのである。
そう、ベテランKTV嬢のビーバーである。
この2か月ほどの間、連絡を取り合ってはいたものの、そこまでレスポンスのいい子でもないため、メッセージのやりとりで大して関係を深めることはできてはいない。
彼女にとっては私が日本にいる時は、どれだけメッセージのやり取りをしたところで店に来てくれるわけでもないし、客として離れない程度にメッセージをやっとくか程度のものなのだろうか?
この2か月の間で何度もビーバーへのアプローチを止めようかと思った時もあるが、私のテンションが下がり始めた頃に、ビーバーのセクシーな写真が送られてきて、こちらのスケベ心を呼び覚まされるのである。
そのタイミングが本当に絶妙なのである。
ナチュラルでそうしているのか、はたまた計算で写真を送ってきているかわからないが、どちらにしてもさすがはビーバーである。
ただ、ビーバーのことを疑いながらも、送られてくる写真たちの破壊力にただ鼻の下を伸ばすだけの私であった。
現段階ではビーバーが私の中で一番のフィリピンへ赴く目的、モチベーションであることは間違いない。
さて、あっという間に時は過ぎ、フィリピンに向かう当日となった。
2ヵ月半も前回の旅から期間が空いたため、楽しみで仕方がなくてもおかしくはないのだが、全くと言っていいほどにやる気がみなぎっては来ない。
いつもであれば前日は興奮でなかなか寝付けないほどだが、今回はまるで学生時代の部活動の合宿前日かのような重い気持ちで寝付くことができなかった。
当日になれば気持ちも上がってくるだろうと思っていたが、全くと言っていいほどに上がっては来ない。
空港に向かう電車に乗ろうとも、空港に着こうとも全くやる気が出ない。
むしろ“飛行機代を無駄にしてでもフィリピンに行きたくない”という気持ちの方が強いほどである。
こんなやる気で4時間もの間飛行機に乗るのは修行以外何ものでもない。
そしてフィリピンに到着。
イミグレもかなり空いていたため、時間をかけずに通過した。
そして2か月半ぶりのマニラである。
ムクムク...ムクムクムク...
私「!!???」
全くやる気がなかった。やる気がなかったのだが、なんだこのフィリピンの空気を吸った瞬間から湧き上がるやる気、高揚感、筋肉の張り...
久しぶりに感じたパワースポット・フィリピンの破壊力と影響力。
日本にも数多くのパワースポットがある。
それらは木々に囲まれ、優しい光が降り注ぎ、遠くに滝の音が聞こえるような空間だろう。
自然のマイナスイオンというやつであろうか?
それらを否定するわけではないが、そういった日本のパワースポットでやる気がみなぎるだろうか?叫び出したくなるほどのテンションが生まれるだろうか?筋肉に張りをもたらしてくれるだろうか?
答えはノーである。
以前にも言ったことであるが、やはりフィリピンこそが私にとっては最強のパワースポットである。
みなぎったら直ぐに向かいたくなる、あのさらなるパワースポット・マラテ。
ポケットwifi(当時はsmartのものを使っていた。Globeのものが確実におすすめ)の反応が悪く、面倒なので黄タクシーを利用することにした。
時刻は金曜日の夕方である。
完全なラッシュアワーであり、空港からマラテまで1時間もの時間を要したが、なんとかマラテに到着。
金額も460ペソ(運ちゃんが相当にいら立っていたため500ペソあげた)とグラブを使うよりけっこう割高になってしまった。
しかし、そんなことはもう関係ない。
私は戻ってきたのだ、このマラテという町全体がマイナスイオンで溢れているようなこの地に。
チャックインを即座に済ませ、行くところはもう決まっている。
カジノだ!!!