奇行。変なやつすぎるフィリピーナがヘルプにつく

よもやのダイスケさんとの再会、そして奇跡の指名被り。
世の中の狭さを痛感した。

私たちが入店したときには、既にチェック間際だったダイスケさんご一行。
簡単な挨拶を交わし、帰っていった。

私のところには、ダイスケさんご一行が帰るまで、誰もつくことがなかったが、そのタイミングで手が空いたハナが私のところにやって来た。

彼女はやはり「こんな遅くまでなにやってたの？」と私の素行を疑っているようだったが、レンジさんからの華麗なフォロー（真理子では、マリーたちはクソほど飲んだが、レンジさんはほとんど飲んでいないので、シラフに近い）があったおかげで、すんなりと疑いが解消。

ただ…せっかくマラテに久しぶりに来るんだから、なにも気にせず、もっといろんなところに行きたいなぁというのが本音。
夜一緒に寝てくれるフィリピーナがいない時は、寂しいと言い、いざ彼女ができ、拘束&束縛を受けると自由がいいなと言う。人間というものはつくづくないものねだりだなぁと感じる。

ハナとは他愛もない話をし、20分ほど経過したとき…

「お客さん…ハナちゃんちょっとよろしいですかぁ」

まさかの私たちが入店した際は、私とダイスケさん、そしてもう一人が指名するトリプル指名だったようだ。
なかなかに人気嬢だなハナよ。
彼氏（たくさんいる中の一人かもしれないが）としては鼻が高い。

ということで、ハナは行ってしまった。
個人的にはハナとはいつでも会話できるから、ずっと横にいて欲しいってことはないので、全然いいのだが。
もちろんツナギのヘルプフィリピーナが変な奴だったら嫌だけど…

はい、ということで、やってきましたヘルプの変なやつ

何がいきなり変って、座っている角度から見て、ミニスカート下からパンティーが見えている。しかもよりにもよって白。

“座っている角度から”と言っても、下の角度から見ているわけではない。大体ミニスカートの一番下の部分を平行に見るくらいの角度だ。
この角度で白パンティーが見えるなんて、ワカメちゃんかよ。
ということで、お前の名前はワカメだ。

げ…下品な奴が来やがった。

「シツレイシマース」

おぉ、近くで見たらより際立つ顔から滲み出る下品さ。
私の顔の好みをいうと、あまりギョロッとした目は苦手だ。
あと、死語だろうが、いわゆるソース顔…濃い顔は苦手である。

フィリピンとフィリピーナをこよなく愛する私だが、いわゆるTHE フィリピーナ顔はあまり好きな方ではない。
今まで美人と思ったフィリピーナは、だいたいハーフ顔である。

そんな中、ワカメは、出目金レベルのギョロ目、極濃ソース顔、ボディバランスの取れていないデカい顔、むっちりボディ、そしてほぼ常時見えている白パンティだ。

いや、ワカメよ。
そのピッタリしたボディコン衣装のサイズ、絶対間違っているよ。
お前のサイズはLだ。誰がSサイズ着用しろって言った。

服の繊維がかわいそうだ。繊維に謝れ。

「私ニホンゴシャベレマス」

ワカメはそうドヤ顔でいうが、別に日本語話せなくてもなくても大丈夫。
こちとら英語喋りにきてんねん。

「いや、難しいことじゃなければ普通に英語で話せるから英語で話そう」

と断ったのだが、このワカメ、ただの白パンティワカメではない。人の話を全く聞かないワカメだ。
英語で話そうとこっちが言っているにも関わらず、「ワカリマシタ〜」と言った後も日本語を継続して話す。
しかも、日本語が常におかしい。oftenレベルではない。alwaysおかしい。

が、こちらもワカメと日本語で話す気なんてない。
どれだけワカメが日本語で話そうと、返事は全て英語だ。

日本語で話すフィリピーナと、英語を話す日本人。何だこれ。
空気読めよワカメ。

どうでもいいが、その座ったがために、少しずつずれ上がっていくスカートを何とかしろ。
何ならもうパンティー半分近く見えてるやんけ。

奇行種だ。こいつは奇行種なんだ。

ワカメの奇行はまだ続く。
というかめっちゃ加速していく。