[オノケンブログ前回のあらすじ]
出会ったばかりのフィリピーナ二人といろいろあって、モーテルのようなホテルに。
色々ありすぎました。
ホテルの守衛と口論!?2人のフィリピーナと共に行き着いたホテルで…
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[フィリピーナ2名と宿泊。疲労のピークだからこそ感じるあのホテルの良さ]
私の布団にもぐりこんできたチャン。自分の胸を押しつけるかのごとく私に抱き着いてきた。
これは何かのサインか?来いということなのか?
いやいや、でもすぐ近くでチャンの友人が寝ている。
いや、もしかしてそれでも…?
もしも友人がすぐ近くで寝ているにもかかわらず合体を試みようものなら、こんなに興奮することはない。
しかし、それは単にアダルトな動画を見すぎである。
現実にはそんなことは起こることは稀中の稀であろう。
しかし、ここはフィリピンである。
そんな稀中の稀な出来事が起こるのではないだろうか?
私はそっとチャンに接吻を試みる。
すると...
チャン「すぴー」
もう寝とるやないかーーい
かーい
かーい
なんだよ...
少しの残念な気持ちを持った後に、私は眠りについた。
…ん?
目が覚めた。
窓がないその部屋からは今が何時かもわからない。
チャンを起こさないように携帯で時刻を確認する。
まだ10時だと...?
1時間半ほどしか寝ていない。
あんなに疲れていたのに...
しかし、こればかりはフィリピンでは短時間睡眠で大丈夫とはいえ少なすぎる。
私はもう一度眠りにつこうと試みたが、30分ほど経っても眠ることができない。
理由ははっきりしている。
そう、チャンである。
いまだに私に引っ付いて寝ており、私のKHSはいまだにスカイツリー状態である。
完全に私の色んなところが覚醒してしまっている。
このままではロクに眠ることができないまま時間だけが過ぎてしまう。
明日の午前5時には部屋を出ないといけないし、今日の午後2時頃にはレンジさんがケソンから戻ってくる。最後の一日を体調の悪いまま過ごしたくはない。
少し考えた結果、私は一人でホテルに戻り、睡眠をとることにした。
私「チャン、俺は昼から仕事がある(嘘)から、今からホテルに戻るとするよ。2人は仕事前までこのホテルでゆっくり休んでね」
チャン「うん、わかった」
そう伝え、チャンに接吻だけし、私はそのホテルをでた。
しかし、ここが一体どこなのか全くわからない。
それはそうだ。
3時間ほど前にJMMから歩いてここまで来たが、その時私は棺桶に入っていたため、どのような道順をたどったかまるで覚えていない。
バーチタワーなどの高いビルを探すも、今の私にはどのビルがバーチタワーかなんて判別はできない。
闇雲に歩き回るのは、私の天才的な方向音痴さを考えると危険である。
近くにいたフィリピン人にロビンソンモールはどこかと聞いてみた。
すると、そのフィリピン人は黙ってある方向を指差した。
私はまっすぐに行けばいいのか、10分くらいかなどを聞いた。どうやら、指差した方向にまっすぐ歩いたらロビンソンにたどり着けるそうなので、そちらの方向に歩き出した
3分ほど歩きだして見覚えのある道に辿り着いた。
そこで気が付いたのだが、先ほどのホテルからロビンソンまではまっすぐではない。
一回がっつり90度右に曲がれないとロビンソンにはたどり着けない。
あのフィリピン人め。
一刻も早くホテルに着きたいあ私にわけのわからない方向を示しやがって...
結局遠回りになり、結構歩いてようやくJMMに到着。
ここで最後の関門、エレベーター待ち。
元々ここに住むことができる人数を考えると4機では絶対的に足りない。
(50階まで階数があり、部屋数は20室程度なので、ざっくり計算で1000室。それに対し、エレベーターのキャパは1機あたり10名程度)
倍の8機でも少ないのではないだろうか?
そんな中、頻繁に起きるエレベーターの調整や修理による3機以内の稼働。
というより、4機すべてが動いているのは稀、3機がデフォルトかと思うほどである。
私はほんの最近、2機のみしか動いていない時を経験した。
ちょうど午後一の時間帯で人の行き来も多い時間帯である。
その時はまさかのエレベーター前で30分待った。何がどうなって30分かかったのか不思議で仕方がない。
しかもその時、ちょうどフィリピーナ彼女との待ち合わせに向かう途中で、そのおかげで20分以上の遅刻をやらかした。
私にとってはけっこう大事なデートだったため、少し不機嫌になっている彼女をなだめながら、もうJMM含むBIRCH TOWER系のホテルには当分の間は宿泊しないこと、そしてやはり最強ホテルはリビィエラマンションホテルだと感じた。←しつこい
今日もやはり稼働は3機のみ。
エレベーター待ちの人たちがどんどん増え、ようやくたどり着いたエレベーター内はあっという間に満員に。
ものすごく暑いエレベーター内、頻繁に途中で人を出し入れしながらようやく私の階に到着。
歯を磨く気力もなく、コンビニで買った液状のマウスウォッシュで口を漱いでベットに倒れこんだ。