[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンパブで有名な日本の曲といえば尾崎豊の「I LOVE YOU」ですよね!
合いの手はきちんと入れてくれる所とそうでないところがあります。
尾崎豊の「I LOVE YOU」。フィリピンパブKTVで一番有名な日本の曲。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[プレミアヨーコに行く。高級店で、女の子レベルの高いお店]
私「筋肉はやはりジャスティスですねレンジさん。太っている場合じゃないですよ」
レンジ「俺が痩せたら、それはもうとんでもないことが起きるよ。モテすぎてモテすぎてたくさんの女の子を不幸にすることになるからね。俺はあえてこの方法をとっているだけだよ。ピッコロでいうところのターバンとマントみたいなもんかな」
私「・・・・」
私「…さっ、次はどこに行きます?」
レンジ「そうだね、とりあえず目に入ったKTVを入ってみる?かわいい女の子がいたら入店しようか」
私「その作戦で行きましょう」
こうして私たちは行き当たりばったりで、ガンガンお店に入っていった。
10件近くのお店に入ったと思うが、この時はなかなか良い店に巡り合うことができず、私たちは汗まみれになって、ぐったりしていた。
私「意外と入りたいと思うお店がないもんですね」
レンジ「そうだね。たぶん今日は土曜日だから、良い子は既に指名入っている可能性高いね」
※KTVは女の子が入れ替わるタイミングが早く、2か月後に行くと全く違う印象になることが多い。また、行く時間帯や時期によってお店の女の子レベルががらりと変わる。
私「なるほど。なんかこうビビビとくる子がいないんですよね」
レンジ「歩きすぎてさすがに疲れてきたね。どこか決めてお店入ろうよ」
私「やっぱりかわいい子が多いのは高級店ですよね?レンジさんが行ったことがない高級店に行きましょう」
レンジ「それならプレミアヨーコかな。俺らのホテルの近くだよ」
こうして私たちはホテル近くのプレミアヨーコ(PREMIER YOKO)に到着した。
[隣のPREMIER UPSTAGEも高級店で、女の子レベルが高い]
値段設定は昨日のグランドヨーコや以前行った花と蝶と同じである。
内装もほとんど同じ造りで、さすがは高級店という感じである。
ショーアップは3グループあり、ロングドレスを身にまとった女性たちは皆...いや、だいたいは美しく、他の低価格帯のKTVとはやはり一線を画すレベルの高さである。
私はその中でこちらに向ける笑顔が一際かわいい女性を選んだ。
彼女はKTV歴がまだ短く、1か月だそうだ。以前は美容師をしていたようで、他の女の子と比べ、細かなところのおしゃれにも気を遣われており、自分の魅力をよく知っており、それをうまく引き出せているようだった。
1セットのみで、私たちはとっとと帰ることにしたのだが、決して面白くなかったわけではない。
90分間、私もレンジさんもお互いの指名子と楽しい時間を過ごすことができたし、お店の対応も非常に良かった。
ではなぜ1セットで出ることにしたか。
そう、この指名子に恋人がいたからである。しかもフィリピン人の。
私は2ヵ月に一度しか来ることができないのに、略奪なんてできるわけがない。
会話を開始してすぐに連絡先を聞かれ、“おっ?もしかしてこの子は俺に気があるのか?”と思った時もあったが、KTVでのいつもの会話をスタートして間もなく発覚。そしてテンションダダ下がり。
できればこの場の間だけでも彼氏がいないことにして欲しかった。夢を見させて欲しかった。
そのあたりがまだKTVでの仕事歴が一か月の未熟さだろうか?
もう当分はここに来ることはないだろう。なぜなら指名替えをするほど私は度胸がない。
当分の間さようならプレミアヨーコ。