【ポットブログ73】一目惚れしたフィリピーナの年齢はまさかの…

【ポットブログ73】一目惚れしたフィリピーナの年齢はまさかの…

 

ジルのファインプレー(勘違い)もあり、ラッキーが続きます。

ポット第一章では、アンラッキーが連続しましたが、やはり神様は見てますね。第二章では良い事しか起きません。

 

ジョアンがどのくらい可愛いかを文章で表現するのは凄く難しいですが、ジョアンを見た誰もが、ずば抜けて可愛いと言ってくれますので、マジで顔面偏差値が相当高い子です。

 

実は私は童顔の子が凄く好きで、乃木坂だったら齋藤飛鳥。

ＡＫＢなら木崎ゆりあが好きでした。

 

身長が高くてスタイルが良い子よりも少し小さめの子で

少し丸めの顔が大好物だったのです。

 

そんな私のドタイプの子が入社してくれるかもしれない。

 

『公私混同はしてはいけない！』と社員教育をしている私ですが、

そんな事言っていられません。ここはフィリピンです。日本じゃないんです。

 

私は使える物は全て使って、この子と純愛する！と勝手に誓ったのでした。

 

 

【ポットブログ73】一目惚れしたフィリピーナの年齢はまさかの…

 

ジルに素人の子と出会う為にはどうしたらいい？と相談をしに会社に来たが、

その会社で運命の人と私が勝手に決めたジョアンに会ってしまった。

 

私はどんな手を使ってでもジョアンを彼女にしたいと思い、

その手伝いをジルにして欲しいと頼む事にした。

私がジルをご飯に誘おうと思っていたら、ジルの方から声を掛けてきた。

 

ジル「ボス、相談がある」

ポット「ちょうど良かった、俺も相談があるんだ。晩飯食べに行こう！」

ジル「オケイランポ」

 

ジルも私に相談があるそうなので、ご飯を食べならが聞く事にした。

私達はとんかつ屋に移動し、夕食を取りながらミーティングを開始した。

 

ジルの相談はジョアンを入社させるか、させないかという相談で、私の相談内容と同じような感じだった。

実はジョアンはパギオというマカティから凄く遠いエリアに住んでいる子だという。

 

しかも、お父さんとお母さんは別居していて、それぞれが別の家庭を持っていて、ジョアンはお母さんのご両親に預けられ、祖父と祖母に育てられたそうなのである。

その祖父も祖母もジョアンがマニラに一人暮らしするのを凄く心配していて、祖父と祖母を説得しないと就職が難しいとの事。

また住む所がないので、部屋を借りないといけない事など、解決しなければいけない問題が沢山あるとの事だった。

 

私は「俺の部屋を使えばいいよ。」と喉の手前まで出てきた言葉を飲み込み

冷静に対応した。

 

ポット「ジル。会社をこれから大きくするのに若い子の力は絶対に必要になるよ。」

ジル「はい。分かってます。」

ポット「優秀な子達が住む場所が無いなんて理由で仕事が出来ないのは絶対に良くない」

ジル「ボス、同感です。」

ポット「会社で部屋を借りて、そこから通えるようにする事は必要だと思う。」

ジル「家賃は会社で払うのですか？」

ポット「そこは給与から引かないとダメだ。」

ジル「分かりました。スタッフ部屋(社員寮の事だと思われる)のようなものですね。」

ポット「そうだ。人を増やすという事は社員の生活を考える事が大切だ。」

ジル「分かりました。その話をジョアンにも伝えます。」

ポット「これは新入社員だけの特別な制度じゃない。今のスタッフも条件は同じだ」

ジル「住みたい人が他にもいたら住ませて良いですか？」

ポット「もちろんだ。ドアで部屋が分かれている物件を選んでくれ」

ジル「分かりました。早急に対応します。」

 

私はスタッフの事を考えているような話をしたが、ジョアンを何としてでも入社させたい為、無理矢理労働条件を良くした。

この時にスタッフ全員に携帯電話の支給の話もした。

もちろん、私が連絡を取り合いたいからだ。

 

目的の為には手段を選ばぬ男、それがポットなのである。

 

 

ジル「ところでボスの相談はなに？」

ポット「同じくジョアンの事なんだけど、あの子何歳なの？」

ジル「１７歳」

ポット「え？１７歳って働いていいの？」

ジル「問題ない」

 

この話を続ける前に少し解説しておくと,フィリピンの教育制度は日本と少し違う。

日本では小学生６年、中学生３年、高校生３年、そして大学や大学院などがある。

しかしフィリピンでは小学生６年は同じなのだが、中学生が４年ある。

そして、高校というのは存在せず１６歳で社会に出るのである。

 

もちろん、その後に大学などに行く人はいるのだが、基礎教育が１０年で終わる。

１６で社会に出て、１８で成人になるという仕組みなので日本より２年程早い。

(日本でも１８歳で成人となるようだが、酒や煙草は２０歳から。謎だ。

ただ単に早く年金を徴収したいから成人を早めたと思ってしまう。)

ちなみにフィリピンの人はこの中学生の４年をハイスクールと呼んでいる。

 

 

ジルはジョアンはまだ成人していないが、仕事するのは問題ない。と言い、

更にフィリピンのルールについて詳しく解説してくれた。

 

ボスがアプローチをするのはいいが、相手の親が訴えた場合、会社の上司であるボスは犯罪になる可能性があるとの事だ。

 

もちろん恋愛は自由だし、相手が１０歳でも１５歳でも問題はない。

しかし通っている学校の先生が生徒に手をだしたり、

指導者的なポジションの人だと、親が訴えた場合に限り、厳しい状況になるという。

 

ようは想い合うのは自由だが、権力あるものが未成年と身体の関係を持つと罪になるるという、少しよく分からないルールのようである。

 

１７歳か・・・。確かに若そうに見えた。

 

私の半分以下・・・。

 

とんでもない事をしようとしているな・・・と自分に若干引いた。

 

しかし、乗りかかった船だ！降りる訳にはいかねえ！

私は成人まで待つ事を覚悟し、ジョアンにアプローチしよう！と自分の中で勝手に決定した。さて、成人までどのくらい待てばいいのだろうか？

 

ポット「ジョアンの誕生日は？」

ジル「２月です」

ポット「だったら、あと３か月くらいじゃん」

ジル「はい。待てますか？」

ポット「大丈夫。その間、リーガウすれば丁度じゃない？」

ジル「入社させる方向で動きますね？」

ポット「全く問題ない。早急に進めてくれ。」

 

私はジルにジョアンを入社させるよう促した。

 

それにしても４０手前のおっさんが１７歳の子を狙うとは・・・・

 

 

いや、年なんて関係ない！！これは純愛だ！！！

 

私は自分の心にそう言い聞かせて自分を正当化したのだった。

 

この日からワンチャン狙いのポットは、

真実の愛を追い求めるピュアなポットへと進化した。

 

私の純粋で真剣な純愛ストーリーが幕を開けたのである。

 

 

ポット解説

フィリピンでは離婚という制度が無いので、

付き合う前に相手を見定める期間が存在しているようである。

(実際は無い事はないのだが、手続きが酷く面倒なのでする人はほぼいないそうである)

 

本当にこの人と付き合って大丈夫なのか？をチェックするのである。

その期間をリーガウと呼んでいる。

 

日本に来ているフィリピーナは郷に入れば郷に従えのような感じで

特にリーガウもなくお付き合いとなるのだが、フィリピンにいるフィリピーナは

フィリピンルールなので、リーガウを求める人は多い。

 

観光客には適応しないとか、色々なタイプがいるが

私は正統派の人間なので、この純愛は正規ルートで攻める事にした。

 

ちなみに、このリーガウの期間はキスもワンチャンも禁止である。

相手に尽くせるだけ尽くし、誠意を見せるルールになっている。

もちろん浮気もダメだ。

 

ワンチャン狙いのポットもリーガウ期間は心を入れ替えなければならない。

 

ワンチャンハンターも年貢の納め時か・・・・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[ポットブログ73あとがき]

 

若く見えたジョアンでしたが、ガチで若かったです。

でもあと３か月で成人になるので、３か月くらい余裕で待てます。

私は包容力抜群で且つ、忍耐力も抜群なんです。

 

その３か月はマラテで遊んでればいいだけなんです。

という事で、私はマラテで遊ぶことにしました。

 

私に出来る事は待つ事と、ジルが上手い事やって

ジョアンを入社させてくれるのを願う事だけでした。